建売にすればよかった…注文住宅で後悔しやすい理由や建売住宅の魅力を解説!

目次
一建設の分譲戸建住宅
一建設の分譲戸建住宅は年間約9,000棟以上を供給、国内トップクラスの販売戸数を誇ります。また住宅性能表示制度5分野7項目の最高等級取得を標準化。
お客さまとご家族に安心して住んでいただける住まいをお届けします。
「一から自由に考えられる注文住宅なら、理想の家が建てられるだろう。」と考える方も多いでしょう。
しかし、自分のこだわりを十分反映させたはずが、なかには完成後「建売にすればよかった……。」と後悔する方もいます。
そこでこの記事では、「建売住宅と注文住宅で悩んでいる」「家づくりで後悔したくない」方のために、注文住宅で後悔しやすい理由や建売住宅の魅力を解説します。
同じような失敗をしないよう「建売にすればよかった……。」と実際に後悔した人の声を参考にしてください。
1. 建売にすればよかったと後悔する理由
注文住宅を建てた方が「建売にすればよかった……。」と後悔する主な理由としては以下の5つが挙げられます。
- 予算をオーバーしてしまった
- 多くの時間や労力がかかってしまった
- 納得する家が完成しなかった
- 良い土地を見つけることができなかった
- 理想の建売住宅を見つけてしまった
1.1. 予算をオーバーしてしまった
注文住宅は自由に設計できるため、考えているうちに「あれもしたい」「これもしたい」と要望が増えやすいです。当初予定していなかったオプションや設備のグレードアップをいくつも追加すると、予算を数百万円単位でオーバーしてしまうことも珍しくありません。
このように注文住宅は自由度が高いぶん費用が高くなりがちであることから、「予算を大幅に超えてしまった」「住宅ローンの返済がきつい」などの理由で、
建売にすればよかったと後悔することがあります。
1.2. 多くの時間や労力がかかってしまった
注文住宅の打ち合わせでは、間取りやデザイン、設備だけでなく、建材の種類からコンセントの位置まで自分たちで家の細部を決定します。
このため打ち合わせ回数は10〜20回ほど、検討開始から入居までには1年かかるのが一般的です。
このように注文住宅は、完成までに多くの時間や労力がかかるため、「決定事項や打ち合わせ回数が少ない建売にすればよかった」「購入後すぐに入居できる建売にすればよかった」と感じることがあるようです。
1.3. 納得する家が完成しなかった
注文住宅では、図面やサンプルを見ながら家の内容を決めていくため、完成イメージが湧きづらいです。
例えば壁や床、天井のデザイン・カラーは、サンプルで見るのと完成時の広い面積で見るのとでは印象が異なることがあります。さらに一つひとつは良いと思うものを選んでも、実際に組み合わせてみると「イメージしていた空間と違う」と感じることも珍しくありません。
1.4. 良い土地を見つけることができなかった
すでに土地を所有している場合を除き、基本的に注文住宅では土地探しから始まります。
しかし、希望のエリア内で条件・金額ともに理想的な土地が見つかるとは限りません。仮に見つかっても、条件の良い土地は競争率や価格が高いことから、そもそも確保できない、費用面から断念せざるを得ないなどの可能性もあります。
そのようにして妥協を余儀なくされた結果、「理想の家を建てたはいいけど土地が気に入らない」という理由で、注文住宅の建築を後悔する方もいます。
1.5. 理想の建売住宅を見つけてしまった
近年では、注文住宅のようにおしゃれなデザイン、充実した設備の建売住宅が増えています。
しかし、同じような規模・デザイン・設備の建物でも、大量発注の建売住宅に比べて、オーダーメイドの注文住宅のほうが値段は数百万円高くなるのが一般的です。
このためなかには注文住宅を建築したあと、チラシや近所で理想的な建売住宅を見かけて「建売で十分だったかもしれない」と後悔する方もいます。
ここまで「建売にすればよかった……。」と後悔する理由を紹介してきましたが、注文住宅を選んだからといって後悔するわけではありません。
後悔しない注文住宅の選び方を知りたい方は、下記をご覧ください。
>>新築注文住宅は後悔ばかり?【マイホームで後悔だらけ】を避けるには?
2. 建売住宅を買うメリット

建売住宅は注文住宅に比べて主に以下のようなメリットがあります。
- 早く入居できる
- 住んでからのギャップが少ない
- 予算内での購入ができる
- ローンの契約が1種類になる
2.1. 早く入居できる
建売住宅は建物が完成した状態で販売されていることがほとんどです。
多くの方が住みやすい間取りで設計されており、デザインや設備も選択肢が限られていることから、何度も打ち合わせする必要はありません。
一から設計する注文住宅は、検討を始めてから入居までに1年ほどかかるのが一般的です。それに対して自分たちで決めることが少ない建売住宅では、住宅ローンの審査などが順調に進めば、購入から最短1〜3ヵ月で入居できます。
2.2. 住んでからのギャップが少ない
すでに完成しているため、物件を内覧してから購入できるのも建売のメリットです。
間取りや設備、デザインや設備、日当たりなどを実物で確認できるため、注文住宅と違って購入前と入居後のギャップが少なくて済みます。
未完成の場合でも、事前に近隣の完成物件やモデルハウスを内覧すれば、ある程度仕様のイメージがつくでしょう。
このことから建売住宅は、図面やサンプルで家の内容を決定していく注文住宅よりも全体像をつかみやすいといえます。
2.3. 予算内での購入ができる
予算オーバーを防ぎやすいのも建売住宅のメリットです。
土地と建物がセットで販売されているため、全体の予算を見ながら家の内容を調整できます。
また、すでに間取りやデザインが決まっていることから追加費用の発生も少なく、必要最低限であればオプション費用も50万円〜100万円程度に抑えられます。
注文住宅では自由度が高いぶん、細かなオプション追加や設備のグレードアップを繰り返すと、あっという間に数百万円単位で予算オーバーしてしまいます。それに比べて建売住宅は、物件価格も明らかであるため予算内に収めた家づくりがしやすいでしょう。
2.4. ローンの契約が1種類になる
建売住宅は購入のための手続きが簡単というメリットもあります。
住宅ローンでは、物件の引渡し時に融資が実行されます。
しかし、注文住宅の場合は土地と建物で支払いのタイミングが異なります。土地の購入や工事代金の一部先払いがあり現金が用意できない場合は「つなぎ融資」として一時的な融資を受けることがほとんどです。つまり、注文住宅の購入では原則として2種類のローン契約が必要となります。
それに対して建売住宅は土地と建物がセットになっているため、住宅ローンのみとシンプルな手続きで購入が可能です。注文住宅に比べて家の購入に必要な支払い総額も計算しやすいため、ローンの返済計画も事前に立てやすいでしょう。
3. どのような方が建売住宅に向いている?

ここまで、注文住宅を建てた方が「建売にすればよかった……。」と後悔した主な理由と、建売住宅のメリットを見てきました。
建売住宅は、仕様の規格化によって建築費用や建築にかかる期間を圧縮しています。このためそれらの点に魅力を感じる方が建売住宅により向いているでしょう。
建売住宅が向いている方の具体的な特徴は以下のとおりです。
- デザインへのこだわりが少ない方
- なるべく金額を抑えたい方
- 早い入居を希望している方
3.1. デザインへのこだわりが少ない方
建売では間取りやデザインが決まっており、基本的に変更できません。このためこれらを自分好みにカスタマイズしたい方には不向きです。
一般的な建売住宅では、多くの方が住みやすい間取り、万人受けするデザインが採用されています。「デザインや間取りはシンプルで構わない」「特にこだわりがない」方には十分でしょう。
一建設が贈る戸建て分譲住宅の総合ブランド「リーブルガーデン」のデザイナーズシリーズでは、「デザイナーズ」と「アーバン」の2つのスタイルをご用意しております。
「デザイナーズ」では、自然に馴染むスタンダードなデザインのシンプル、スタイリッシュなデザインのモダン、南欧風スタイルのフレンチの3種類から選べます。
都市型の「アーバン」では、今人気のシンプルなキューブ状のデザインが魅力です。
豊富なバリエーションから自分好みのマイホームを実現可能なため、「おしゃれなデザインの建売を選びたい」方はぜひ選択肢の一つとしてご検討ください。
>>リーブルガーデン「デザイナーズシリーズ」の特徴
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3.2. なるべく金額を抑えたい方
建売住宅は、仕様の規格化によって材料費の削減や人件費を抑え、低価格を実現しています。
さらに建売住宅では土地と建物がセットで販売されているため、土地の購入を住宅ローンに含めることが可能です。このため住宅ローンとは別につなぎ融資を利用する必要がある注文住宅と比べて、金利や手数料が安くなります。
上記の理由から、注文住宅と建売住宅は同じような規模・デザイン・設備でも、建売のほうが数百万円ほど安い値段で購入できます。
そのなかでも、一建設は国内トップクラスの分譲戸建て供給戸数を誇る飯田グループのスケールメリットを活かして、高品質な住宅を低価格で提供しています。
「想いも価格も妥協したくない」方はぜひ、一建設が贈る戸建て分譲住宅の総合ブランド「リーブルガーデン」の住まいをご検討ください。
3.3. 早い入居を希望している方
購入してから短期間で入居できるのも建売のメリットです。
すでに完成している物件であれば、最短1ヵ月程度で入居可能。未完成の場合でも、多くの建売は3〜4ヵ月で完成するため、半年以内には入居できます。
注文住宅は検討開始から入居まで約1年かかるのが一般的なため、「転勤が決まった」「子どもの入学時期に間に合わせたい」などの理由で早く入居したい場合は建売住宅の購入がおすすめです。
4. 建売住宅購入のポイント

建売住宅は、実際に注文住宅を建てた方が「建売にすればよかった」と後悔することもあるほど魅力的な選択肢です。
では、誰でも建売を選べば後悔しないのかといえばもちろんそんなことはありません。
ここからは、「この家にして良かった」と心の底から思えるように、建売住宅の購入を成功させるポイントを紹介します。
- 建売住宅と注文住宅の違いを知っておく
- 予算上限を決めておく
- 希望条件をリストアップしておく
- 複数住宅の内覧をしておく
4.1. 建売住宅と注文住宅の違いを知っておく
建売住宅と注文住宅、それぞれの主なメリット・デメリットを簡単に表にまとめました。
建売住宅 | 注文住宅 | |
---|---|---|
メリット | ・総費用が比較的安い ・購入前に内覧できるため入居後のギャップが少ない ・入居までの時間が短い(約半年) ・住宅ローンのみで購入できる ・打ち合わせの回数が少なくて済む | ・間取りやデザイン、設備の自由度が高い ・希望する土地に家を建てられる ・建築過程を確認できる |
デメリット | ・間取りやデザイン、設備の自由度が低い ・土地の状態や建築過程を確認できない ・多くの他人が見学に出入りしている場合がある | ・総費用が比較的高い ・入居まで時間がかかる(約1年) ・打ち合わせの回数が多い ・イメージと仕上がりにギャップを感じる可能性がある ・住宅ローンとつなぎ融資の2つのローンを組む必要がある |
まずは両者の違いを知り、家を建てる目的や優先順位の高い条件に合った方を選択することが後悔のない家づくりにつながるでしょう。
>>建売と注文住宅の違いは?価格差や特徴の比較から選び方の目安までをご紹介
4.2. 予算上限を決めておく
どんなにお金をかけて理想の家を建てても、住宅ローンの返済で家計が苦しくなると、心の余裕がなくなって楽しく暮らせなくなってしまいます。住宅ローンの返済負担を無理のない範囲で収めるには、予算の上限を決めておくことが重要です。
建売住宅は注文住宅に比べてリーズナブルな価格で建てられます。しかし、オプション追加や設備のグレードアップを繰り返しているとあっという間に数百万円も跳ね上がってしまうので注意しましょう。
4.3. 希望条件をリストアップしておく
家に何をどのくらい求めるかは人によってさまざまです。間取りやデザイン、設備などに関して「対面キッチンがいい」「ファミリークローゼットをつけたい」など具体的な希望条件をリストアップしておきましょう。
それらに優先順位をつけておけば、予算内で理想の家を見つけやすくなります。また、何のオプションを追加するか、何の設備をグレードアップするかも検討しやすくなるでしょう。
4.4. 複数住宅の内覧をしておく
住み始めてから後悔しないためには、一目惚れで即決するのではなく、複数の候補を慎重に吟味してから決めることが重要です。3〜4軒の住宅を内覧し、比較することで「やっぱりリビングは広いほうがいい」「天井が高いほうが好き」など、希望条件や優先順位がより明確になるでしょう。
内覧の際には、実際の生活をシミュレーションすると具体的に検討しやすくなります。例えば、夫婦2人で料理することが多い家庭の場合は、実際に料理を作って並べるシーンを想像することで、キッチンの広さや調理作業の動線、カウンターの位置などが適切かどうかチェックできます。
5. 後悔のないよう建売住宅の購入も検討してみよう
建売住宅は注文住宅に対して、予算内に収めやすい、入居までにかかる時間や労力が少なくて済むなどのメリットがあります。特に、間取りやデザイン、設備に関してこだわりがない方や、早く入居したい方は、建売住宅がより向いているでしょう。
建売住宅と注文住宅どちらにするか迷っている場合は、まずは両者の違いを知ることが重要です。家を建てる目的や優先順位の高い条件に合わせて慎重に吟味を重ねれば、のちのち他の物件に心が揺らぐことがあっても「今の家が自分たちにとってベストな選択だった」と納得できるはずです。
一建設は、みなさまに“ちょうどいい家”をお届けするパワービルダーです。
建売分譲は年間約9,000棟超という国内トップクラスのスケールメリットを活かして、高品質な住宅を低価格で提供しています。
建売住宅と注文住宅、両方の取り扱いがあるため、どちらにしようか迷っている方もぜひお気軽にご相談ください。
>>一建設のホームページ
>>リーブルガーデンのホームページ|一建設が贈る戸建て分譲住宅の総合ブランド
>>リーブルガーデンで分譲住宅を探してみる
>>はじめの注文住宅のホームページ|ご家族の「ちょうどいい」を実現するカスタマイズ住宅