建売住宅購入の注意点とは?見るべきポイント11選を紹介
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一建設の分譲戸建住宅
一建設の分譲戸建住宅は年間約9,000棟以上を供給、国内トップクラスの販売戸数を誇ります。また住宅性能表示制度5分野7項目の最高等級取得を標準化。
お客さまとご家族に安心して住んでいただける住まいをお届けします。
人生で最も大きな買い物ともいえるマイホームの購入。初めてのことでわからないことばかりという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、建売住宅を購入するまでの流れと、購入する際に注意したいポイントを解説します。建売住宅の購入に失敗しないよう、ぜひ参考にしてみてください。
1. 建売住宅を購入するまでの流れ
建売住宅を購入するまでの流れは以下のとおりです。
契約前の流れ
- 予算の計画を立てる
- 物件を見つける
- 物件の見学
- 物件購入の申し込み
- 住宅ローンの事前審査
売買契約〜入居前の流れ
- 重要事項説明を受ける
- 売買契約を締結する
- 住宅ローンの本審査
- 登記申請
- 立会検査
- 引渡し
- 入居
建売住宅を購入するまでの流れを以下の記事ではより詳しく説明しています。併せて参考にしてください。
>>建売を購入する際の流れとは?契約から入居までの期間や注意点も紹介
2. 建売住宅を購入する際の注意点
続いて、建売住宅を購入する際に知っておきたい注意点をご紹介します。事前に把握しておくことでトラブル回避にもつながりますので、ぜひ参考にしてください。
なお、以下の記事では建売住宅を購入する際の注意点を解説しています。
>>こんな建売住宅は買うな!避けるべき物件や失敗しない方法を紹介
2.1. 地盤調査済みか
建売住宅を購入する際にまず注意したいのが、地盤調査が済んでいるかです。地盤に問題があると、災害時に倒壊しやすかったり、家が傾いてしまったりといった危険性があります。また、地表面が徐々に沈んでいってしまう地盤沈下が起きるおそれもあります。
建物が傾いたり浮き上がったりしてしまうと、外壁や天井にひび割れが起きるリスクも高まります。いくら建物が良くても、地盤に問題がある場合は購入を避けたほうがよいでしょう。
地盤調査の結果を見れば、過去のデータも含めて問題がないかどうかをチェックできます。地盤調査資料をもらえるかを事前に確認しておくと安心です。
2.2. 売り主物件か
売り主物件とは、仲介業者を介さずに売り主が直接販売している物件のことです。売り主販売の利点には、仲介手数料が発生しないことが挙げられます。
仲介手数料は物件の価格が高くなればなるほど上がり、建売住宅の購入で は負担が大きくなりやすい費用です。仲介手数料の負担なく物件が購入できることは、費用面で大きな利点となります。
また、仲介業者を介さず直接のやり取りとなるため、コミュニケーションが円滑に進むメリットもあります。仲介業者を通すことでトラブル対応が円滑に進むこともありますが、やり取りが増えるため時間がかかってしまうおそれもあります。スピーディーに交渉を進めたい場合は仲介業者を通さない売り主物件がおすすめです。
2.3. 周辺環境を確認する
物件を購入するうえできちんと確認しておきたいのが周辺環境です。物件自体の 条件に注目しがちですが、周辺環境も生活に大きな影響を及ぼします。特にチェックすべきなのは、駅や周辺施設へのアクセス状況、また周囲の人通りや騒音など治安面に関することです。
物件そのものであればリフォームや工夫で多少の修正が効きますが、周辺環境は自身で改善することが困難な要素です。可能な限り時間をかけて直接歩き、注意深く確認しましょう。家族構成によっては、子どもの成長など将来の生活スタイルの変化も考えながら、小学校などの教育機関やアクセスを検討してみてください。
2.4. 購入価格に含まれている内容は何か
建売住宅は住宅の間取りや設備がすでに決まっています。購入価格だけを見て「高い」「安い」の判断をせず、内訳をしっかりと確認しましょう。
購入価格には、土地代や建物代、諸費用が含まれています。一方、任意でつけられるオプションは購入価格には含まれません。標準の設備だと思っていたものがオプションだったという可能性もあります。あとから追加費用が発生しないようしっかり内訳を確認し、購入価格に含まれるもの、オプションとなるもの、それぞれを区別しておきましょう。
土地代や建物代、諸費用の詳しい内訳は購入段階にならないと確認できないことも多いですが、土地代の目安は周辺の地価相場から計算できます。
建売住宅のオプションに関しては以下の記事で解説しています。
>>建売住宅のオプションのおすすめ一覧!いつ決める?相場や選び方を解説
2.5. 間取り
建売住宅の場合は間取りがすでに決まっており、自分たちの希望に合わせて変更することができません。そのため、家族の人数や生活スタイルと照らし合わせながら、自分たちの思い描くマイホームでの生活と相性の良い間取りを慎重に検討することが大切です。
家具のない状態の間取りではイメージしにくいかもしれませんが、家具を置いて実際に生活している様子を想像しながら確認してみましょう。
建売住宅を見学する際の注意事項は以下の記事を参考にしてください。
>>建売住宅を見学する際の注意点・ポイントは?当日のチェックリストもご紹介
2.6. 内装・設備
建売住宅では内装や設備もすでに決まっているため、使い勝手や機能、デザインの良し悪しを慎重に見極める必要があります。
内装に関しては第一印象だけでなく、自分たちが住んで居心地が良いデザインか、長期的な視点で考えましょう。設備に関しても見た目だけでなく、使い勝手が良いかもチェックしてみてください。
2.7. 点検口の有無
点検口のチェックはつい見落としがちですが、建物の維持管理をしていくうえでは大切なポイントです。
点検口があれば、床下や天井などに異常がないかを簡単に確認できます。家のトラブルは早期に発見するほど比較的低コストで対処できるため、簡単に点検できるかどうかは家に長く住み続けるうえで重要です。
2.8. 土地の仕入れ~販売まで一括でおこなっている会社か
土地の仕入れから建物の設計・施工、販売まで、すべてを自社で手掛ける会社から購入するのが理想です。その理由としては、トラブル時の窓口が集約され連絡をとりやすいことが挙げられます。
それぞれの工程を別の会社が実施している場合、トラブル時に適切な連絡先がわからなかったり、業者間の連携がとれなかったりといった事情で対応が遅れるおそれがあります。責任の所在が曖昧になるリスクもあるでしょう。
その点、土地の仕入れから販売までを一括でおこなっている会社なら、トラブル時の相談先や責任の所在が明確なため安心です。
2.9. アフターサービスは十分か
引渡し後のアフターサービスの有無も重要です。建売住宅では引渡し後にトラブルが起きることも少なくありません。購入したばかりのときは発覚しなかった問題が、数年経ってから発覚することもありえます。トラブル時のサービス内容や保証期間は十分かを、問い合わせ連絡先とともに確認しておきましょう。
2.10. 品質管理は行き届いているか
建物の品質管理が徹底されているかも重要なポイントです。建売住宅は建築過程の確認ができないため、品質管理が行き届いているか、買い手側が慎重に確認する姿勢が重要となります。可能であれば建設中の現場の確認ができると安心ですが、すでに完成している場合は、建築中の現場写真を確認させてもらうなどの方法もあります。
2.11. 未完成の状態での引渡しは受けない
物件は、未完成の状態ではなく完成された状態で引渡しを受けるようにしましょう。とても大きな買い物となるマイホーム購入ですが、残念ながら悪質な会社がないとは言い切れません。未完成の状態で引渡しを受けると、支払いのあとに対応が悪くなったり、予定していたものと違った仕上がりになったりするなど、トラブルの原因となるおそれがあります。
3. 建売住宅のメリット・デメリット
建売住宅にはメリットとデメリットの両方があります。それぞれピックアップしました。
建売住宅のメリット
- 低コストで購入できる
- 完成済みの物件を見ることができる
- 購入手続きがスムーズ
- 住宅ローンを利用できる場合が多い
建売住宅のデメリット
- 間取りや内装の自由度が下がる
- 建設過程を見ることができない
- 郊外に立地していることが多い
- 土地の状態が判断しにくい
建売住宅のメリットやデメリットは以下の記事でさらに詳しく解説しています。併せて参考にしてみてください。
>>建売住宅のメリット・デメリットとは?購入時の注意点や向いている方の特徴も紹介
4. 後悔しない建売住宅の探し方も知っておこう
最後にあらためて、後悔しない建売住宅の探し方をご紹介します。次の5つのポイントを押さえたうえで理想の建売住宅を探してみましょう。
- 立地
- 間取り
- 周辺環境
- 交通機関
- 予算
これらの条件のなかで優先順位をつけたうえで、実際の住宅探しを始めるのがおすすめです。
建売住宅を探す具体的な手段としては、不動産ポータルサイトでの検索、モデルハウスの見学、不動産会社に相談するなどの方法があります。以下の記事でも詳しく解説しているため、ぜひご一読ください。
>>建売住宅の探し方とは?選ぶポイントや探す手段を解説!
5. まとめ
建売住宅は注文住宅に比べて低コストで、購入もスムーズに進められます。良い物件を見つけられればとても良い買い物になる一方、注意しなければ失敗や後悔が残る可能性もあるため、今回ご紹介した注意点を参考に理想のマイホームを探してみてください。
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