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2025.02.13 | 平屋

平屋とは?平屋のメリット・デメリットと建築実例をご紹介

はじめの注文住宅

一建設株式会社は、一戸建て住宅販売戸数日本一※1の飯田グループホールディングスの中核企業です。
ローコストとまじめに向き合い大満足のマイホームを実現します。
建築コストをおさえたマイホームを手に入れ、家計的に身軽になることで、
子どもの学費、家族との旅行や趣味、老後の建替え費等、より豊かなゆとりの生活ができます。
リーズナブルにマイホームを建てると安心した将来設計が可能になります。

※1. 出典:日経業界地図2023年版

戸建て住宅の一般的な階層構造としては、平屋と2階建て、3階建てがあります。
これから家を建てる方のなかには、何階建てにするか迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では平屋の基本的な構造や特徴、メリットやデメリット、2階建てとの違いなどを解説します。一建設の建築実例もご紹介しますので、注文住宅を建てようとしている方や平屋住宅をご検討の方はぜひ参考にしてください。

1. 平屋とは?基本を解説

平屋とは、平らな家屋という文字どおり、1階建ての住宅のことです。2階がなく、リビングやキッチン、洗面所などの設備や、寝室や子ども部屋などの部屋がすべて1階のワンフロアにまとまっています。また、2階建てや3階建ての建物と違って上の階がないぶん、建物の構造が安定しやすく、建物が低いことから地震や風に強いのも特徴です。

平屋は日本の伝統的な建築様式であるため、昔からある日本家屋をイメージする方も多いかもしれません。しかし、上層階の構造を考慮する必要がなく、開放的な空間やユニークな間取りなど自由な設計が可能であることから、近年ではデザイン性を追求したデザイナーズ建築としても人気を集めています。

2. 平屋のメリット

平屋は2階建て、3階建ての住宅と比べて以下のようなメリットがあります。

  • バリアフリー設計がしやすい
  • 家事動線が効率化され負担が軽減される
  • 開放的な空間が得られる
  • 家族間のコミュニケーションが取りやすい
  • メンテナンスの費用が安い

2.1. バリアフリー設計がしやすい

平屋は階段がないため、小さな子どもから高齢者まで幅広い年代の方が安全に暮らせます。転倒や落下事故などのリスクも少なく、移動も楽です。

マンションや2階建て、3階建ての戸建て住宅の場合、加齢とともに安全面や身体的な負担から、住み替えを検討することも珍しくありません。その点平屋は、もとから階段がなく、段差も少ない構造であることから、バリアフリーを実現しやすい設計です。車いすでの生活もしやすいため、歳を重ねても住み慣れた家で長く安全に暮らせる可能性が高まります。

2.2. 家事動線が効率化され負担が軽減される

ワンフロアで家事や生活ができるため、動線が楽なのも平屋のメリットの一つです。

例えば、2階建ての場合は洗濯機のある1階から、ベランダのある2階まで洗濯物を持って階段を登る必要がありますが、平屋なら水平移動で済みます。生活スペースが同じフロア内に集約されているため、洗濯だけでなく、掃除や買い物後の収納などもスムーズです。

特に、キッチンを住まいの中心に配置し、リビングや水回り、収納など主要なスペースの回遊動線を取り入れることで、家事効率の向上が期待できます。

2.3. 開放的な空間が得られる

平屋では、縦の空間を活かした設計が可能です。例えば、屋根の勾配に合わせて天井を高くすれば、開放感のある空間が得られます。また、大きな窓やドアの高さが天井まであるフルハイトのガラスドアを採用すれば、外光を多く取り入れ、室内を明るく広々とした印象にすることも可能です。

また、庭と一体感を持たせた設計がしやすいのも平屋の特徴です。縁側やデッキなど室内と屋外がつながるスペースを設けることで、光や風などの自然を身近に感じられる住まいづくりができます。

2.4. 家族間のコミュニケーションが取りやすい

家族全員がワンフロアで過ごすため、お互いの存在を感じやすいのも平屋の特徴です。顔を合わせる機会が増えるため、自然と会話や触れあいが生まれやすくなります。

家族間のコミュニケーションを重視した設計にするなら、リビングやダイニングを家の中心に配置するのがおすすめです。移動中に顔を合わせやすくなるため、すれ違いざまにちょっとした会話が生まれるきっかけとなるでしょう。

2.5. メンテナンスの費用が安い

住宅は経年劣化が進むと、外装や内装、設備などさまざまなメンテナンスが必要になりますが、平屋は2階建てと比べてこのようなメンテナンス費用も安くなる傾向にあります。

そもそも平屋は、重心が低く安定している、上からの荷重がないなどの理由から、2階建て、3階建てより劣化しにくいです。また、屋根や外壁のメンテナンスをおこなう際に、高い足場を組む必要もありません。さらに同じ広さ(延床面積)の場合、平屋のほうが2階建てより外壁の面積が小さくなるため、メンテナンスが必要な箇所も自然と少なくなります。

また、トイレを各階に設置する必要がないなど設備も少なくて済むことから、修理や点検の負担も軽くなります。

3. 平屋のデメリット

平屋は2階建て、3階建ての住宅と比べて以下のようなデメリットもあるため注意が必要です。

  • 広い敷地が必要
  • 建築費用が高くなりやすい
  • セキュリティ面での配慮が必要
  • 日当たりや風通しの確保が難しい
  • 水害時のリスク

3.1. 広い敷地が必要

同じ広さ(延床面積)の家を建てる場合、平屋は2階建てよりも広い敷地が必要です。例えば、100㎡の家を建てる場合、2階建てなら1階部分で延床面積50㎡を確保できる土地があれば建築可能ですが、平屋の場合は1階だけで100㎡を確保できる土地が必要となります。

単純計算でも2倍の敷地が必要になるほか、建ぺい率など敷地に対して建てられる建物の広さにも制限があることを考えると、平屋を建てるには広大な敷地が必要になります。

このような理由から、平屋は2階建てよりも土地購入にかかるコストが大きく、特に土地の価格が高いエリアではその傾向が強くなります。

3.2. 建築費用が高くなりやすい

平屋はメンテナンス費用が抑えられる一方で、建築費用は2階建てよりも高くなりやすい傾向があります。

同じ広さ(延床面積)で工事費を比較すると、平屋は2階建てよりも屋根や基礎の面積が大きくなるためです。屋根や基礎は建物の構造的に重要な部分であり、材料費や施工の手間がかかることから、建物工事費の大部分を占めます。

家を建てるときの費用は、建物工事費をその建物の床面積(坪)で割った坪単価が一つの目安となります。上記の理由から、平屋は2階建てよりも坪単価が高くなるのが一般的です。

3.3. セキュリティ面での配慮が必要

平屋はすべての部屋が1階に配置され、道路や隣家と接する形になります。通行人や隣家から家の内部が見えやすい、2階建てに比べて外部から侵入がしやすいなどのデメリットがあることから、プライバシー面やセキュリティ面は十分配慮する必要があります。

プライバシーを守り、セキュリティを高めるには、窓や玄関の防犯対策が重要です。窓への対策としては、シャッターやブラインド、格子窓の設置のほか、窓ガラスに防犯フィルムを貼ることでガラスを割られにくくなります。玄関回りの対策としては、砂利を撒く、センサーライトを設置するなどの方法が不審者の侵入防止に有効です。

3.4. 日当たりや風通しの確保が難しい

平屋は建物が低いことから、隣接する建物の影響を受けやすいです。特に、2階建ての住宅に囲まれている場合や近くに高い建物がある場合は、日当たりや風通しが悪くなる可能性が高いため、周辺環境を事前に確かめましょう。

中央にある部屋は特に光や風が届きにくくなるため、建物の形状や窓の配置の工夫が重要です。例えば、家の形をコの字型やロの字型にするなどして、建物の中央部分に中庭を設けると、自然光や空気を取り込みやすくなります。また、廊下や水回りにも窓を設ける、天窓を設けるなど窓の数を増やすのも有効です。

3.5. 水害時のリスク

水害時の被害が大きくなるリスクがあるのも、平屋のデメリットの一つです。すべての部屋が1階にあり、床が地面と接しているため、豪雨や洪水が発生した際に家全体が浸水するリスクがあります。特に、低地や排水設備が整っていない土地に家を建てる場合は注意が必要です。

平屋を建てることを検討している際は、地域のハザードマップで建設予定地の水害リスクを確認しましょう。水害リスクの高い土地では、平屋の建築を避けるのが賢明です。しかし、どうしても平屋を建てたい場合は、盛り土で敷地を高くする、基礎を高く設計するなどの対策である程度リスクを軽減できます。

4. 平屋の建築実例

一建設は、分譲住宅の供給棟数全国No.1(※)を誇る飯田グループホールディングス傘下の中核企業です。

年間約9,000棟の着工実績で培ったノウハウをもとに、注文住宅では1200通りのプランをベースに、豊富な間取りプランを提供しています。

平屋のメリットを最大限活かした「一建設の平屋プラン」の主な施工実績は以下のとおりです。

  • 見た目はおしゃれなカフェ!回遊動線で家事ラクな平屋住宅
  • 老後も安心。利便性を追求した長く・快適に暮らせる平屋住宅
  • 開放感のある暮らし。日差しを感じる明るい平屋住宅

※分譲戸建住宅市場におけるシェア(2023年4月1日~2024年3月31日住宅産業研究所調べ)

4.1. 見た目はおしゃれなカフェ!回遊動線で家事ラクな平屋住宅

ブルーの外壁をメインとした、カフェのようなおしゃれな外観が魅力的な平屋住宅です。
生活スタイルに合わせてLDKを中心とした回遊動線で、廊下に洗面台、玄関近くにファミリークローゼットがあるため、家事も楽々。
家族で一番いっしょに過ごすリビングは広めにとって、屋根に合わせた勾配天井で開放感も演出しました。

>>回遊動線がある間取りと開放感のあるリビングを実現した注文住宅| 建築実例・建築事例・お客様の声

4.2. 老後も安心。利便性を追求した長く・快適に暮らせる平屋住宅

大きな寄棟屋根で重厚感のある外観です。メンテナンスの負担も極力減らした仕様となっているため、長く安全かつ快適に暮らせます。
玄関→LDK→脱衣室→洗面室→玄関とぐるりと一周できる回遊動線で、家事も生活も便利です。

>>生活動線が楽な夫婦2人で老後も快適に暮らせる住まい | 建築実例・建築事例・お客様の声

4.3. 開放感のある暮らし。日差しを感じる明るい平屋住宅

ダークトーンに外壁をメインとした、シンプルながらも洗練されたデザインが印象的な平屋住宅です。
家族のくつろぎの場となるLDKは、自然光がたっぷり入る開放感のある空間に。日当たりだけでなく風通しも良いため、夏は涼しく、冬は暖かく快適に過ごせます。

>>太陽の恵みを享受できる平屋住宅 | 建築実例・建築事例・お客様の声

上記以外にも、一建設ではお客さまのご要望に応じたさまざまな平屋住宅の建築実績があります。
興味のある方はぜひ他の建築実例もご覧ください。

>>建築実例・建築事例・お客様の声

5. 平屋のメリット・デメリットを知り理想の家を建てよう

平屋とは、1階部分のみの住宅のことです。階段がないため安全性が高い、移動が楽なほか、2階建てや3階建ての住宅に比べて構造上耐久性が高い、メンテナンス費用が安いなどのメリットがあります。

ただし、平屋を建てるには広大な敷地が必要であり、屋根や基礎の面積も大きいことから、建築費用は2階建てよりも高額となるのが一般的です。特に、土地の価格が高いエリアは土地取得に多くの費用がかかるため、希望条件の優先順位や費用対効果を考慮して検討すると良いでしょう。

一建設では、分譲戸建て住宅のシェアNo.1(※)の飯田グループの中核企業である経験とノウハウを活かして、お客さまのご要望に応じてさまざまなプランを提供しています。土地探索サポートサービスを提供しており、平屋住宅の施工経験も豊富なため、ぜひ選択肢の一つとして検討ください。

>>建築実例・建築事例・お客様の声

※分譲戸建住宅市場におけるシェア(2023年4月1日~2024年3月31日住宅産業研究所調べ)

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※1. 出典:日経業界地図2023年版

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