間取り図の記号・略語一覧!LDK・WICなどの意味を知って、暮らしをイメージ

目次
一建設の分譲戸建住宅
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物件情報に載っている間取り図には、「3LDK」「WIC」「UB」といった記号が並んでいて、なんとなく雰囲気はわかるものの、細かいところまでは読み取れていない……という方も多いのではないでしょうか。
間取り図には、部屋の種類や収納、設備の位置に加えて、窓や扉の開き方、建物の向きまで、暮らしに直結する情報が詰まっています。記号の意味がわかると、現地に足を運ぶ前でも、住んだあとのイメージをかなり具体的につかめるようになります。
この記事では、間取り図に使われる記号・略語の意味を種類ごとに一覧で整理し、窓や扉の記号の見方、物件を選ぶときに確認したいポイントまで解説します。マイホーム探しを始めた方は、ぜひ参考にしてください。
1. 間取り図を読むための基礎知識

記号の意味を見ていく前に、押さえておきたい基礎知識が2つあります。「なぜ記号が使われるのか」と「広さの単位」です。
1.1. 間取り図に記号・略語が使われる理由
間取り図は限られたスペースに家全体を描くため、すべての部屋名を日本語で書き込むと文字が多くなり、かえって読みにくくなってしまいます。そこで、英語表記を短縮した略語や図形を使って、簡潔に表現しているのです。
間取り図から読み取れるのは、部屋の数と配置、それぞれの広さ、収納の位置と大きさ、水回りの配置、窓や扉の位置と開き方、そして建物の向きなどです。文字情報だけの物件概要よりも実際の暮らしがイメージしやすいです。
なお、間取り図の表記は大きく2種類に分けられます。LDKやWICのように英語表現を略した「略語」と、窓や扉の開き方・方位を図形で示す「記号」です。この記事では、この2つを併せて紹介します。
1.2. 広さの単位とイメージしやすい換算方法
間取り図には、㎡(平方メートル)・帖(畳)・坪という3つの広さの単位が登場します。それぞれの関係を整理すると、以下のとおりです。
| 単位 | 換算の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| ㎡(平方メートル) | - | 国際標準の単位で、書類や広告の正確な表記に使われる |
| 帖(畳) | 1帖(畳)=1.62㎡以上 | 体感的な広さを表現しやすいが、地域や畳のサイズにより差がある |
| 坪 | 1坪=約3.3㎡(約2畳) | 土地や建物全体の広さを示す際に使われる |
例えば6畳の部屋であれば、6×1.62で約9.7㎡、坪に直すと約3坪に相当します。㎡(平方メートル)から畳数を知りたいときは「㎡÷1.62」、畳数から㎡を知りたいときは「畳数×1.62」で、おおよその換算ができます。
なお、畳のサイズは地域によって差があり、京間・中京間・江戸間などで実際の大きさは異なります。ただし不動産広告では、居室などの広さを畳数で表示する場合、畳1枚あたりの広さを1.62㎡以上(各室の壁心面積を畳数で除した数値)とする基準が定められています。間取り図の畳数は、この基準に基づいた目安として見ると良いでしょう。
2. 部屋の種類を表す略語
まずは、リビングやキッチンなど、居住空間に関する基本的な略語から見ていきましょう。
| 略語 | 意味 |
|---|---|
| L/D/K | リビング/ダイニング/キッチン |
| DK/LDK | ダイニングキッチン/リビングダイニングキッチン |
| BR/MBR | ベッドルーム(寝室)/メインベッドルーム・マスターベッドルーム(主寝室) |
| S(SR)/N | サービスルーム/納戸(採光・換気の基準を満たさない部屋) |
| DEN | 書斎・趣味の部屋 |
2.1. L・D・K・DK・LDK
Lはリビング(居間)、Dはダイニング(食事室)、Kはキッチン(台所)を表します。これらの組み合わせによって、ダイニングとキッチンが一体になった部屋はDK(ダイニングキッチン)、リビングも含めて一体になった部屋はLDK(リビングダイニングキッチン)と表記されます。
また、「3LDK」のように前に付く数字は、LDK以外の居室の数を表しています。
LDKの詳しい意味や広さの基準については、以下の記事で解説しています。
>>LDKとは?DKとの違いや意味、1〜4LDKの構成と向いている世帯などを解説
2.2. BR・MBR
BRはベッドルーム、つまり寝室を表します。MBRはメインベッドルーム・マスターベッドルームの略で、夫婦の寝室など、家のなかで中心となる寝室を指します。
ただし、すべての間取り図でMBRが使われるわけではなく、物件によっては寝室をすべてBRと表記している場合もあります。表記だけで判断せず、畳数や部屋の位置と併せて確認しましょう。
2.3. S(SR)・N(納戸・サービスルーム)
S(SR)はサービスルーム、Nは納戸を表します。どちらも建築基準法上の採光や換気の基準を満たしていないため、「居室」としてカウントされない部屋です。
そのため、間取り図では「3LDK+S」のように、居室数とは別に表記されることが多くなっています。
ある程度の広さがあっても、窓が小さかったり、なかったりするため、寝室や子ども部屋として日常的に使うには向かない場合があります。荷物の収納スペースとして使うほか、書斎やウォークインクローゼットのような使い方をされることが一般的です。
2.4. DEN(書斎・趣味の部屋)
DEN(デン)は、書斎や趣味のために使われる小部屋を表します。もともとは「巣穴」「隠れ家」といった意味を持つ言葉です。
SやNと同様に、居室の基準を満たさない小部屋に使われることが多く、在宅ワークのスペースや趣味の作業場として活用されます。
3. 収納を表す略語
続いて、クローゼットなど収納スペースに関する略語です。
| 略語 | 意味 |
|---|---|
| CL | クローゼット(扉を開けて使う一般的な収納) |
| WIC | ウォークインクローゼット(人が中に入って使える収納) |
| SIC | シューズインクローゼット(玄関横の大きめの収納) |
| SB | シューズボックス(下駄箱) |
3.1. CL・WIC
CLはクローゼットの略で、扉を開けて使う一般的な収納を指します。衣類を掛けられるハンガーパイプが設けられているケースが多くみられます。
WICはウォークインクローゼットの略で、人が中に入って使える広めの収納を指します。衣類だけでなく、スーツケースや季節家電などもまとめて収納しやすいのが特徴です。ただし、通路として使う分の面積が必要になるため、同じ面積ならCLのほうが収納量を確保しやすい場合もあります。
3.2. SIC・SB
SICはシューズインクローゼットの略で、玄関横に設けられた大きめの収納を指します。靴を履いたまま出入りできるため、靴のほかベビーカーやアウトドア用品、傘なども置きやすいのが特徴です。
SBはシューズボックスの略で、一般的な下駄箱のことです。玄関まわりの収納量は暮らしやすさに直結するため、家族の人数や持ち物の量に見合っているかを確認しておきましょう。
4. 水回り・生活設備を表す略語
浴室やトイレ、洗濯機置き場など、生活に関わる設備の略語を見ていきましょう。
| 略語 | 意味 |
|---|---|
| UB | ユニットバス(床・壁・天井・浴槽が一体成形された浴室) |
| WC | ウォータークローゼット(トイレ) |
| W | ウォッシャー(洗濯機を置くスペース) |
| R | リフリジレーター(冷蔵庫を置くスペース) |
4.1. UB・WC
UBはユニットバスの略で、床・壁・天井・浴槽が工場であらかじめ一体成形された浴室を指します。防水性が高く施工しやすいことから、現在の住宅では広く採用されています。
WCはウォータークローゼットの略で、トイレを表します。玄関付近、階段下、寝室の近くなど、配置される位置によって使い勝手が変わるため、生活動線と併せて確認すると良いでしょう。
4.2. W(洗濯機置き場)・R(冷蔵庫置き場)
Wはウォッシャーの略で、洗濯機を置くスペースを表します。Rはリフリジレーターの略で、冷蔵庫を置くスペースを指します。
どちらも大型の家電なので、いま使っているものをそのまま持ち込む予定であれば、設置スペースのサイズと搬入経路を事前に確認しておくと安心です。玄関や廊下の幅、階段の曲がり角など、搬入時に通る場所の寸法も併せて見ておきましょう。
5. 建物設備を表す略語

ここでは、配管や空調など、建物の裏側の設備に関わる略語を紹介します。
| 略語 | 意味 |
|---|---|
| PS | パイプスペース(上下水道管・ガス管を通すスペース) |
| MB | メーターボックス(電気・ガス・水道のメーターを収納するスペース) |
| DS | ダクトスペース(換気ダクトを通すスペース) |
| EV | エレベーター |
| UP・DN | 上り階段/下り階段 |
| AC | エアコンディショナー(エアコンの設置位置) |
5.1. PS・MB・DS
PSはパイプスペースの略で、上下水道管やガス管を通すためのスペースです。MBはメーターボックスの略で、電気・ガス・水道のメーターが収納されています。また、DSはダクトスペースの略で、換気ダクトを通すためのスペースを指します。
いずれも居住スペースとしては使えない部分ですが、水回りの近くに配置されることが多く、間取りの成り立ちを理解する手がかりになります。
5.2. EV・UP・DN
EVはエレベーターを表す記号です。UPは上り階段、DNは下り階段を意味し、階段の昇降方向を示しています。
2階建て以上の間取り図では、1階の図面にUP、2階の図面にDNが記載されるかたちで、同じ階段が両方の図面に描かれます。上下階のつながりを把握するときの目印になります。
5.3. AC(エアコン)
ACはエアコンディショナーの略で、エアコンの設置位置を示す記号です。
エアコンの位置は、家具の配置やコンセントの位置に影響します。「ソファを置きたい場所の真上にエアコンがある」「テレビを置きたい壁がエアコンで埋まっている」といったことも起こり得るため、間取り図の段階で家具のレイアウトをイメージしながら確認しておきましょう。
6. 方位記号の見方
間取り図には、東西南北を示す方位記号(コンパスのようなマーク)が記載されていることが多くあります。矢印や「N」の文字が指す方向が北で、そこから建物の向きを読み取ります。
方位がわかると、日当たりや風通しをある程度は事前に把握できます。一般的に、南向きのリビングは日中に光が入りやすく、人気が高い傾向があります。東向きは朝の光が入りやすく、西向きは午後から夕方にかけて日が入る一方、夏場は西日の暑さが気になる場合もあります。
ただし、日当たりは方位だけで決まるものではありません。隣家との距離や建物の高さ、周辺の建築状況によっても変わるため、実際の物件では現地で確かめることが大切です。
7. 窓の種類を表す記号
間取り図には、窓の形状や開き方も記号で描かれています。窓は通気性や日当たりに関わるだけでなく、開閉方式によっては家具の配置にも影響するため、見落とせない情報です。
代表的な窓の記号は以下のとおりです。
| 記号名 | 画像 | 特徴 |
|---|---|---|
| 引き違い窓 | ![]() | 左右2枚のガラス戸を横に滑らせて開閉する、住宅で最も一般的な窓 |
| 片引き窓 | ![]() | 1枚のガラス戸のみを横に引いて開閉し、もう一方は固定されている窓 |
| 片開き窓 | ![]() | ドアのように片側を軸にして開閉する窓(外開き・内開きがある) |
| FIX窓(装飾窓) | ![]() | 窓枠にガラスがはめ込まれ、開閉できない採光専用の窓 |
| 縦すべり窓 | ![]() | 窓枠の上下の溝(レール)に沿って、室外側に押し出すように開く窓 ※網戸は室内側に設置される |
| 面格子付き窓 | ![]() | 防犯目的で格子が付いた窓(トイレや浴室などの小窓に使われることが多い) |
窓の種類によって、開けられる面積や風の通り方は変わります。例えばFIX窓は開閉できないため、採光は得られても通風は期待できません。一方、縦すべり窓は、窓の面に沿って流れる風を室内に取り込みやすい形状とされています。
また、面格子付き窓は防犯のために設けられるもので、トイレや浴室などの小窓に使われることが多くなっています。窓の数だけでなく、「開けられる窓がどこにいくつあるか」という視点で見ておくと、通風のイメージがつかみやすくなるでしょう。
8. 扉の種類を表す記号
扉についても、開き方や動く範囲が記号で描かれています。扉の開閉には一定のスペースが必要になるため、家具の配置や部屋どうしのつながりを考えるうえで重要な情報です。
| 記号名 | 画像 | 特徴 |
|---|---|---|
| 片開き戸 | ![]() | 片側を軸にして開閉する、最も一般的な扉 |
| 両開き戸 | ![]() | 2枚の扉が左右に開く扉 |
| 親子扉 | ![]() | 幅の異なる2枚の扉からなる両開き扉(玄関でよく使われる) |
| 引き違い戸 | ![]() | 2枚以上の戸を左右に滑らせて開閉する引き戸 |
| 片引き戸 | ![]() | 1枚の戸を横に滑らせて開閉する引き戸で、開閉にスペースを取らない |
| 引込み戸 | ![]() | 1枚の戸を壁のなかに引き込むタイプの引き戸 |
| 折戸(折れ戸) | ![]() | 扉を折りたたむように開閉する扉(「折戸」「折れ戸」どちらの呼び方もされ、クローゼットによく使われる) |
| アコーディオンカーテン | ![]() | 蛇腹状の建具を上から吊り下げ、カーテンのように開閉する |
開き戸(片開き戸・両開き戸・親子扉)は、扉が開く分のスペースが必要になります。扉の可動範囲に家具を置くと開閉の妨げになるため、間取り図に描かれた円弧の部分を確認しておきましょう。
一方、引き戸(引き違い戸・片引き戸・引込み戸)は、戸を横に滑らせて開閉するため、開閉のためのスペースを取らないのが利点です。開けたままにしておけば部屋どうしをつなげて使えるため、通風や移動のしやすさの面でも扱いやすいでしょう。
折戸(折れ戸)は、扉を折りたたむように開くタイプです。引き違いの建具と違って開口部を広く取れ、中身を一度に見渡せるため、クローゼットによく採用されています。
9. 間取り図を見るときに確認したいポイント

記号の意味がわかったら、次は実際の物件選びに活かす視点です。ここでは4つのポイントを紹介します。
- 部屋のタイプと広さを確認する
- 日当たりや風通しを確認する
- 生活動線を確認する
- 将来のライフスタイル変化に対応できるか確認する
9.1. 部屋のタイプと広さを確認する
「3LDK」「2LDK+S」といった表記から部屋のタイプを把握したうえで、各部屋に書かれた畳数と併せて、実際の広さをイメージしてみましょう。居室の数だけでなく、収納が足りているか、家族の人数や生活スタイルに部屋数・広さが合っているかという視点が大切です。
併せて確認しておきたいのが、2階建て以上の場合の上下階の重なりです。1階のトイレやキッチンの真上が2階の寝室になっていると、生活音や振動が気になる可能性があります。家族の就寝時間帯がバラバラな場合は特に、1階と2階の図面を並べて位置関係を見ておくと安心です。
9.2. 日当たりや風通しを確認する
方位記号と窓の位置を組み合わせて見ると、実際に住んだときの日当たりや風通しをイメージしやすくなります。
例えば、南側に大きな窓があるLDKであれば日中の明るさを期待しやすく、対角線上に開けられる窓が2か所あれば、空気の通り道ができて風が抜けやすくなります。反対に、窓が一方向にしかない部屋は、風が通りにくい傾向があります。
ただし、周辺の建物の状況によって条件は変わるため、最終的には現地で確認しましょう。
9.3. 生活動線を確認する
実際に生活する場面を思い浮かべながら間取り図を見ることが大切です。
例えば、買い物から帰って玄関からキッチンまで荷物を運ぶ経路や、洗濯物をキッチン・洗面所・物干し場へと移動させる経路など、毎日繰り返す動きが短くまとまっているかを確認しましょう。キッチンから洗面所・浴室への家事動線が短い間取りは、家事の負担を軽くしやすい傾向があります。
また、LDKが家族の移動の通り道になっていないかも見ておきたい点です。個室へ行くたびにリビングを横切る間取りは、家族が顔を合わせやすい反面、くつろいでいるときに人の行き来が気になる場合もあります。
大切なのは、どちらの間取りが良いかではなく、自分たちがどのような生活をしたいのかを考えることです。家事のしやすさを重視する、家族が自然と顔を合わせるようにしたいなど、理想のイメージを描きながら、自分たちの暮らしに合った間取りを考えてみましょう。
9.4. 将来のライフスタイル変化に対応できるか確認する
今の家族構成だけでなく、数年後、十数年後の暮らしまで見据えて間取りを確認しておきたいところです。
子どもの成長にあわせて個室が必要になる、在宅ワークが増えて作業スペースが欲しくなる、親と同居する可能性がある、といった変化に対応できるかどうかは、部屋の数や広さ、間仕切りの有無によって変わります。
例えば、広めの子ども部屋を将来2部屋に分けて使える間取りや、1階に個室があり将来的に寝室として使える間取りは、変化に対応しやすい選択肢といえるでしょう。
家族の人数ごとに必要な部屋数や広さの目安は、以下の記事で解説しています。
>>4人家族に必要な間取りは?広さの目安と3LDK・4LDKの選び方を解説
10. 記号の意味を理解して理想の物件を選ぶなら、リーブルガーデン
間取り図の記号や略語の意味がわかると、物件情報から読み取れることが大きく増えます。部屋の広さや収納量はもちろん、日当たりや風通し、生活動線まで現地に行く前にイメージできるようになるため、見学する物件を絞り込みやすくなり、住まい探しをスムーズに進められます。
そのうえで大切なのは、気になった物件を実際に見て確かめることです。間取り図では読み取れない天井の高さや窓からの眺め、周辺の環境は、現地でしかわかりません。
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※記事の内容は2026年8月現在の情報に基づいています。制度や法律は今後変更・廃止される可能性がありますので、最新の情報をご確認ください。
























