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新築一戸建てへの引っ越し前にやることは?リストや引っ越し後の手続きなどを解説

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目次

夢のマイホームを購入し、新生活への期待が膨らむ一方、「引っ越しの準備って何から始めればいいの?」と不安を感じている方もいるでしょう。

この記事では、引っ越し時にやることや必要な手続きをリストアップし、時系列に沿って解説します。新築一戸建てへの引っ越しを控えている方はぜひ参考にしてください。

1. 新築一戸建てへの引っ越しは事前準備とスケジュール計画が大切!

新築一戸建てへの引っ越しはやることが多いため、計画的に進めることが重要です。引っ越し後に慌てたり困ることがないよう、いつまでに何をすべきか事前に確認し、スケジュールを立てて取り組みましょう。

2. チェック!新築一戸建てへの引っ越しやることリスト

新築一戸建てに引っ越す前に、やるべきことや必要な手続きは以下のとおりです。

期間の目安やること
できるだけ早め・引っ越し前の住居の手続き
・子どもの転校や転園手続き
・勤務先への報告
引っ越しから2〜3ヵ月前・引っ越し業者の選定、予約
・家具や家電・カーテンの選定、配置決め、購入
・不用品の処分の手続き
引っ越しから1ヵ月前・インターネット、テレビ、電話の回線工事の予約
・エアコン工事の予約
・引っ越しの荷造りを始める
引っ越しから2週間前・転出・転居届などの各種手続き
・電気・ガス・水道の手続き
・郵便局へ転居届を提出
引っ越しから1週間前・新居の近隣の方へ挨拶回り
・新居の確認と掃除
引っ越し前日・カーテンと照明器具の取り付け
・冷蔵庫と洗濯機の水抜き
・引っ越し前の最終チェック
引っ越し当日・引っ越し前の住宅の退去立ち会い、鍵の返却
・引っ越しの立ち会いや荷ほどき
・電気・ガス・水道の開通確認

ここからは、以下の時系列に沿って、それぞれの時期にすべきことを解説します。

  • できるだけ早め
  • 引っ越しから2〜3ヵ月前
  • 引っ越しから1ヵ月前
  • 引っ越しから2週間前
  • 引っ越しから1週間前
  • 引っ越し前日
  • 引っ越し当日

2.1. できるだけ早めにやること

  • 引っ越し前の住居の手続き
  • 子どもの転校や転園手続き
  • 勤務先への報告

2.1.1. 引っ越し前の住居の手続き

現在賃貸に住んでいる場合は、退去手続きが必要です。引っ越し直前に連絡すると契約解除が間に合わず、無駄な家賃が発生する恐れがあるため、引っ越しが決まり次第、家主にその旨を伝えましょう。

また、現在持ち家に住んでいる場合は、売却や賃貸などの対応を検討する必要があります。不動産会社に相談し、ライフプランや資産形成に適した方法を検討しましょう。

2.1.2. 子どもの転校や転園手続き

子どもがいる場合は、転校・転園などの手続きに時間がかかるケースがあるため、なるべく早く動くことが重要です。引っ越しが決まった時点でその旨を伝え、転校・転園の手続きを確認しましょう。自治体によっては転校先の学校に「転校届」など書類の提出が必要な場合があります。

また、保育園や幼稚園の入園は時期や定員に左右されます。事前に引っ越し先の空き状況や申し込みスケジュールを確認しておきましょう。

2.1.3. 勤務先への報告

住所が変わると、税金や社会保障、通勤手当などの手続きにも影響が出るため、勤務先への報告も必要です。多くの企業では、就業規則で住所変更時の報告義務を定めています。勤務先のルールに則って、速やかに上司や担当部署に報告しましょう。

2.2. 引っ越しから2~3ヵ月前にやること

  • 引っ越し業者の選定、予約
  • 家具や家電・カーテンの選定、配置決め、購入
  • 不用品の処分の手続き

2.2.1. 引っ越し業者の選定、予約

引っ越し料金やサービス内容は、引っ越し業者によって異なります。複数社に見積もりを依頼し、業者の対応や契約条件、保証内容なども確認したうえで信頼できる業者を選びましょう。

また、希望の日程・時間帯を押さえるには、3ヵ月前からの予約が安心です。ただし、引っ越し業者の繁忙期である3月〜4月、9月〜10月は予約が混み合うため、できる限り早めの行動をおすすめします。

2.2.2. 家具や家電・カーテンの選定、配置決め、購入

家具・家電や照明器具、カーテンなどは手配に時間がかかることも多いため、早めの購入が安心です。大型の家具・家電は「いざ持って行ったら置けなかった」とならないよう、買い替えと持ち込みどちらの場合も新居での配置や搬入経路を考慮する必要があります。

また、新築一戸建ては、物件によってはカーテンレール・網戸などの設備がオプション仕様になっている場合もあります。事前に標準仕様を確認し、必要に応じてオプション追加や工事の手続きをしましょう。

なお、建売住宅のオプションについては下記のコラムに詳細が載っていますので、併せてご覧ください。
>>建売住宅のオプションのおすすめ一覧!いつ決める?相場や選び方を解説

2.2.3. 不用品の処分の手続き

今の家から持ち込むもの、新たに買い替えるものが決まったら、次は不用品の処分を考えましょう。

家具・家電の処分方法としては、自治体に申し込んで粗大ゴミに出す、不用品回収業者や引っ越し会社に引き取ってもらうなどの方法があります。状態の良いものは、リサイクルショップやフリマアプリなどで売却しても良いでしょう。

粗大ゴミとして回収してもらうには事前予約が必要です。自治体によって手続き方法や回収日が異なるため、早めに確認して申し込んでおきましょう。

2.3. 引っ越しから1ヵ月前にやること

  • インターネット、テレビ、電話の回線工事の予約
  • エアコン工事の予約
  • 引っ越しの荷造りを始める

2.3.1. インターネット、テレビ、電話の回線工事の予約

新築一戸建ての場合、テレビやインターネット、固定電話の回線は自身で手続きが必要です。引っ越し業者と同様に繁忙期は混み合うため、料金やサービスの違いを確認し、早めに予約しましょう。

2.3.2. エアコン工事の予約

エアコンの工事も繁忙期は混み合うため、1ヵ月前までには予約を済ませておきましょう。特に、夏や冬などエアコンが必須の時期は、引っ越し当日までに設置を完了できるようスケジュールを調整しておく必要があります。

2.3.3. 引っ越しの荷造りを始める

引っ越し直前は慌ただしくなりがちなため、1か月前から荷造りに取りかかりましょう。使用頻度の少ないものは先に箱詰めしておくなど、できることから少しずつ準備しておくと引っ越し直前の負担を減らすことができます。

2.4. 引っ越しから2週間前にやること

  • 転出・転居届などの各種手続き
  • 電気・ガス・水道の手続き
  • 郵便局へ転居届を提出

2.4.1. 転出・転居届などの各種手続き

同じ市区町村内で引っ越す場合は「転居届」、別の市区町村に引っ越す場合は、「転出届と転入届」の提出が必要です。転入届・転居届は引っ越し先の役所に提出する必要がありますが、転出届の提出はマイナポータルによるオンライン申請が可能です。

また、児童手当を受給している家庭が別の市区町村に引っ越す場合は、児童手当の手続きも必要です。今住んでいる自治体に児童手当受給事由消滅届を提出し、引っ越し先の自治体で児童手当認定請求書を提出する必要があります。

2.4.2. 電気・ガス・水道の手続き

新築一戸建てでは、電気やガス、水道などライフラインの手続きも自身でおこなう必要があります。今利用している電力会社・ガス会社・水道局に使用停止を申し込み、必要な手続きをおこないましょう。

同様に、引っ越し先で利用予定の電力会社・ガス会社・水道局にも使用開始の申し込みが必要です。ガスの開栓作業は立ち会いが必要なため、早めに連絡して日程を押さえておきましょう。

2.4.3. 郵便局へ転居届を提出

郵便局に転居届を提出すれば、1年間旧住所あての郵便物を新住所に無料で転送してもらえます。郵便局の窓口だけでなく、ポスト投函やWebサイトアプリでの手続きも可能です。

2.5. 引っ越しから1週間前にやること

  • 新居の近隣の方へ挨拶回り
  • 新居の確認と掃除

2.5.1. 新居の近隣の方へ挨拶回り

引っ越し当日は慌ただしくなるため、挨拶回りは引っ越しの1週間前に済ませるのがおすすめです。両隣と向かいの3軒、真後ろの住人に、手土産を持って簡単な挨拶に伺いましょう。手土産は予算500円〜1,000円程度で、日持ちのするお菓子やタオル、洗剤などがおすすめです。

2.5.2. 新居の確認と掃除

引っ越し前に、新居に傷や不備がないか確認しておきましょう。また、家具を置く前に掃除を済ませておくことで隅々まできれいにできます。

引っ越し当日は、荷ほどきやさまざまな手続きで忙しくなります。このため入居前に換気や害虫対策、水廻りの防カビ対策を済ませ、事前に室内環境を整えておくことが重要です。

2.6. 引っ越し前日にやること

  • カーテンと照明器具の取り付け
  • 冷蔵庫と洗濯機の水抜き
  • 引っ越し前の最終チェック

2.6.1. カーテンと照明器具の取り付け

前述したように、引っ越し当日は荷ほどきや各種手続きで忙しくなります。このため可能な限り、カーテンや照明器具などの取り付けも前日までに済ませておくのがおすすめです。

2.6.2. 冷蔵庫と洗濯機の水抜き

冷蔵庫や洗濯機は、事前に霜取りや水抜きをしておかないと、搬出時に水が漏れ出る可能性があります。冷蔵庫内は、搬出の前日には中身を空にしてコンセントを抜いておきましょう。

洗濯機の水抜きは、蛇口を閉めて標準コースで洗濯機を回し、10秒前後で停止したあと、脱水モードで洗濯槽の水分を飛ばします。

水抜きの方法はメーカーや機種によっても異なるため、取扱説明書の指示に従いましょう。

2.6.3. 引っ越し前の最終チェック

引っ越し当日に向けて、荷造りの最終作業をおこないます。必要な手続きの漏れや忘れ物がないかチェックするほか、当日余裕を持って対応できるよう、1日の流れを再確認しておくと安心です。

2.7. 引っ越し当日にやること

  • 引っ越し前の住宅の退去立ち会い、鍵の返却
  • 引っ越しの立ち会いや荷ほどき
  • 電気・ガス・水道の開通確認

2.7.1. 引っ越し前の住宅の退去立ち会い、鍵の返却

賃貸物件には原状回復義務があるため、退去時に立ち会いが必要です。管理会社が単独で確認する場合は、不当請求のリスクに備えて部屋の状態を撮影しておきましょう。荷物を運び出したら、鍵を返却して退去手続きは完了です。

2.7.2. 引っ越しの立ち会いや荷ほどき

新居に入居する際も、引っ越し作業の立ち会いが必要です。家具や家電、荷物の置き場所を引っ越し業者に指示しましょう。また、エアコンや照明器具の取り付け、インターネット回線の開通など、当日に工事を予約している場合も立ち会いが必要です。

引っ越し作業が完了したら、生活に必要なものから荷ほどきを始めましょう。利用頻度の低いものは、落ち着いてから少しずつ整理すればOKです。

2.7.3. 電気・ガス・水道の開通確認

電気や水道、ガスなどのライフラインは生活に欠かせないため、問題なく使えるか当日中に確認しましょう。万が一使用できない場合は、契約した電力会社・ガス会社・水道局に連絡する必要があります。

また、ガスの開通工事には立ち会いが必要です。引っ越し当日に依頼している場合は忘れずに対応しましょう。

3. 新築一戸建てへ引っ越した後の手続き

引っ越し後は、役所や警察署、銀行などでさまざまな住所変更手続きが必要となります。期限が定められているものも多いため、忘れずに対応しましょう。

期間手続き関連でやること
引っ越し後2週間以内・転入・転居届の手続き
・マイナンバーカード、国民健康保険、国民年金などの住所変更手続き
・運転免許証やクレジットカード・銀行などの住所変更手続き
引っ越し後15日以内・児童手当の住所変更手続き
・車庫証明と車検証の登録変更手続き

ここからは、引っ越し後2週間以内、引っ越し後15日以内にすべきことをそれぞれ解説します。

3.1. 引っ越し後2週間以内にやること

  • 転入・転居届の手続き
  • マイナンバーカード、国民健康保険、国民年金などの住所変更手続き
  • 運転免許証やクレジットカード・銀行などの住所変更手続き

3.1.1. 転入・転居届の手続き

日本では住民基本台帳法によって、引っ越しを終えてから2週間以内に転居届または転入届を提出するよう定められています。同じ市区町村内に引っ越す場合は転居届、別の市区町村に引っ越す場合は転入届を、引っ越し先の役所に提出しましょう。

3.1.2. マイナンバーカード、国民健康保険、国民年金などの住所変更手続き

転入届・転居届を提出する際に、マイナンバーカードや国民健康保険、国民年金などの住所変更手続きも同時におこなうと効率的です。

また、マイナンバーカードは90日以内に住所変更手続きをしないと失効してしまうため注意が必要です。

3.1.3. 運転免許証やクレジットカード・銀行などの住所変更手続き

上記の書類と違って明確な期日はありませんが、運転免許証の住所変更手続きも早めに済ませておきましょう。遅れると、万が一事故に遭った場合、保険金の支払いに支障が出る恐れがあります。

クレジットカードや銀行口座などの住所変更手続きも、忘れないうちに済ませておきましょう。

3.2. 引っ越し後15日以内にやること

  • 児童手当の住所変更手続き
  • 車庫証明と車検証の登録変更手続き

3.2.1. 児童手当の住所変更手続き

引っ越し先で児童手当を受給するには手続きが必要です。児童手当とは子育て世帯に支給される助成金のことで、0歳〜15歳(15歳の誕生日後の最初の3月31日)までの子一人につき、年齢に応じて所定の金額が支給されます。

同じ市区町村内で引っ越す場合は住所変更届のみで手続きが完了しますが、別の市区町村に引っ越す場合は、引っ越し前の自治体に児童手当受給事由消滅届を提出したあと、引っ越し先の自治体に児童手当認定請求書を提出する必要があります。

児童手当は、原則として申請した翌月分からの支給となります。引っ越し予定日の15日以内に手続きしないと、期限を過ぎた分は支給対象外となる可能性もあります。なるべく早めに手続きを済ませておきましょう。

3.2.2. 車庫証明と車検証の登録変更手続き

自動車を所有している場合、車の保管場所が確保されていることを証明する「車庫証明」と、車が保安基準に適合していることを証明する「車検証」の住所変更も必要です。

車庫証明は、車庫がある地域を管轄する警察署に、住所変更日から15日以内に自動車保管場所証明申請書などの必要書類を提出することで取得可能です。
車検証の住所変更は、自治体の運輸支局で必要書類を記入・提出する必要があります。

なお、軽自動車は基本的に車庫証明は不要で、車検証の住所変更手続きは自治体の軽自動車検査協会でおこないます。ただし、地域によっては軽自動車でも車庫証明が必要な場合もあるため、事前に引っ越し先の自治体に確認しておきましょう。

4. 引っ越しをする前に新築一戸建てでやっておきたいこと

入居前の物が何もない状態の室内は、掃除や汚れ・カビ対策をおこなう絶好のチャンスです。引っ越しの1週間ほど前から以下の項目に取り組んでおくと、新生活を気持ちよくスタートできます。

  • 傷や施工瑕疵がないか確認する
  • 掃除や換気、ワックスがけをおこなう
  • 防汚や防カビ、害虫対策などをおこなう

4.1. 傷や施工瑕疵がないか確認する

入居後に傷や設備の不具合に気付いた場合、保証の対象外となる場合があります。家具・家電を搬入する前に、新居の床・壁などに傷や施工瑕疵がないかチェックしておきましょう。また、トイレやお風呂、エアコンや照明などの設備も動作確認しておくことで、のちのちのトラブルを予防できます。

4.2. 掃除や換気、ワックスがけをおこなう

新築戸建て住宅は、入居まで窓やドアが閉めっぱなしになっていることが多いです。十分に換気をおこない、新鮮な空気を取り入れましょう。

また、新築でも工事中に入ったホコリや小さなゴミ、目に見えない雑菌などが残っている可能性があります。家具・家電を搬入する前に、一度しっかり床や棚、窓枠などを掃除しておきましょう。

フローリングを長持ちさせるための床ワックスやコーティングも、入居前の状態で作業すれば、家具を移動させる必要がなくスムーズです。

4.3. 防汚や防カビ、害虫対策などをおこなう

入居前に汚れ・カビ・傷・害虫対策をしておくと、清潔な状態で新生活をスタートできます。具体的な対策は以下のとおりです。

  • 大型家具・家電の下にキズ防止マットを敷く
  • IHやトイレなどの隙間に隙間ガードを付ける
  • サッシの溝や風呂のドア枠にマスキングテープを貼る
  • エアコン室外機に防虫キャップを付ける
  • お風呂・洗面所の防カビ対策をする
  • 換気扇にフィルターを付ける
  • 水廻りにコーティング剤を付ける

入居前の一手間で、掃除やお手入れがグッと楽になり、きれいな状態を保ちやすくなります。

5. 新築一戸建てへの引っ越しは計画的に進めましょう

新築一戸建てへの引っ越しはやるべきことが多いため、計画的に進める必要があります。引っ越し前後で必要な準備や手続きをリストアップし、いつまでに何をするかスケジュールを立てて取り組みましょう。

リーブルガーデン」は、一建設が提供する一戸建て分譲住宅の総合ブランドです。年間約9,000棟と国内トップクラスの販売戸数を誇るスケールメリットを活かして、良質な住宅を低価格で提供しています。「コストとクオリティのバランスがとれた家が欲しい」「そろそろ持ち家が欲しいけど、品質も価格も妥協したくない」とお考えの方はぜひ、選択肢の一つとしてご検討ください。

>>リーブルガーデン|一建設の新築一戸建て(分譲住宅・建売)

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