お役立ち情報

持ち家はデメリットだらけ? 知っておくべきリスクと失敗回避のコツ

持ち家はデメリットだらけ? 知っておくべきリスクと失敗回避のコツ」のアイキャッチ画像

目次

住宅に関する永遠のテーマともいうべき、「持ち家を購入すべきか、賃貸に住み続けるか」問題。
近年では「賃貸に比べて持ち家はデメリットだらけ」と主張する方も増え、マイホーム購入が当然だった時代は変化しつつあります。

そこでこの記事では、持ち家のメリット・デメリットや持ち家の購入に向いている方の特徴、持ち家を購入する際の注意点などを紹介します。

一生賃貸で暮らすか、持ち家を購入するか迷っている方はぜひ参考にしてください。

1. 持ち家がデメリットだらけなのは本当?

持ち家がデメリットだらけというのは本当なのでしょうか?結論からいうと決してそんなことはありません。

なぜなら、持ち家と賃貸にはそれぞれメリット・デメリットがあり、どちらに魅力を感じるかは、ライフスタイルや価値観、家族のあり方によって異なるためです。

このため持ち家を購入するか迷っている場合は、自分や家族が住宅に何を求めるのか、目的や優先順位を明確にすることが重要です。

そのうえで持ち家と賃貸、それぞれのメリット・デメリットを比較することで、自分たちにとって理想のマイホームの形が見えてくるでしょう。

>>持ち家と賃貸、どっちがお得なの?メリット・デメリットや生涯コストを比較しよう

2. 持ち家を購入するデメリット

一般的に、持ち家を購入する主なデメリットとしては以下の5つが挙げられます。

  • 購入費用や維持費用が高い
  • 生活の変化に対応しづらい
  • 資産価値が下落するリスクがある
  • すべて自己責任になる

2.1. 購入費用や維持費用が高い

賃貸住宅では、物件に住み続けている間賃料を支払います。初期費用となる敷金、礼金、仲介手数料などは家賃の4〜6ヵ月分が目安といわれており、数十万円程度となるのが一般的です。

それに対して持ち家では、毎月返済する住宅ローンに金利が上乗せされるほか、頭金や諸経費を含めて数百万円の初期費用が必要となります。

また、賃貸では経年劣化や通常損耗による修繕費用は貸主が負担しますが、持ち家の場合はすべて自己負担です。
マンションの場合は管理費・修繕積立金として毎月の支払いがあり、戸建ての場合は必要に応じて都度メンテナンスやリフォームなどの出費があります。

このように賃貸に比べて初期費用が高い、住宅ローンの金利や管理費・修繕積立金、税金など賃貸ではかからない出費がある点が持ち家のデメリットです。ただし、持ち家は資産となるため、トータルコストでどちらがお得か一概にはいえません。

持ち家の購入を迷っている方のなかには、「ただでさえ大きな買い物なのに、理想の家を建てるとなるとより高額になるのでは……」と躊躇している方もいるでしょう。
そんな方には、高品質な住宅を低価格で提供する一建設の分譲戸建て住宅「リーブルガーデン」の住まいがおすすめです。

飯田グループの年間4万棟という分譲戸建住宅市場シェアNo.1※を誇るスケールメリットを活かし大量の資材・設備の一括購入で大幅な建築コスト削減を実現しています。

>>リーブルガーデンのホームページを見てみる

「想いも価格も妥協したくない」方はぜひ選択肢の一つとしてご検討ください。

※1 分譲戸建住宅市場におけるシェア(2023年4月1日~2024年3月31日住宅産業研究所調べ)

2.2. 生活の変化に対応しづらい

賃貸に比べて簡単に引っ越せなくなるのは、持ち家のデメリットの一つです。

賃貸なら、住み始めてから周辺環境や隣人との関係性に問題が生じた場合や、子どもの誕生や老後などライフスタイルの変化があった場合、状況に合わせて住む場所を変えられます。

それに対して持ち家の場合、基本的に引っ越すには持ち家を売却する必要があります。しかし、住宅ローンの状況によってはそもそも売却自体が難しい、物件によっては買い手が見つからず売却活動が難航するなどのケースがあります。

また持ち家の場合、家族構成やライフスタイルに合わせて住まいを変えるには、基本的にリフォームやリノベーションなどの増改築で対応する必要があります。

2.3. 資産価値が下落するリスクがある

持ち家は、住宅ローンを完済すれば完全に自己資産となります。
しかし、必ずしも購入時の価格がそのまま資産になるとは限りません。

例えば、将来売却を考えていても戸建ての場合、築25年以上になると建物の資産価値はゼロになり、基本的には土地のみの価格で取引となります。

その他にも、建物や土地の資産価値が下落する主な原因として、地震や台風などの自然災害による建物の損壊や、街の衰退などが考えられます。

一建設が贈る「リーブルガーデン」の分譲戸建て住宅は、長期にわたり安全かつ快適な状態で住めるよう配慮された長期優良住宅として認定されています(※一部住戸除く)。
劣化対策や耐震性、維持管理・更新の容易性など9つの項目で、国が定める基準をクリアしているため、一般的な住宅に比べて家の資産価値が落ちにくく、将来売却しやすいメリットがあります。

>>長期優良住宅として認定されているリーブルガーデンで分譲住宅を探す

>>長期優良住宅で後悔しないために注意することは?メリットや申請手順を紹介

2.4. すべて自己責任になる

賃貸の場合、メンテナンスの方法や時期、施工会社は貸主が決定します。マンションやアパートなどの集合住宅では、共用部分の清掃や防犯面なども管理組合に任せることができます。

戸建てを購入した場合、このようなメンテナンスや清掃、防犯などの部分はすべて自己責任となります。

マンションを購入する場合は賃貸と同様、これらを管理組合に一任できますが、管理費や将来の大規模修繕に備えて修繕積立金を毎月支払う必要があります。

3. 持ち家ならではのメリット

もちろんデメリットばかりではなく、持ち家ならではのメリットも多く存在します。
持ち家を購入する主なメリットは以下のとおりです。

  • 資産になる
  • リフォーム・リノベーションがしやすい
  • 住宅ローン完済後は固定費が大きく減る
  • 税制上の優遇措置が受けられる

3.1. 資産になる

家賃をいくら支払い続けても、賃貸物件が自分の所有になることはありません。しかし、持ち家は住宅ローンを完済すれば完全に自分の資産となります。

建物は時間の経過とともに資産価値が下がっていきますが、土地の価格が大きく変動することはあまりありません。周辺エリアの再開発が進めば、購入時より高い価格で売れることもあるでしょう。

また、売却以外にも、子どもに将来引き継ぐ、賃貸に出すなどさまざまな方法で建物や土地の活用が可能です。

3.2. リフォーム・リノベーションがしやすい

賃貸物件は貸主の所有物であるため、入居者が勝手にリフォームやリノベーションすることはできません。また、退去時には借りた部屋を入居時の状態に戻して貸主に返す原状回復義務もあります。

それに対して持ち家は自分の所有物であるため、自由にリフォームやリノベーションが可能です。
例えば家族が増えたら部屋数を増やす、老後はバリアフリー化する、家族が楽器を始めたら防音パネルを設置するなど、家族構成やライフスタイルの変化に合わせて住環境を変えられます。

3.3. 住宅ローン完済後は固定費が大きく減る

賃貸の場合、住み続ける限り家賃を支払わなければなりません。
しかし、持ち家の場合は住宅ローンを完済すれば毎月の返済がなくなるため、固定費を大きく削減できます。

建物のメンテナンスやリフォームなど修繕費用の負担はありますが、住居費はかなり抑えられるため、老後の生活資金を準備しやすくなるでしょう。

特に高齢になると、退職による収入の低下や健康面のリスクが懸念されるため、生活費のなかでも特に大きな割合を占める住居費用を抑えられるのは安心です。

3.4. 税制上の優遇措置が受けられる

住宅ローンを借りて持ち家を購入すると、住宅ローン控除を利用できます。
住宅ローン控除とは税金の負担が軽くなる制度で、新築住宅の場合13年間、中古住宅の場合は10年間、年末の住宅ローン残高の0.7%が所得税から差し引かれます。

また、持ち家の種類によってはその他にも「長期優良住宅に関する特例措置」などの税制優遇措置や、「子育てエコホーム支援事業」などの補助金制度を利用できる場合があります。

長期優良住宅の軽減措置とは、国が定めた一定の基準をクリアして長期優良住宅に認定された場合、登録免許税、不動産取得税、固定資産税などが軽減される制度です。

子育てエコホーム支援事業とは、子育て世帯または若者夫婦世帯が省エネ性能を有する新築住宅を建てる場合に補助金が交付される制度です。
具体的には、エコホーム支援事業者と契約し、長期優良住宅またはZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)水準住宅を新築する場合、1戸あたり40万円~100万円の補助が受けられます。

>>新築住宅を購入した際に利用できる補助金・助成金・減税制度をご紹介!

参照:認定長期優良住宅に関する特例措置 - 国土交通省
子育てエコホーム支援事業について|国土交通省

4. 持ち家購入に向いている方の特徴

上記で紹介した持ち家のメリット・デメリットを考えると、持ち家の購入は以下のような方に向いています。

  • ライフプランがある程度決まっている
  • 今後、生活の拠点が変わる可能性が低い
  • その土地に長く住みたいと考えている
  • 収入が安定しており、住宅ローンの完済が見込める
  • 将来家族に家を残したい

賃貸と持ち家、金銭面でどちらが得かは物件の条件や住む期間によって異なるため一概にはいえません。
そう考えると、賃貸と持ち家の大きな違いとして住宅ローンの有無と引っ越しのしやすさが挙げられます。

このため住宅ローンの返済計画をきちんと立てることができ、なおかつその地域から離れる可能性が低い方は、持ち家向きでしょう。

また、4LDK以上の広い家など、間取りや設備、デザインなど住居にこだわりがある場合も、理想の家づくりができる点から持ち家がおすすめです。

>>一生賃貸は賢い?後悔する?メリットやデメリットや持ち家との比較を紹介

5. 持ち家の購入で失敗しないための注意点

持ち家の購入で失敗しないためには、引っ越しの可能性や周辺環境、ライフスタイルの変化などに考慮する必要があります。
また、住宅購入後の生活が苦しくならないよう、住宅ローンの返済やその他の出費を計算し、資金の見通しを立てておくことも重要です。

5.1. 家の周辺環境を確認する

持ち家の大きなデメリットは引っ越しが難しい点です。
住み始めてから後悔しないよう、家の周辺環境を購入前によく確認しておきましょう。
スーパーやコンビニなどの生活利便施設はもちろん、周りにどのような方が住んでいるのか不動産会社に聞いておくと安心です。

また、近くに空き家があると火災や害虫発生のリスクが高いほか、将来建物が建築された際には日当たりが悪くなる可能性もあります。このように現状だけでなく、今後悪い変化が起きる可能性がないかも視野に入れて周辺環境を念入りにチェックしましょう。

5.2. 生活環境の変化を考慮する

今後転勤などで引っ越しする可能性が高いかどうかは家の購入を判断するうえで重要な要素の一つです。
転勤族の方が家を購入する場合は、家族にとってベストなタイミングや場所を見極め、転勤が決まった場合の対応もある程度考えておくと良いでしょう。

また、ライフスタイルの変化に合わせてリフォームやリノベーションをしたい場合、戸建ては増改築が可能ですが、専有面積が決まっているマンションでは増築は困難です。
子どもが増えたり成長したりしても十分な空間を確保できるか、家族構成やライフスタイルの変化をあらかじめ考慮した家選びを心がけましょう。

5.3. 資金の見通しを立てる

家を購入すると毎月住宅ローンの返済があるほか、賃貸時にはなかった税金や維持管理費が発生します。

住宅ローンを完済する見込みがあるか、返済計画がきちんと立てられるかは持ち家の購入を検討するうえで重要な要素です。

住宅ローンの返済だけでなく、管理費や修繕積立金、駐車場代、固定資産税や住民税など継続的に支払いが必要なものと金額を把握して、住宅購入後の資金計画を立てておきましょう。

>>一戸建てで毎月かかるお金はどれくらい?維持費を抑えるコツも併せて紹介

6. 持ち家は購入後の生活を含めて検討しよう

持ち家は賃貸に比べると引っ越しが難しい、税金や修繕費などの費用が発生するなどのデメリットがあります。しかし、資産になる、リフォームやリノベーションがしやすいなどのメリットもあるため決してデメリットだらけというわけではありません。

持ち家には持ち家のメリット・デメリットがあるように、賃貸にも賃貸のメリット・デメリットがあります。どちらにより魅力を感じるかは価値観やライフスタイルによって異なるため、家族でよく話し合って判断しましょう。

一般的には引っ越しのリスクが低く、住宅ローン完済の目処が立つ方は持ち家向きです。

「住宅ローンが返せるか心配」「将来資産として活用できるか不安」などの理由から持ち家の購入を迷っている方には、一建設の一戸建て分譲住宅の総合ブランド「リーブルガーデン」の住宅がおすすめです。
大手グループのスケールメリットを活かして、資材・設備の一括購入など建物の品質に影響しない方法で建築コストを大幅に削減。高品質な住宅を低価格で提供しています。

また、長期優良住宅の認定も受けているため、一般的な住宅に比べて家の資産価値が落ちにくく、将来売却しやすい、下の世代にも引き継ぎやすいなどのメリットがあります。

「想いも価格も妥協したくない」方はぜひ選択肢の一つとしてご検討ください。

>>一建設のホームページはこちら
>>リーブルガーデンのホームページ|一建設が贈る一戸建て分譲住宅の総合ブランドはこちら
>>リーブルガーデンで分譲住宅を探してみる

リーブルガーデンで物件を探す

地域から新築一戸建てを探す

よく読まれている人気記事

おすすめ記事

「建築条件付き土地とは?やめたほうがいい?メリットや注意点を紹介」のアイキャッチ画像

建築条件付き土地とは?やめたほうがいい?メリットや注意点を紹介

建築条件付き土地とは何か知っていますか?今回は、建築条件付き土地の意味やメリット・デメリットを、購入して後悔しないために知っておくべきこととともに紹介します。建築条件付き土地に関するトラブルや購入がおすすめの人はどんな人かも紹介するので参考にしてみてくださいね。

「建売住宅の頭金はいくら必要?なしでも平気?相場も解説」のアイキャッチ画像

建売住宅の頭金はいくら必要?なしでも平気?相場も解説

建売住宅の頭金はいくら必要か知っていますか。今回は、建売住宅の購入に必要な頭金の額を、なしでも購入できるかや頭金を用意するメリット・デメリット、注意点とともに紹介します。建売住宅購入時に頭金が用意できない場合の対処法も紹介するので参考にしてください。

新着記事

リーブルガーデン会員 募集中

物件の「今」を
いち早くメールで受け取れます!

無料で会員登録する