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一戸建てのメリットとデメリットをご紹介!マンションと比較して解説!

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目次

マイホームを買うときの選択肢には、一戸建てとマンションの大きく2種類がありますが、一戸建ては特に人気が高いです。

この記事を読んでいる方の中にも、「一戸建てに住みたい!」と憧れている人は多いのではないでしょうか?

しかし、マイホームは大きな買い物なので、何も知らずに購入し、実際に住み始めてから後悔したくありませんよね。

本当に自分や家族に合っているかを判断するため、一戸建てならではのメリットやデメリットをご紹介します。

今回は、マンションと比較した一戸建てのメリットとデメリット、そして一戸建てがおすすめの人を解説していきます。一戸建てとマンションで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

1. 一戸建てのメリット

まず、マンションと比較した一戸建てのメリットから解説していきます。

一戸建てならではのメリットとしては、以下のようなものがあります。

  • プライバシー空間が保たれる
  • マンションに比べ、広い部屋と多い部屋数
  • 管理費や修繕積立金の支払いがない
  • 土地や建物の所有ができ、資産活用しやすい
  • 家族の暮らし方に合わせて設計できる
  • 駐車場の心配がない

1.1. プライバシー空間が保たれる

マンションだと、隣人トラブルを不安に思う人もいらっしゃるかと思います。ちょっとした物音で騒音だと苦情を言われたり、反対に他人の生活音が騒音と感じたりすることもあるでしょう。

また、隣人にしか話していないような会話の内容が、同じマンションに住む他の人に知られているというトラブルに遭遇した人もいます。

さらに、いつ、誰と会っていたか、どのような人が家に遊びに来たのかなどが、同じマンションだとお互いにわかってしまうこともあります。

こうしたプライバシーに関わるトラブルが、一戸建てはマンションに比べて起こりにくくなっています。

人間関係でストレスを感じることが少ないのが、一戸建ての大きな魅力と感じる人は多いです。

1.2. マンションに比べ、広い部屋と多い部屋数

同じ予算で手に入る物件の場合、一戸建てとマンションの一室では、一戸建てのほうが居住面積が広いことが多いです。

また、部屋一室あたりの広さがマンションと同じでも、その分、部屋数を増やしている一戸建てもあります。

いずれにしても一戸建ては、広い部屋・多くの部屋を持てるのがメリットの1つです。家族が多いご家庭や、ものが多いご家庭だと、一戸建てのほうが過ごしやすいでしょう。

特に大家族の場合、マンションだと1人一部屋を持つのは難しいですが、一戸建てであれば1人一部屋を持つことも夢ではありません。

1.3. 管理費や修繕積立金の支払いがない

マンションの一室を購入した場合、住宅ローンで借り入れた金額を返済する以外にも、管理費や修繕積立金の支払いが発生します。

これらの費用・積立金は、マンションの日々の管理や将来の修繕のためのものなので、必ず必要になります。しかし、住宅ローンの返済に加えて、管理費・修繕積立金の支払いまであると金銭的な負担が大きいですよね。

一戸建ての場合は、建物が劣化したタイミングで管理・修繕のための費用を支払うため、管理費・修繕積立金のような定期的な出費はほとんどありません。月々の金銭的な負担が、より少ないといえます。

ただし、町内会に入会した場合は一戸建てであっても町内会費が必要になります。

他にも、地域によって経費が発生することがあるため、マイホームを購入する前にチェックしておきましょう。

1.4. 土地や建物の所有ができ、資産活用しやすい

マイホームとしてマンションを購入する場合、手に入るのは自室部分のみです。土地や建物は共有となりますので、自分だけの資産にはなりません。所有する部屋以外について何かをしようとすると、他所有者との調整が必要になります。

しかし、一戸建てならば土地と建物が丸ごと自分たちの資産になるので、必要に応じて運用したり、賃貸用に建て替えたりすることも可能です。

一戸建ての場合は、土地を有しているのが大きなアドバンテージで、建物の価値が経年変化によって下がってしまっても、駅に近いなどの立地条件が良い土地の価値は下がりにくいです。むしろ、周辺環境の変化により地域が活性化し、利便性が向上すれば、土地の価値も上がることがあります。

建物の価値がないならば取り壊し、土地だけを貸し出すなど、資産運用もしやすいです。

1.5. 家族の暮らし方に合わせて設計できる

マンションの場合、お金を支払って購入している場合であっても、玄関前やベランダなどは共用部分とみなされるため、管理規約に則った使用が求められ、自由に使うことはできません。

また、室内であっても間取りが変わるような大規模なリフォーム・リノベーションは難しいでしょう。

その点、一戸建てはマンションに比べて格段に自由度が高いです。

間取りや外観をがらっと変えることができるので、子どもが生まれたタイミングや、一緒に住む両親が高齢になったタイミングで段差をなくす、スロープを作るなど、家族の暮らし方に合わせて設計できます。

1.6. 駐車場の心配がない

マンションに住む場合、心配になるのは駐車場です。

駐車場がないマンションだと近くの駐車場を自分で契約しなければなりませんが、距離によっては行き来に時間がかかり、不便を感じるかもしれません。

それだけではなく、駐車スペースを借りるための駐車場代もかかってきます。

駐車場代は、マイカーを所持することで発生するランニングコストのなかでも、比較的負担額が大きいため、「駐車場代が高いと困る」という人は多いはずです。

一方、一戸建ての場合、土地全体が自分たちの所有物であり、必要に応じて駐車場を設けることができます。将来的に車が増えても、リフォームすれば新たに駐車スペースを造ることもでき、駐車場代に悩まずに済みます。

家の玄関を出てすぐ車に乗れるのも便利ですね。

2. 一戸建てのデメリット

続いて、マンションと比較した一戸建てのデメリットを解説していきます。

一戸建てならではのデメリットとしては、以下のようなものがあります。

  • メンテナンスや修繕など維持管理が自己責任
  • 防犯・セキュリティ対策が必要
  • 建物の耐用年数が短い
  • 最寄りの交通機関がバスしかないことも多い

2.1. メンテナンスや修繕など維持管理が自己責任

マンションの場合、室内を除く建物全体の管理は管理組合がおこなっています。

例えば、廊下の電球が切れたら連絡すれば交換の手配をしてくれますし、エントランスやゴミ置き場などの掃除も一任できます。

建物全体が劣化したときも、メンテナンスや修繕などをおこなうのは管理組合の役割です。 しかし、一戸建てはすべて自分で維持管理しなければなりません。経年劣化にともなうメンテナンスや修繕、トラブルが発生したときの対応などが自己責任となるため、マンションに比べてメンテナンス・修繕依頼の計画を立てたり、業者に連絡したりする負担がかかります。

2.2. 防犯・セキュリティ対策が必要

一般的に、一戸建てはマンションに比べて空き巣被害が多いと言われています。

したがって、防犯・セキュリティ対策をおこなう必要があります。

マンションならば最初からオートロックや防犯カメラなどが備わり、防犯・セキュリティ対策が徹底されていることが多いですが、一戸建ての場合は自分たちで対策をしなければなりません。

安全に過ごすために、防犯・セキュリティ対策は、引越しをする前から考えておきましょう。

2.3. 建物の耐用年数が短い

木造建築は鉄筋コンクリート造に比べると耐用年数が短いとされています。
木造住宅の耐用年数は22年とされており、税務上の資産価値は22年経つとゼロになります。

中古物件の売買では、この耐用年数を住宅ローン審査の判断基準にする金融機関もあるため、注意が必要です。

なお、この耐用年数は減価償却の計算に利用する期間を定めたもので、実際に建築物が利用できる限界の年数というわけではありません。木造であっても建築技術の向上により寿命は延び、また適切なメンテナンスを行えばさらに長期の利用が可能になっています。

2.4. 最寄りの交通機関がバスしかないことも多い

マンションに比べると、一戸建ては交通面の利便性に難があることもデメリットの1つです。

マンションは利便性を重視し、都市部や駅の近くに建っていることが多いですが、一戸建ては異なります。

もちろん、駅近の一戸建てはあるものの、ある程度広い土地が必要なことから、どうしても都市部や駅からは離れてしまいがちです。

したがって、最寄りの交通機関がバスしかないことも多く、マイカーを持っていない家庭だと、移動に苦労する場合もあります。

>>一戸建てで毎月かかるお金はどれくらい?維持費を抑えるコツも併せて紹介

3. 一戸建てはこんな人におすすめ!

最後に、ここまで紹介してきたメリット・デメリットを踏まえて、一戸建てがおすすめの人をまとめました。

一戸建てがおすすめなのは次のような人です。

  • 家族の人数が多い家庭
  • 人間関係のトラブルに悩まされたくない人
  • 将来的に家を資産運用に活用したい人
  • 両親や祖父母と一緒に住む予定の人
  • マイカーを持っている人
  • 家の維持管理をする余裕がある人

一戸建ての魅力は、広さと隣人トラブルの少なさです。家族の人数が多く、それぞれが部屋を持ちたい家庭や、隣人とのトラブルでストレスを溜めたくない方に、一戸建てはおすすめです。

マンションと違い、土地も自分たちだけのものになるため、必要に応じて資産運用に活かしやすいのもメリットです。木造建築ではメンテナンスをきちんとしておくと、建物の価値が下がりにくく、土地とセットでそのまま運用しやすいです。

リフォーム・リノベーションの自由度が高いことから、高齢の両親や祖父母に合わせ、建物や庭の構造を変えられるのも、二世帯・三世帯同居を考えている人にはうれしいですね。

一方、交通面の利便性には少々難があるため、基本的にはマイカーを持つ方のほうが快適に暮らしやすいでしょう。

また、庭や建物を含むすべての維持管理を自分たちでおこなわなければなりません。
必要な場合には時間をつくり、業者探しやメンテナンス・修繕の依頼をできる人のほうが、一戸建てに向いています。

4. まとめ

今回はマンションと比較した一戸建てのメリットとデメリット、そして一戸建てがおすすめの人を解説しました。

当たり前ですが、一戸建てはマンションと比較してメリットもあれば、デメリットもあります。どちらもしっかりと把握したうえで、自分や家族に合ったマイホームを購入しましょう。

自分たちに合ったマイホームを探すときには、記事内で紹介した「一戸建てはこんな人におすすめ!」の内容をぜひ参考にしてください。

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