ARCHITECT INTERVIEW 設計士インタビュー

一建設の設計士が考える
“ちょうどいい住まい”づくり
デザイン・性能・コスト、
その最適解を設計する

一建設株式会社が手がける建売住宅の魅力や設計のこだわり、
新シリーズ開発の背景を、設計士たちへのインタビューを通してご紹介します。

PROFILE

  • 設計部 構造3課 課長 茂垣

    前職では施工管理に従事。当社入社後は設計士として7年ほど構造設計に携わり、建物の安心・安全を支えている。

  • 設計部 次長 茂庭

    新卒でハウスメーカーに入社し6年勤務後、当社へ転職。住宅設計一筋で30年のキャリアをもつ。現在は設計部にて、設計品質の向上と業務推進を担うマネジメント業務に携わる。

  • 東日本第2戸建事業本部
    都市推進事業部 設計企画担当
    次長補佐 工藤

    大学卒業後、設計事務所、工務店を経て当社に入社。設計事務所時代より設計業務に携わり、当社では営業部に所属する設計士として、おもに都心の建売住宅を担当。

  • 設計部 設計1課 係長 渡辺

    新卒で設計事務所に就職し、その後、CADオペレーターとして実務に従事しながら資格取得を目指す。その後、当社へ入社し、設計士として約7年のキャリアをもつ。

  • 東日本第2戸建事業本部
    都市推進事業部 設計企画担当
    主任 澤内

    新卒で入社後、営業部にて2年、設計部にて約1年半の経験を積み、現在は営業部に所属する設計士として、営業と設計双方の知見を活かし、部門間をつなぐハブとしての役割を担う。

※紹介社員のインタビュー内容・所属等は取材当時のものになります

SECTION01 建売住宅の魅力は、
納得感と効率、
そして、
コストパフォーマンス

茂庭完成した物件を実際にご覧いただいて、納得して購入できるのが建売の良さではないでしょうか。図面だけでは分からない空間の広がりや雰囲気が確認でき、暮らしのイメージが湧きやすいのではないかと思います。なおかつ、ご自身の感性にしっくりと合うものに出会えれば申し分ないですよね。

渡辺注文住宅は自由度が高い分、それが醍醐味ではありますが、打ち合わせに時間やエネルギーがかかりますよね。一方で建売住宅は、完成した住まいの中からお選びいただけます。私たち設計のプロが、暮らしやすさを考えて間取りや動線を設計しているため、バランスの取れた住まいになっているかと思います。また、コストを抑えられる点も大きなメリットです。

SECTION02 選ばれる住まいをつくる、
設計の考え方

茂庭やはり、バランスは、かなり重視していますね。適正な価格で、使いやすく、かつ魅力的なデザインを備えた住まいこそが、多くの方に選ばれると思うのです。たとえば、性能やデザインが気に入った素晴らしいスポーツカーがあっても、価格が極端に高ければ手が届きません。
当社の建売住宅は、万人に受け入れられるプランニングを前提に、広さと使いやすさ、特にリビングの快適性と十分な部屋数の確保を重視しています。

渡辺設計の際は、家族が暮らしやすい住まいづくりを第一に考え、リビングなど人が集まる空間を最優先に考えます。私の場合、まず、広さや日当たりを踏まえて最適な位置にリビングを配置し、そのうえで家事のしやすさや生活動線を考慮しながら、各部屋や収納を配置していくようにしています。

SECTION03 制約を価値に変える、
都心の住まい設計

工藤私もリビングを重視しています。東京都内の建売を中心に担当しているため、限られた敷地の中で、どこから光が入るかを考え、最適な位置にリビングをどう配置できるかが重要だと思っています。限られた敷地の中でどれだけの空間を確保できるか、住宅が密集する中でいかに光を取り込むか、また動線をどう設計するかといった点も重要になります。

澤内先日、工藤次長が設計していた、都内の2階建て、1階が暗くなりがちな敷地だったので、リビングを2階に配置していましたよね。構造の検討や外壁、内装の色味などを決めていく過程で携わったのですが、実際に完成した建物を見て、印象的でとても良い住まいになったと感じました。

工藤ありがとうございます。
あと、都心の住宅地は、単に住まいとしての快適性だけでなく、その土地や建物にどのような付加価値を持たせるかも重要ですよね。
立地特性や周辺環境を踏まえながら、その場所にふさわしい価値を設計に反映していくことを意識しています。

※1 注文住宅など請負によるもの及び海外物件、仲介物件、中古物件、集合住宅は含みません。
※2 一部、3階建ての物件、土砂災害警戒区域に指定されているエリアなど認定基準をクリアしていない物件がございます。また、一部、取得に対応できない住宅もございます。(住戸面積で認定基準を満たしていない場合や計画道路がある物件など)

SECTION04 このまちに、
どんな人が住まうかを
考える
都心の住まい設計

渡辺まずは、どのような方がお住まいになるのかを想定し、エリア特性を踏まえながら、ご家族のライフスタイルを思い描いて設計することが大切ですよね。
都心部のように付加価値が求められるエリアもあれば、落ち着いた住環境の中で日々の暮らしやすさが重視されるエリアもあります。
例えば、先日担当した八王子の分譲地はファミリー層に人気があり、穏やかな住環境が魅力のエリアでした。そのため、上質でありながらも気取りすぎず、日常に心地よくなじむ住まいを目指し、「家事ラクで、みんなが集まる楽しい暮らし」をコンセプトに、リビングの開放感と家事動線にこだわって設計しました。

茂庭子育て世代の共働きが当たり前の時代だからこそ、家事動線はとても大事なポイントですよね。

渡辺はい。あとは、ランドリールームもつけています。最近、当社では、洗面所とはまた別に、洗濯から室内干し、収納までを一体で行えるランドリールームを設ける方向でプランニングしようという流れになっていますよね。

SECTION05 お客様の声がカタチになった
新シリーズ「i-HUG」

茂庭新シリーズ「i-HUG(アイハグ)」は、まさに、子育て世帯のニーズを反映して企画開発されています。「i-HUG」とは、“愛”を“はぐくむ”住まいという意味です。
本シリーズは、まさにお客様の声から生まれた商品です。これまで行ってきた契約者アンケートを継続的に蓄積し、2023年にデプスインタビューも実施してきました。これから住まいを検討される方の声と、実際にご購入いただいた方の声、双方を分析し、理想と現実のギャップを整理。そのうえで、共働き・子育て世代のライフスタイルを想定し、企画に反映していきました。

渡辺子育て世帯にとって、暮らしの中心となるのはリビングですよね。「i-HUG」では、家族が多くの時間を過ごす場所だからこそ、18帖以上のゆとりある広さを確保しています。さらに、使い勝手の良さを追求した収納や、玄関からの動線上に手洗いスペースを設けることで、外からの汚れを室内に持ち込まないなど動線も工夫。家事の負担を軽減しながら、快適で機能的に暮らせる住まいをカタチにしました。

SECTION06 営業と設計の連携で、
より良い住まいへ

茂庭「i-HUG」のような商品開発は、営業部・マーケティング部・設計部の各部署がプロジェクトチームとして連携し、それぞれの知見を結集して進めていますが、最近では、通常業務でも、営業と設計の連携を重視していますよね。

工藤私や澤内主任は、営業部に所属する設計士として、営業と設計の間に立ち、より良い住まいづくりを推進しています。

澤内営業部は土地の仕入れを担い、エリア特性やお客様のニーズを把握しています。一方で設計部は、構造や耐震性など安全面・技術面から実現可否を判断します。
そうした中で私たちは、営業と設計の双方の視点をもとに、最適なバランスを見極めながら、ときに新たな発想も取り入れてプランを作成し、より良い住まいづくりへとつなげています。

SECTION07 豊富なデザインシリーズと、
一棟ごとの個性を活かした
プランニング

茂庭商品ラインナップの多さも、当社の特徴ですよね。「i-HUG(アイハグ)」もそうですが、ベーシックな「DESIGNER’Sシリーズ」をはじめ、家事動線回遊住宅「KuRuRi」、経済性×省エネ性を実現する「DESIGNER’S ECO」、平屋住宅「HIRARA」、ライフスタイルの変化に応じて間取りの変更やカスタマイズができる「COCOKARAORIGINAL」、家計と健康を守る省エネ住宅「高性能住宅」の全7シリーズがあります。

渡辺7つのシリーズがありますが、画一的なプランに当てはめているわけではありません。同じ分譲地で似た条件の敷地が並ぶ場合でも、「収納重視の家」、「家事ラクの家」、「広々バルコニーの家」など、それぞれに異なるコンセプトを設定し、一棟ごとに個性のある住まいとしてプランニングしています。多くの選択肢からお客様にお選びいただきたいので、二つとして同じ家をつくらないというのが私たちのこだわりです。

茂庭建売でも、設計段階によっては、カスタマイズの対応も可能です。保証の問題などもあるので、何でもできるというわけではありませんが、ご希望があればご相談いただけます。

SECTION08 耐震等級3を標準化。
安心を支える品質基準

澤内最近は、首都直下地震などの話題もあり、耐震性能への関心が高まっています。住まいをお探しの際には、耐震性能は欠かせないチェックポイントです。当社では、最高等級である耐震等級3を標準で取得しており、安心してお住まいいただけます。

茂垣住まいの安心・安全・快適にはかなり力を入れています。当社では、2022年4月から、、耐震等級3を含む住宅性能評価の4分野6項目において最高等級取得を標準化(※1)。2024年4月からは長期優良住宅認定制度に対応した分譲戸建住宅の販売を開始しました。高い品質基準を満たすことで、税制優遇に加え、将来的な資産価値の維持にもつながる住まいを提供しています(※2)。
また、基本保証10年に加え、5年ごとの更新により最長35年まで延長可能な長期保証制度もご用意しており、長く安心してお住まいいただける体制を整えています。

茂垣性能評価で定められた基準をクリアすることは前提ですが、基準を満たしていても条件によってはリスクが生じる場合があるため、一つひとつの計画に対して丁寧に検証を重ねています。建物の安全性は最も重要な要素であり、そこが揺らげば住まいとしての価値は成り立ちません。
そのうえで、必要以上にコストをかけるのではなく、基準を満たしながら合理的に設計し、安全性を最優先に品質とコストのバランスを最適化しています。

SECTION09 スケールメリットと一貫体制で
優れたコストパフォーマンスを
実現

渡辺コストパフォーマンスの良さも当社の強みです。年間8,000棟以上の住まいを供給するスケールメリットに加え、構造木材の切断・加工を行うプレカットシステムを自社工場で一貫して担うことで、品質の安定とコストの最適化を実現しています。
資材調達から生産までを自社で一気通貫できる体制により、高品質でありながら適正価格の住まいを提供することができるのです。

茂庭私たちは、住まいとしての品質や安全性はもちろんのこと、暮らしやすさやデザイン、そしてコストのバランスまで含めて、総合的に価値ある住まいをお届けすることを大切にしています。これからも、お客様一人ひとりの暮らしに寄り添いながら、長く安心して住み続けられる住まいづくりを追求していきたいですね。

※1 注文住宅など請負によるもの及び海外物件、仲介物件、中古物件、集合住宅は含みません。
※2 一部、3階建ての物件、土砂災害警戒区域に指定されているエリアなど認定基準をクリアしていない物件がございます。また、一部、取得に対応できない住宅もございます。(住戸面積で認定基準を満たしていない場合や計画道路がある物件など)

※1 注文住宅など請負によるもの及び海外物件、仲介物件、中古物件、集合住宅は含みません。
※2 一部、3階建ての物件、土砂災害警戒区域に指定されているエリアなど認定基準をクリアしていない物件がございます。また、一部、取得に対応できない住宅もございます。(住戸面積で認定基準を満たしていない場合や計画道路がある物件など)

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