注文住宅(新築)のおしゃれなキッチン!後悔しない決め方や種類・価格相場を紹介!|お役立ち情報|注文住宅・家を建てる・新築一戸建てのハウスメーカーなら一建設株式会社

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2024.05.10 | 注文住宅

注文住宅(新築)のおしゃれなキッチン!後悔しない決め方や種類・価格相場を紹介!

はじめの注文住宅

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※1. 出典:日経業界地図2023年版

新築の注文住宅を建てるにあたり、キッチンをどうするか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。キッチンには多くの種類があるうえ、機能やグレードによってコストが大きく変わるため、失敗や後悔のないよう選びたいところです。

今回は、注文住宅のキッチンの種類や価格相場などをご紹介します。また、失敗や後悔をしないための選び方や意識したいポイントを解説します。おしゃれなキッチンを叶えた事例もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 1. 注文住宅(新築)のキッチンの種類と価格の相場は?

まず、注文住宅で一般的に採用されるキッチンの種類と、その価格相場を表にまとめました。

キッチンの種類価格相場
オープン(対面)キッチン
アイランドキッチン100〜300万円程度
セミオープン対面キッチン
I型キッチン50〜150万円程度
L型キッチン50〜180万円程度
カウンターキッチン50〜200万円程度
壁付キッチン(クローズドキッチン)50〜150万円程度
独立型キッチン50〜150万円程度

これらのキッチンの種類ごとの特徴を見ていきましょう。

1.1. オープン(対面)キッチン

オープンキッチンは、リビングダイニングとの間に壁の仕切りがないタイプのキッチンで開放感抜群。料理中でも家族とのコミュニケーションが取りやすい点が魅力です。

1.1.1. アイランドキッチン

壁と接する面をつくらず独立して配置するのがアイランドキッチンです。見栄えがおしゃれで開放的な空間を演出できるのが魅力ですが、施工料金は100万円〜300万円程度と高めです。LDKと一体となっているため開放感がある分、調理中の様子がリビングダイニングからよく見えてしまう、香りがそのまま広まってしまうといったデメリットがあり、整理整頓も求められます。

1.2. セミオープン対面キッチン

オープン(対面)キッチンのように全面がオープンになっているのではなく、一部のみオープンキッチンとなっているタイプがセミオープン対面キッチンです。上部に吊り戸棚を設置する、コンロ前に壁を立ち上げる、調理台やシンクの後ろに手元が隠れる擁壁を設置するなどの工夫により、キッチンの様子がすべて見えてしまうのを防ぎます。

「コミュニケーションは大切にしたいけれどキッチンの様子をすべて見られるのは気になる」という方におすすめのキッチンです。

1.2.1. I型キッチン

調理台・シンク・コンロが一直線に並んだキッチンがI型キッチンです。住宅でよく見られるキッチン形状であり、費用相場は50万円〜150万円と比較的リーズナブルです。キッチン前の擁壁が手元を隠してくれる点、キッチン背後の壁をカップボードや家電置き場として活用できる点などがメリット。ただ、動線が交錯するため複数人での調理はしにくいでしょう。

1.2.2. L型キッチン

L字型に配置されたキッチンスペースの2辺にコンロ・シンクが配置されたキッチン。キッチン内での移動がしやすく、作業スペースを広く取れる点がメリットです。ただ、キッチンそのものの面積が必要、L字の角部分がデッドスペースになりやすいなどの難点もあります。費用相場はI型キッチンに比べて高めの50万円〜180万円程度となっています。

1.2.3. カウンターキッチン

キッチンスペースとダイニングの間にカウンターが設けられているキッチンをカウンターキッチンといいます。壁がないので、調理中に部屋全体を見渡せるのが特徴。オープンキッチンと同様、匂いが部屋に広がりやすい点、腰壁がなかったりガラス製だったりすると手元が隠せない点などには注意が必要です。費用相場は50万円〜200万円程度と考えておきましょう。

1.3. 壁付キッチン(クローズドキッチン)

古くから日本の家でよく見られるのが壁付キッチンです。オープンキッチンに対して「クローズドキッチン」とも呼ばれ、調理するときは壁に向かって作業する形となります。I型キッチンと並んで一般的なキッチンレイアウトであり、費用相場は50万円〜150万円と比較的安くなっています。

周囲が見えないので作業に集中しやすいこと、スペースを節約できることがメリットである反面、家族とのコミュニケーションが取りにくいのはデメリット。背面が居室になるため、冷蔵庫や食器棚の配置を工夫しないと動線が悪くなるのも注意点です。

1.4. 独立型キッチン

最近は家族とのコミュニケーションを重視したオープンキッチンが主流ですが、あえて独立した居室内にキッチンを設ける独立型キッチンを選ぶ事例も少なくありません。

独立型キッチンは作業に集中しやすいうえ、ほかの部屋に匂いが広まる心配も少ないのがメリット。一方、熱や匂いがこもりやすい、調理中は家族とのコミュニケーションを取りづらいなどのデメリットがあります。個室を設ける手間はかかりますが、キッチン自体は壁付でいいため、費用相場は50万円〜150万円と低めです。

 2. 注文住宅(新築)のキッチン選びで後悔・失敗したことは?

注文住宅のキッチン選びで失敗を避けるには、実際に後悔・失敗した事例から学ぶのが近道です。ここでは、注文住宅のキッチン選びでありがちな後悔・失敗を3つご紹介します。

2.1. ゴミ箱を置くスペースがない

キッチンはゴミが多く出る場所であり、分別用のゴミ箱を置いている家庭も多いでしょう。ゴミ箱の置き場を考慮せずにキッチンを設計すると、スペースが狭くなったり生活感が出てしまったりするだけでなく、匂いや虫の発生も気になります。

キッチンを選ぶ際は、ゴミ箱が見えないように収納できるスペースを確保しておくのがおすすめです。分別しようとすると4〜5個程度はゴミ箱を置く必要があるため、スペースを十分に確保するようにしましょう。

2.2. 部屋が狭く感じる

キッチンはタイプによって必要とするスペースが大きく異なります。壁付キッチンはスペースを最小限に抑えられる一方、アイランドキッチンやL字型キッチンはスペースを多く必要とします。おしゃれさや使いやすさばかりを意識してキッチンを設置した結果、思いのほか部屋が狭くなってしまったという失敗例もあります。

キッチンのデザインや使い勝手はもちろん重要ですが、設計にあたっては全体の間取りに影響が出ないよう考慮しましょう。

2.3. シンクの深さが使いにくい

キッチン選びの際は調理台の高さだけでなく、シンクの深さが適切かどうかもチェックするのがおすすめです。

シンクは深すぎても浅すぎても使いにくいものです。一般的なシンクの深さは約17センチメートル〜20センチメートルですが、深すぎるとシンクを使うたびに必要以上にかがまなければならず、身体に負担がかかってしまいます。反対に浅すぎると水がはねやすくなり、お手入れの手間が増えてしまうでしょう。

 3. 注文住宅(新築)のキッチンの後悔・失敗しない決め方は?

ここまでご紹介した内容を踏まえ、注文住宅のキッチンで後悔・失敗しないためにはどのような点に気をつければ良いのでしょうか。5つのポイントをご紹介します。

3.1. 素材やデザインで決める

キッチンに関する後悔や失敗は、「ちょっと使いにくい」「ここをもう少しこだわればよかった」など、意外と小さなところから生まれるものです。

素材やデザインの細部までこだわると満足度が向上し、小さな後悔や失敗を未然に防げます。例えば、シンクやカウンターを人工大理石にするかステンレスにするかで仕上がりの印象は大きく変わります。どちらが良い・悪いではなく、人それぞれの好みがあるため、メーカーショールームで実際に見比べたり、プロの意見を参考にしたりしましょう。

3.2. ライフスタイルに合わせて選ぶ

同じメーカーでも、価格帯・デザイン・機能など、さまざまな違いのあるキッチンが販売されています。いずれもそれぞれのターゲットに合わせたデザインやコンセプトが決められているため、自身の家族構成やライフスタイルに合った商品を選ぶと失敗や後悔が少なくなるでしょう。

3.3. コンロで選ぶ

IHコンロにするかガスコンロにするかもキッチン選びの重要なポイントです。IHコンロはメンテナンスのしやすさが魅力ですが、ガスコンロに比べると火力で劣るほか、使える調理器具も限られます。ガスコンロでもガラストップのものなどメンテナンス性の高い商品が出ています。調理を重視するのかお手入れのしやすさを優先するのか、自分や家族に合ったものを選ぶようにしましょう。

3.4. 収納で選ぶ

収納はあればあるほど良いと思いがちですが、収納がある分、物も増えやすくなります。また、スペースをたくさん設けても、奥行きや高さが足りなければ使い物になりません。作業スペースが削られることにもなります。収納したいものを事前にリストアップし、それらを十分に収納できるだけの収納スペースを確保しましょう。

3.5. 価格で選ぶ

キッチンのデザインや機能はもちろん大切ですが、こだわりすぎて予算オーバーになりがちです。特にキッチンはグレードによる価格設定の幅が広く、オプション設備も豊富。こだわるほどに費用が大きく膨らみます。希望条件は重視しつつ、事前に決めた予算内でできること・できないことを精査しましょう。

 4. 注文住宅(新築)のキッチンを選ぶ際のポイントは?

続いて、注文住宅のキッチン選びで考慮すべきポイントを順番にご紹介します。

4.1. スペースの確保

注文住宅では対面キッチンを選ぶ方も多いと思いますが、対面キッチンを設置する際は全体の間取りのバランスも考慮しましょう。

対面キッチンは壁付キッチンに比べて広い面積を必要とします。メリットばかりに気を取られてスペースを考えないと、通路や作業スペースが狭くなって、使い勝手の悪いキッチンになりかねません。また、前述したゴミ箱の設置スペースも設ける必要があります。

4.2. キッチンのサイズ

キッチンは、主に料理をする方が使いやすいサイズに合わせて設計すると、効率が上がって家事ストレスが軽減されます。調理台の奥行き、通路の広さは十分に配慮しましょう。子どもが手伝うなど複数人の作業が予想されるケースでは、通路を広めに取っておくと使いやすくなります。

4.3. キッチンの高さ

キッチンの理想的な高さは、「身長÷2+5センチメートル」といわれます。システムキッチンは5センチメートル刻みで高さを設定できるのが一般的。主に料理する方の身長に合わせた高さにすれば使い勝手が良くなり、身体への負担も軽くなるでしょう。

4.4. 奥行き

サイズのところでご紹介したように、調理スペースの奥行きはキッチンの使い勝手を大きく左右します。I型のキッチンであれば60センチメートルもしくは65センチメートルが標準的です。これに対し、調理スペースの両側から使えるアイランドキッチンでは、奥行きがもう少し広いほうが使い勝手が向上します。具体的には75センチメートル〜100センチメートル程度(カウンターとして使う場合はそれ以上)を奥行きの目安にすると良いでしょう。

4.5. 動線

シンク・冷蔵庫・コンロを結ぶ三角形の作業動線のことを「ワークトライアングル」と呼びます。ワークトライアングルの3つの辺が合計3.6メートル〜6メートルに収まり、かつ正三角形に近い形状であるほど、動線が効率的で作業がしやすいとされています。キッチンを設計する際は、ワークトライアングルを意識した配置にするのがおすすめです。

加えて、洗面所や玄関とのアクセスをスムーズにするのも使い勝手の向上に効果的。洗面所にアクセスしやすいと、料理と並行して洗濯したり子どもを見守ったりしやすくなります。玄関からアクセスしやすい間取りなら、買ってきた食材をすぐにしまえるので便利です。

4.6. キッチンの間口(横幅)

キッチンの間口(キッチンの端から端までの横幅)は広いほど作業スペースにゆとりが生まれますが、シンクとコンロの距離が長くなるとワークトライアングルのバランスが崩れ、使いにくくなります。レイアウトによっても異なりますが、一般的なI型の場合、間口は255センチメートル前後が標準です。作業スペースの広さと動線の効率性のバランスを考え、料理する方が使いやすい間口に設定しましょう。

4.7. 通路幅

キッチンの通路幅は90センチメートルが目安です。I型などでは背面にカップボードや調理家電置き場を設置するケースも多いため、少し広めの120センチメートル以内で調整すると使いやすくなるでしょう。

通路が狭すぎると人がすれ違えずに不便ですが、広すぎても調理時の効率が悪くなります。普段使う人数や主に使う方の体格なども考慮して、適度な通路幅に調整することが大切です。

4.8. 素材

キッチンは使う素材によって期待できる性能や見た目が大きく異なります。キッチン素材の種類ごとの特徴をご紹介します。

4.8.1. ステンレス

お手入れのしやすさとリーズナブルさを求める方におすすめのキッチン素材がステンレスです。耐水性、耐熱性、耐久性が高いうえ、さっと拭けば汚れが取れやすいので衛生面でも優れています。エンボス加工(表面に凹凸をつける加工)を施すと、いっそう使い勝手が良くなります。

4.8.2. 人工大理石

人工大理石は樹脂製の素材で、その名のとおり大理石風の模様が入っています。価格は比較的リーズナブルでありながら、大理石のような高級感やおしゃれさを演出できるため人気です。一方、衝撃に弱いほか、高温で変色したり、こぼした食材や調味料などを放置するとシミが残りやすかったりする点には注意が必要です。

 5. 注文住宅(新築)のキッチンでおしゃれな事例を紹介!

最後に、理想のキッチンを叶えた注文住宅の事例を5つご紹介します。

5.1. 収納に困らない大容量のパントリー付きのカジュアルなキッチン

天井に合わせて木目と白で統一された、カジュアルな雰囲気のセミオープン対面キッチン。広めのシンクを持つI型キッチンの背面には収納スペースを設置するとともに、奥にはウォークインタイプで大容量のパントリーもあります。収納スペースがたくさんあるので、キッチンを常にスッキリとおしゃれな状態に保てます。

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5.2. キッチンをメインにした開放感溢れるオープンスタイルの対面キッチン

スッキリとしたオープンタイプのI型キッチンはLDKの中心的な存在。調理中でもリビングダイニング全体を見渡すことができる開放感が印象的です。背面に大型のカップボードや調理家電置き場を設置して、キッチン周りが雑然とした印象にならないよう工夫されています。

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5.3. 家族とコミュニケーションが取りやすく楽々動線の対面キッチン

無垢フローリングとの組み合わせが絶妙な真っ白のオープンキッチンです。カウンター下に大容量の収納が設けられていて、オープンキッチンで発生しやすい収納問題を解決しています。キッチンはウォークスルー型のパントリーを通して洗面所とつながっており、買い物から帰ってきたらそのまま買ってきたものを収納できる便利な動線を実現しています。

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5.4. 光と色でおしゃれな空間を演出したキッチン

ダウンライトで空間を演出したキッチンです。落ち着きのあるアースカラーと白いタイル柄の壁紙がダウンライトの明かりに照らされ、温かみとおしゃれさを演出します。立ち上がりの擁壁が高めなので、油はねや水はねがダイニングに届きにくいのもポイントです。

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5.5. リビングの大開口を通して自然光がたっぷり注ぐ明るいキッチン

リビングに設置された大開口のサッシから差し込む日の光によって明るさが感じられるキッチンです。モノトーンで統一されたキッチンがいっそう清潔感のある印象になっています。

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 6. 注文住宅で納得のキッチンを決めよう

キッチンはデザイン、レイアウト、オプション機能などがバラエティ豊富で、注文住宅を検討する際にどうすべきか悩む方は少なくないでしょう。自由度が高いだけに失敗や後悔につながりやすい箇所でもあります。

注文住宅のキッチンで失敗しないためには、ライフスタイルに合ったデザインや使う方に合ったサイズを意識し、全体的な間取りとのバランスを見ながら設計していくことが重要です。

おすすめは、設計前の段階からプロの意見を聞いてみること。予算感や希望条件の範囲で叶えられる魅力的なキッチンを提案してもらえるでしょう。

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