建売住宅のオプションのおすすめ一覧!いつ決める?相場や選び方を解説

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一建設の分譲戸建住宅
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建売住宅には標準仕様とオプション仕様があり、標準仕様で準備されるのは必要最低限の住宅設備のみです。一方カーテンレールやエアコンなど、生活に必須な設備がオプション仕様になっているケースが多く、オプション仕様で何を選ぶかは建売住宅購入の重要なポイントとなります。
この記事では、建売住宅のオプション仕様の費用相場や選択必須のオプション、快適な生活のためのおすすめオプションなどをご紹介します。また、オプション選びで後悔しないためのポイントも解説します。
1. 建売住宅の標準仕様とオプション仕様とは?

建売住宅の設備には、施工会社側で住宅に設置する標準仕様のものと、買い主の希望に応じて施工会社が設置するオプション仕様のものがあります。
標準仕様には、浴室・キッチン・トイレなどの水回り、フローリングや壁クロスなどの仕上げが含まれます。いずれも生活するために必要な最低限の住宅設備です。ただし、あくまで最低限の仕様のため、エアコンやカーテンレールをはじめとした生活に必須の設備が標準仕様に含まれていないケースは多くあります。
不足する設備は、オプション仕様として自分たちで選ばなくてはなりません。あとから別の業者に依頼したりDIYで設置したりすることも可能ですが、引渡し前に一括でやってもらったほうが手間はかからず、引っ越ししてからすぐに快適な生活を始められるでしょう。
2. 建売住宅のオプションの相場
オプション仕様を依頼する際は、住宅価格に追加で費用がかかります。設備ごとの費用目安はこのあと詳しく解説しますが、必須のオプションのみを追加する場合、トータルで50万円〜100万円程度かかります。
ただし、実際にはそれ以上のオプションを追加するケースがほとんどです。全体で考えると400万円〜500万円程度は見込んでおいたほうが安心でしょう。
3. 建売住宅で必須のオプション一覧
建売住宅のオプションのなかには、生活を送るうえでほぼ必須と考えられる設備があります。以下に代表的な7つの必須オプションをご紹介します。
3.1. カーテンレール
意外に感じるかもしれませんが、大半の建売住宅ではカーテンレールが標準仕様に含まれません。最初からカーテンレールを付けてしまうとカーテン選びに制約が出るからです。
生活するうえでカーテンは欠かせないため、カーテンレールは入居前にオプションで設置しておくのがおすすめです。費用は窓1ヶ所につき5,000円〜1万円程度、家全体で5万円〜10万円程度が目安となります。
3.2. 網戸
網戸もほとんどの建売住宅で標準仕様に入っていませんが、窓を開けた際に虫が入ってこないよう、居住開始当初から付けておきたい設備です。費用は1枚あたり5,000円〜1万円程度が目安で、トータルだと10万円〜15万円程度かかります。
3.3. 室内干し用バー
雨の日や花粉の季節など、洗濯物を室内干ししたい日もあります。室内干し用の物干しスタンドを設置するのも有効ですが、限られたスペースを効率的に使いたいなら室内干し用バーを設置するのがおすすめです。日当たりや風通しの良い場所に最初から付けておけば、快適に室内干しができます。
室内干し用バーの設置費用は2万円〜5万円程度が目安です。
3.4. 表札
表札がないと荷物や郵便物の配達に影響が出るため、入居前に設置しておく必要があります。表札そのものはホームセンターやWebショップなどで入手可能です。さまざまな材質・デザインのものが売られているので、自身の好きなものを選んで設置すると良いでしょう。
設置するアイテムのグレードによって価格は異なりますが、2万円〜4万円程度かかるのが一般的です。
3.5. エアコン
エアコンも標準仕様では設置されていないケースが大半です。エアコン本体をオプションで選べる場合もありますが、家電量販店やWebショップで探したほうが費用を抑えられる可能性があります。本体は自分で選び、設置のみ施工会社に依頼するのも方法の一つです。
エアコン設置費用のみであれば、1台あたり2万円〜3万円程度が費用の目安です。
3.6. テレビアンテナ
戸建て住宅でテレビを受信する方法としては、テレビアンテナ、ケーブルテレビ、光テレビが挙げられます。標準仕様ではいずれも設置されていないケースが多いので、いずれかの設備を契約・設置してテレビを観られるようにする必要があります。
ケーブルテレビや光テレビは月額費用がかかるのに対し、テレビアンテナは設置費用だけで済むのがメリットです。電波が悪いなど地域特有の事情やこだわりがない限り、テレビアンテナは必須の設備といえるでしょう。
テレビアンテナを設置するのにかかる費用の目安は、5万円〜10万円程度です。
3.7. 照明
建売住宅では照明もオプションで別途設置する必要があります。玄関や水回りなど最低限の箇所には付いていることもありますが、リビングなどの生活空間の照明は自分で準備するのが基本です。
エアコンなどと同様、照明も自分たちで好きなものを選んで購入するのがおすすめ。照明用の引っ掛けシーリングやダウンライトが設置されていれば購入した照明器具を取り付けるだけですが、設備のない箇所へ新たに照明を設置したい場合、別途電気工事が必要になります。電気工事は1ヶ所あたり3,000円〜1万円程度かかります。
また、通常の照明とは別に、災害などで停電が発生した際に自動点灯する非常用照明の設置も検討しましょう。
4. 建売住宅でおすすめのオプション一覧

ご紹介したような必須のオプションを揃えるだけでも生活はできますが、より快適な生活を送るには追加のオプションも検討したいところです。ここでは、建売住宅での生活を快適にしてくれるおすすめオプションをご紹介します。
4.1. 食器洗い乾燥機
もちろん標準仕様でキッチンは設置されていますが、食器洗い乾燥機は備えられていないケースが多いでしょう。食器洗い乾燥機があれば食後の片付けにかかる時間を節約できるため、共働き世帯や子育て世帯へ特におすすめしたいオプション設備です。
キッチンに組み込むビルトイン型の食器洗い乾燥機は、一般的なグレードのものなら10万円〜20万円程度で設置できます。
4.2. 温水洗浄便座
標準仕様のトイレには温水洗浄機能が付いていないこともあります。温水洗浄便座にはトイレ清掃を楽にしてくれる機能が多く付いている点もメリットです。家事にかかる時間や手間を削減でき、生活の質向上に役立つでしょう。
通常便座から温水洗浄便座への変更にかかる費用は2万円前後が目安です。
4.3. 壁紙
建売住宅には標準仕様で壁紙が貼られていますが、機能性の高い壁紙が貼られているケースは稀です。家の快適性を上げたいならオプションで壁紙を変更しても良いでしょう。特にトイレや洗面所など水回りの壁紙は、防水や消臭効果のある機能性の高いものを選ぶのがおすすめです。機能によりますが、1平方メートルあたり1,000円前後で高機能壁紙に変更できます。
4.4. シャッター
窓に付けるシャッターもオプションで設置を検討する価値のある設備です。不在時や夜間の防犯対策になるほか、台風などで強風が吹き荒れているときに窓ガラスの破損を防ぐ役割も期待できます。防犯面を考えると1階への設置がおすすめですが、強風から窓ガラスを保護する目的なら2階以上の開口部が大きな窓にも設置を検討しましょう。
シャッターにかかる費用は1ヶ所あたり6万円〜8万円程度が目安です。
4.5. 非接触型ICカードキー
防犯性能を高めて安心安全な家にしたい場合、非接触型ICカードリーダーをオプションで設置するのがおすすめです。最近では、ICカードを利用するもの以外に、スマートフォンのアプリで解錠・施錠ができるスマートキーや、鍵を持っているだけでかざさなくても解錠できるタッチレスキーも普及しています。タッチレスなら荷物や抱っこで手が塞がっているときでも鍵を取り出すことなく解錠できるので便利です。
非接触型ICカードキーなどの電子錠に交換する場合の費用相場は5万円〜10万円程度となっています。
4.6. センサー付き自動水栓
標準のレバー水栓をセンサー付き自動水栓に変更するのもおすすめです。手が汚れているときや生ものを触った手で操作したいときでもレバーに触れることなく水を出せるため衛生的です。
標準の水栓からセンサー付きのものに交換する場合、7万円程度の費用がかかります。普段生活するなかでレバー操作に支障を感じているなら、費用とのバランスで検討の余地はあるでしょう。
4.7. 床暖房
建売住宅のオプションで人気が高い設備の一つが床暖房です。設置箇所の床全体が温まるため、寒い冬でも快適に過ごせます。エアコンと異なりホコリが舞わないこと、ガスや石油ストーブのような空気の汚れを心配する必要がないことなどもメリットです。
ただ、15畳で60万円〜250万円程度と大きな費用がかかるうえ、エアコンやこたつなどに比べ電気代が高くなる傾向にあります。コストとのバランスを考え導入を検討しましょう。
参照:ミツモア「建売住宅のオプションは何をつける?費用や不要オプションも併せて解説」
参照:コツコツCD「床暖房とエアコンの電気代を比較!憧れの床暖房の節約方法も紹介」
4.8. センサーライト
照明をセンサーライトに変更すると利便性や安全性の向上が期待できます。防犯面や帰宅時の利便性を考慮して、玄関やガレージへの設置を検討しましょう。人感センサーで点灯するタイプや周辺が暗くなると自動で点灯するタイプがおすすめです。
5. 建売住宅のオプションで後悔しないためには?
建売住宅のオプションの内容を見てきましたが、オプションを増やせば当然コストがかさみます。建売住宅のオプション選びで後悔しないためにも、次に挙げるポイントを押さえましょう。
5.1. 自分や家族の生活スタイルと合わせる
建売住宅のオプション選びで大切なのは、自分や家族のライフスタイルに合ったものを選ぶこと。ライフスタイルや嗜好は人によって異なるため、オプションの必要性や重要度も人それぞれです。オプション検討時には、導入後の生活をしっかりとイメージして決めるようにしましょう。そうすることで、暮らし始めてからのミスマッチを減らせます。
5.2. 将来的な要不要を考える
住宅購入時は魅力に感じた設備でも、将来的に考えると不要になる場合があります。特に流行の設備や仕様はやがて時代遅れになる可能性があります。導入時だけでなく長いスパンで必要かどうかの検討が大切です。
5.3. 複数の業者で価格を比較する
オプションの価格やサービス内容は施工する業者によって異なります。建売住宅の施工会社に施工を依頼するのが一般的ですが、なかには他の専門業者に依頼したほうが費用面・サービス面で有利なケースもあるでしょう。複数の業者間でサービス内容と価格のバランスを比較すれば、満足のいく選択がしやすくなります。
6. 建売住宅のオプションに関するQ&A

最後に、建売住宅のオプションに関してよくある質問にお答えします。
6.1. 建売住宅のオプションは値引き交渉できる?
建売住宅のオプションは値引き交渉が可能です。ただし、提示する値引き幅と交渉を切り出すタイミングには注意しましょう。提示する値引き幅は元の価格の1〜2割程度までとし、ある程度見積りが固まった段階で交渉を持ちかけるのがおすすめです。
あまりに大きな値引きを交渉すると、施工会社担当者も良い気分はしません。最低限の節度は保ちつつ、常識的な範囲内での交渉を心がけることが大切です。
6.2. 建売住宅のオプションはいつ決める?
建売住宅のオプションに決定期限はありません。工事は引渡し後におこなうのが基本のため、特に急がない、入居後の工事でも構わない場合はゆっくり検討しても大丈夫です。
ただし、一建設のオプション工事は引渡し前の工事と引渡し後の工事で価格が異なる場合があるため、早めに決めることで同じ工事でも安く済む場合があります。
また、今回紹介した工事には、内容によっては引渡し後に取り付けができない決定期限のある工事も含まれておりますのでご注意ください。
そして、引っ越しまでに工事を終えておきたいのであれば、入居する1〜2ヵ月前には決定しておいたほうが安心でしょう。
7. まとめ
ご紹介したとおり、建売住宅の仕様には、施工会社が定める基準に沿って最低限整える標準仕様と、希望に応じて追加で整備するオプション仕様があります。生活に必要不可欠な設備もオプション仕様になっていることがあるため、建売住宅購入時にはオプション選びも重要です。
ただし、オプションを増やせば増やすほどコストもかかるので、ライフスタイルや将来の展望を踏まえて必要なオプションを吟味しましょう。
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