注文住宅の見積もり依頼方法や注意するポイントは?見積もりの手順を紹介|お役立ち情報|注文住宅・家を建てる・新築一戸建てのハウスメーカーなら一建設株式会社

お役立ち情報TIPS

2024.10.28 | 費用・制度

注文住宅の見積もり依頼方法や注意するポイントは?見積もりの手順を紹介

はじめの注文住宅

一建設株式会社は、一戸建て住宅販売戸数日本一※1の飯田グループホールディングスの中核企業です。
ローコストとまじめに向き合い大満足のマイホームを実現します。
建築コストをおさえたマイホームを手に入れ、家計的に身軽になることで、
子どもの学費、家族との旅行や趣味、老後の建替え費等、より豊かなゆとりの生活ができます。
リーズナブルにマイホームを建てると安心した将来設計が可能になります。

※1. 出典:日経業界地図2023年版

注文住宅の完成までにはさまざまな工程がありますが、そのなかでも見積もりは、予算に合わせた建築計画の調整や施工会社を選ぶ際の判断基準となる重要な工程です。

そこで今回は、注文住宅における見積もりの重要性や依頼するときの手順を解説します。複数社の見積書を比較し、施工会社を決めるときのポイントや注意点も紹介しますので、予算内で理想の家づくりを目指すのにぜひお役立てください。

1. 注文住宅の見積もりとは

注文住宅の見積もりとは、実際に家を建てるのにどの程度の費用がかかるかを記載したものです。

予算内で自分たちの理想の家づくりをするのに欠かせない重要な工程であり、見積書の種類としては概算見積もりと詳細見積もりの2つにわけられます。

  • 見積もりの重要性
  • 概算見積もりと詳細見積もりの違い

ここからは、上記の項目に関してそれぞれの内容を詳しく説明します。

1.1. 見積もりの重要性

注文住宅を建てるにあたって、間取りや設備、デザインなどさまざまな要望を予算内に収めるには、それぞれにかかる金額を把握し、優先順位や費用対効果に合わせて設計内容を調整する必要があります。
このように予算内で理想の家づくりを実現するには、見積もりに基づいた建築計画の調整が欠かせません。

また、見積もりは施工会社選びにおいても重要な役割を果たします。複数社に見積もりを依頼し、どの項目でどのくらいの費用がかかっているのかを比較することで各社の強み・弱みが把握でき、見積額の妥当性も判断できるためです。

1.2. 概算見積もりと詳細見積もりの違い

注文住宅における見積もりには大きくわけて、概算見積もりと詳細見積もりの2種類があります。

概算見積もりとは、正式に施工会社に依頼する前、建築計画の詳細がまだ決まっていない段階で出してもらう大まかな見積もりです。希望する家を建てるための相場の把握や施工会社の比較検討に役立ちます。

一方、詳細見積もりとは、施工を依頼する会社に出してもらう見積もりです。依頼から間取りや設備、オプションや使用材料など、具体的なプランに沿って細かく作成され、最終的な支払い金額の決定に関わります。

概算見積もりは依頼からおおよそ1週間前後で完了しますが、詳細見積もりは内容が細かい分、依頼から3週間程度と完了までより長い期間を要します。

2. 注文住宅の見積もりを作成する前にすること

施工会社に注文住宅の見積もりを依頼する前に、取り組んでおくべきことは主に以下のとおりです。

  • 全体の予算を把握する
  • 間取りや設備の希望条件を決める
  • 情報収集をする
  • 土地探しも並行しておこなう

2.1. 全体の予算を把握する

自由度の高さが魅力の注文住宅ですが、こだわりを詰めこみすぎると予算オーバーしやすくなります。

一般的に、契約後は「土地の調査を進めたら追加工事が必要だとわかった」「詳細な打ち合わせで設備をグレードアップすることにした」などの理由から、当初の見積もりより金額が上がる場合がほとんどです。
また、注文住宅の建築には、家そのものをつくるための工事費=本体工事費以外にも、別途工事費や諸費用などさまざまな費用がかかります。

こういった事情から大幅に予算オーバーすることのないよう、契約後にある程度上振れることも想定して全体の予算を設定しておくことが重要です。

>>家を建てる費用の目安は?資金計画の建て方、費用を安く抑える方法を解説!

2.2. 間取りや設備の希望条件を決める

予算オーバーを防ぐには、あらかじめ希望条件に優先順位をつけておくことが重要です。

間取りやデザイン、設備などの希望を家族で話し合い、譲れないポイントとその優先順位、譲歩できるポイントなどを決めておきましょう。そうすれば万が一予算オーバーが発覚した場合にも、どこをどのくらい削れば良いかプランを見直しやすくなります。

>>新築注文住宅で予算オーバーの原因|平均額や後悔なしで削る方法を紹介

2.3. 情報収集をする

打ち合わせが進むと、家の設計や設備について建築会社からさまざまな提案を受けることになりますが、それらをすべて取り入れているとどんどん金額が膨らんでいってしまいます。

自分たちにとって本当に必要か、費用対効果に見合っているかどうか判断できるよう、インターネットやモデルハウス見学などで家づくりに関する知識をつけておきましょう。

キッチンや浴室などの設備はパンフレットを読み込むだけでなく、ショールームで実物を確認しておくと、質感やサイズを確かめられるためより実際のイメージがつきやすくなります。

2.4. 土地探しも並行しておこなう

家を建てる土地が決まっていないと、正確な見積もりをとることは困難です。
どのような家を建てられるかは土地の形状や立地によって異なるほか、土地の状態によっては整地や地盤改良などの追加工事が必要な場合もあるためです。

土地がない状態から注文住宅の建築を検討している場合は、施工会社選びと並行して土地探しもおこないましょう。

>>注文住宅の土地の探し方・コツは?土地選びのポイントも紹介

3. 注文住宅の見積もり作成手順

見積もりは、施工会社を選ぶ際の判断基準としても重要です。
候補となる複数社に見積もり作成を依頼し、内容と金額を比較検討することで、より自分たちに合った施工会社が見つかります。

見積もり作成を通して施工会社を選定する手順は以下のとおりです。

  1. 依頼候補の施工会社を複数選んでおく
  2. 選択した施工会社に見積もりの作成を依頼する
  3. 内容を比較して依頼する施工会社を決める

3.1. 依頼候補の施工会社を複数選んでおく

まずは、各施工会社の特徴を調べ、依頼候補を2〜3社程度選びましょう。

施工会社によって、コストや設計、耐震性や断熱性など家の性能に対する考え方はさまざまです。インターネットはもちろん、住宅展示場でパンフレットやカタログを集めたり、実際に住宅を見学し、担当者に自社の強みや特徴を聞いたりして、自分の希望を叶えてくれそうな施工会社を見つけましょう。

3.2. 選択した施工会社に見積もりの作成を依頼する

依頼候補となった施工会社それぞれに見積もりの作成を依頼します。

施工会社の担当者に予算や建設予定地、希望の間取りや設備、デザインなどの要望を伝えましょう。

より具体的なプランを伝えたほうが、希望の家を建てるための相場が正確に把握できるほか、施工会社の比較検討もしやすくなります。

3.3. 内容を比較して施工会社を決める

各社から提示された見積もりを比較して、依頼する施工会社を決めます。

間取りやデザイン、設備など自分たちの希望が反映されているか確認したうえで、設計プランの内容と見積もりの総額を比較し、もっとも納得のいく施工会社を選びましょう。

4. 注文住宅の見積もりに含まれる内容

通常、注文住宅の見積書には以下3つの内容が含まれています。

  • 本体工事費
  • 諸費用
  • 別途工事費

大手の施工会社では、基本的に上記すべてが記載されていますが、なかには本体工事費のみで見積書を作成する会社もあります。各社の金額を比較する際は、必ずどこまでの費用が見積書に含まれているか確認するようにしましょう。

4.1. 本体工事費

注文住宅の建物本体を建てるためにかかる費用です。
見積もり総額の70〜80%を占め、具体的には地面と建物をつなぐ土台をつくる基礎工事や建物の内装・外装の工事、キッチン・浴室・トイレなど建物内の設備工事が含まれます。

家を建てるときの費用の目安としてよく使われる坪単価は、この本体工事費を延べ床面積(坪)で割った金額となっています。

4.2. 別途工事費

建物の本体以外、主に屋外設備の工事にかかる費用です。
見積もり総額の15〜20%を占め、具体的には庭や駐車場などの外構工事や土地の整備費用、電気・ガス・給排水に関する工事費用などが含まれます。

施工会社によってサービス内容が異なるほか、見積もりに概算金額で記載されていたり、そもそも記載されていなかったりする場合があるため注意して確認が必要です。

4.3. 諸費用

建物や屋外設備の工事以外にかかる費用です。主に住宅購入に関する税金や手数料を指し、具体的には契約書の印紙代や建物や土地の所有権を登録するための登記費用、不動産関連の税金や各機関への手数料が含まれます。

見積もり総額の5〜10%を占め、実際の金額は土地と建物の費用によっても異なりますが、100万円〜150万円程度となるのが一般的です。

>>家を建てる費用の目安は?資金計画の建て方、費用を安く抑える方法を解説!

5. 見積もりを比較して施工会社を決めるときのポイント

見積もりを参考に施工会社を選ぶときに、比較すべきポイントと主な注意点は以下のとおりです。

  • 同等のグレードで比較する
  • 見積もりの予算が上がることがあるか確認する
  • 総額が予算内に収まるように検討する
  • 担当者の対応を見極める

5.1. 同等のグレードで比較する

見積もり作成を依頼する際は、施工会社によって希望条件を変えないようにしましょう。

間取りや設備、建材のグレードなど希望条件を可能な限り揃えることで、価格と内容を公平に比較できます。

また、同じグレードでも、標準仕様となる設備や性能には施工会社ごとに異なるため、各社の強みや弱み、特徴などが見えやすくなります。

5.2. 見積もりの予算が上がることがあるか確認する

大手の施工会社の見積書では基本的に、本体工事費・別途工事費・諸費用がすべて記載されています。しかし、なかには本体工事費のみで見積書を作成する、あるいは諸費用を含めない見積書を作成するなどして、費用を安く見せている施工会社もあるため注意が必要です。

自分で見積もりの明細を確認するとともに、担当者にも今回の見積書に記載されていない費用がないかどうか、今後予想される追加費用はあるか、あるとしたら何か確認しておきましょう。

5.3. 総額が予算内に収まるように検討する

見積書にすべての項目が含まれていれば問題ありませんが、そうでない場合は別途工事費、諸費用なども含めた総額が予算内におさまるか検討しましょう。

本体工事費だけで予算を組むと、それ以外の費用が計上されたときに予算オーバーとなってしまい、契約後に大幅な設計プランの見直しが必要となってしまいます。

5.4. 担当者の対応を見極める

見積もり依頼を通じて見える、担当者の姿勢や対応力なども施工会社選びの判断基準の一つです。

建物の竣工まではもちろん、場合によっては家を建てたあとも付き合いが続くため、担当者との相性や信頼関係は重要なチェックポイントといえます。

「質問にしっかり答えてくれるか」「要望を叶えるために最善を尽くしてくれるか」など、誠実さや提案力をチェックし、信頼できる担当者および施工会社を見極めましょう。

6. 見積もりが予算を超えてしまった場合

もし見積もりの総額が予算を超えてしまった場合は、以下の方法で金額を調整しましょう。

  • 優先度の低い条件を見直す
  • 素材を見直す
  • 外構工事はあとから追加する
  • 価格が高い項目の相談をする

6.1. 優先度の低い条件を見直す

あらかじめ間取りやデザイン、設備などの希望条件に優先順位をつけておけば、予算オーバーになってもプランを見直しやすいです。

優先順位が低い条件や譲歩できるポイントを削って、希望と予算の折り合いをつけましょう。

譲れない条件はそのままで費用を削減したい場合は、内装・外装の装飾を抑える、こだわりが少ない設備のグレードを下げるなど、お金のかけ方にメリハリをつけるのも一つの手段です。

6.2. 素材を見直す

間取りやデザイン、設備を変更したくない場合は、床や壁など素材や仕上げ材の変更もおすすめです。

特に壁や床の面積が広い場合はそれだけ材料の使用量も多くなるため、グレードを一つ下げるだけでも大幅なコスト削減につながります。

内装にこだわりがある場合は、リビングやダイニングなどは変えずに、廊下や収納部屋など過ごす時間が少ない場所に絞ってダウングレードを検討しても良いでしょう。

6.3. 外構工事はあとから追加する

庭や塀などの外構(建物回り)は、住み始めてからでも追加できるため、思い切ってプランから外すというのも一つの手段です。

ただし、駐車場や玄関アプローチなど、実用性やデザインの観点から建物と一緒に設計したほうが良いものもあるため、あくまでも「今すぐ必要でないものはあとから追加する」というスタンスで検討すると良いでしょう。

>>新築注文住宅で予算オーバーの原因|平均額や後悔なしで削る方法を紹介

6.4. 価格が高い項目の相談をする

相見積もりは施工会社選びの判断基準となるだけでなく、交渉材料としても利用できます。明らかに他社より価格が高い項目がある場合は、問い合わせて確認してみると良いでしょう。

値引き交渉のタイミングは契約直前がおすすめです。また、決算の時期は営業担当者が売り上げ目標を達成したいと考えることから、値引きに応じてくれる可能性が高くなります。

>>【新築でやっておけばよかった】注文住宅のオプションおすすめ一覧!|平均価格の相場や総額の費用も紹介

7. 注文住宅の見積りを依頼するポイントを確認しよう

注文住宅の建築にはさまざまな工程がありますが、そのなかでも見積もりは施工会社選びや予算内で理想の家づくりを目指すのに重要な役割を果たします。
複数社の見積もりを比較するときは、なるべく同じ条件で各社に見積もり作成を依頼し、もっとも金額と設計内容に納得できる施工会社に施工を依頼しましょう。

また、なかには安く見せるために、本体工事費のみで見積もりを作成している施工会社もあるため、金額を比較する際は、「見積書にどこまでの費用が含まれているか」を確認することも重要です。

一建設は、日本一の住宅供給棟数を誇る企業グループとして業界をリードする飯田グループホールディングスの傘下にあるパワービルダーです。
豊富な建築実績と圧倒的なスケールメリットを活かして、高品質な住宅を低価格で提供しています。
見積書では、家づくりに必要となる費用項目をすべて計上した「コミコミ価格」を提示。契約後に追加費用が発生することは基本的にないため安心です。

「予算内で理想の家づくりを目指したい」「想いも価格も妥協したくない」という方はぜひ依頼候補の一つとしてご検討ください。

>>注文住宅は高い?理由は?コストを抑える方法や対策を紹介

>>一建設の注文住宅「はじめのまじめな注文住宅」

一建設で物件を探す

はじめの注文住宅

一建設株式会社は、一戸建て住宅販売戸数日本一※1の飯田グループホールディングスの中核企業です。
ローコストとまじめに向き合い大満足のマイホームを実現します。
建築コストをおさえたマイホームを手に入れ、家計的に身軽になることで、
子どもの学費、家族との旅行や趣味、老後の建替え費等、より豊かなゆとりの生活ができます。
リーズナブルにマイホームを建てると安心した将来設計が可能になります。

※1. 出典:日経業界地図2023年版

よく読まれている人気記事

おすすめ記事

新着記事