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2024.05.10 | 注文住宅

注文住宅(新築)のリビングの間取り|理想的でこだわりのマイホームを設計するには

はじめの注文住宅

一建設株式会社は、一戸建て住宅販売戸数日本一※1の飯田グループホールディングスの中核企業です。
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※1. 出典:日経業界地図2023年版

リビングは、住宅において生活の中心となる空間。リビングのおしゃれさや快適性が住まいの質を決めるといっても過言ではありません。では、新築の注文住宅で理想的なリビングを実現するには、どのような点に気をつければいいのでしょうか。

今回は、注文住宅のリビングを設計する際のコツや後悔しないためのポイントをご紹介します。また、こだわりのリビングを実現した事例もご紹介します。

1. 注文住宅(新築)のリビングをおしゃれで理想的な間取りにするには?

さっそく、注文住宅で理想的なリビングを実現するために意識すべき点を見ていきましょう。間取り・収納・家具・設備・天井に分けてポイントを解説します。

1.1. 間取り

1.1.1. 十分な広さを確保する

リビングには、テーブルやソファ、テレビなど、多くの家具を配置します。くつろげる空間を実現するには、これらの家具を配置しても余白があるくらいの十分な広さを確保する必要があるでしょう。具体的には、2人暮らしなら10〜15畳程度、ファミリーであれば16〜20畳程度確保すると、ゆとりのあるリビングになります。

1.1.2. 空間にメリハリをつける

単に面積が広いだけの空間だと、どこか落ち着かなくなってしまいます。リラックスできるリビングにするには、壁の一面だけ異なるカラーにする、木材やタイルなど異なる素材を使用してアクセントウォールにする、観葉植物やハンギングプランツを取り入れるなど空間にメリハリをつける、などの方法がおすすめ。おしゃれな空間を演出できるため満足感も高まるでしょう。

1.1.3. フォーカルポイントをつくってメリハリを出す

部屋のなかで視線が集中する場所のことを「フォーカルポイント」といいます。リビングにメリハリを生むには、このフォーカルポイントを設けるのも効果的な方法です。上記のアクセントウォールやグリーンを取り入れる以外に、絵画や彫刻などのアートを飾るのも効果的。リビングの中心となるソファからまっすぐ見える壁にフォーカルポイントを設けると、メリハリが生まれやすくなります。

1.2. 収納

1.2.1. 収納スペースを確保する

リビングは家族全員が利用する場所なので、小物から大きな物まであらゆるモノを収納できるようにしておく必要があります。後付けの収納棚などである程度カバーできる場合もありますが、スッキリとおしゃれなリビングにしたいなら、なるべく建て付けの収納に物が収まるよう計画しましょう。

1.2.2. 見せる収納を取り入れる

あまりにも物が少ない空間は、一歩間違えると殺風景な印象を与えてしまいます。適度に自分らしさをプラスすれば、より落ち着けるリビングになるでしょう。

リビングで自分らしさを演出するのにおすすめなのが、「見せる収納」です。雑然としない程度に自分の好きな小物(書籍、雑貨、観葉植物など)をディスプレイすれば、好きなものに囲まれたリラックスできる空間になります。

1.2.3. ハンガースペースをつくる

リビングにハンガースペースを設けておくと、外出時や帰宅時に毎回クローゼットにアウターを取りに行く必要がなくなり便利です。市販のスタイリッシュなハンガーラックを置けば、見せる収納の一部としても機能します。

1.3. 家具

1.3.1. 統一感を意識して全体をまとめる

リビングの家具選びで基本となるのが、統一感を持たせることです。家具のサイズ感(高さ・奥行き)、カラー、テイストを統一すると、まとまりがあって落ち着くリビングになります。リビングだけでなくダイニングキッチンまで統一感を持たせると、いっそうおしゃれな雰囲気の演出が可能です。

1.3.2. 空間に抜け感をつくる

家具を配置すればするほど、自然と空間に窮屈さが生まれてしまいます。家具を配置しても広さを感じられるようにするには、空間に抜け感をつくるのが効果的です。ソファに座ったときやキッチンに立ったときの視線の高さに家具を置かない、もしくは低い家具を置く、グリーンを配置するなどの工夫を取り入れるのがおすすめ。視野が広がり、同じ空間でも広く感じられるようになります。

1.3.3. 遠近法を利用して奥行きを強調する

視覚効果によってゆとりある空間に見せるには、遠近法を取り入れるのが効果的です。部屋の奥、目線の方向に合わせて家具を低くしていったり、奥行きのある絵やステッカーを飾ったりすることで、実際の広さよりもゆとりがあるように感じられます。

また、部屋の入口から窓の方向へ、フローリングの向きをそろえることでも奥行きを感じやすくなるでしょう。

1.4. 設備

1.4.1. 大きな窓を設置する

リビングは明るく開放的なほうがくつろげる空間になります。リビングに大きな窓を設置すれば、自然光をたっぷりと取り入れることができ、昼間は電気をつけなくても明るさを確保できます。近隣に高い建物が ないケースや、外に植栽を設置しているケースであれば、窓から見える景色が快適さをアップしてくれるでしょう。

1.4.2. オープンキッチンで開放的な空間にする

LDK全体を仕切りのない大空間にすると、いっそう開放感を演出できます。オープンキッチンにすればキッチン部分とリビングダイニングが一体化するので空間がより広くなり、ゆとりのあるリビングに仕上がります。

1.4.3. リビング内に階段を設置して立体感を出す

横方向だけでなく縦方向にも広がりを持たせると、リビングにさらなるゆとりが生まれます。リビング内に階段を設置すると縦方向の広がりを生むことができるうえ、2階に上がるとき家族がリビングを通るようになるので、家族同士のコミュニケーションの機会を増やせるでしょう。子どもが思春期に入り自分の部屋にこもりがちになった場合でも行き帰りの際に会話が生まれるのは大きなメリットです。

1.5. 天井

1.5.1. 吹き抜けを設置する

おしゃれなリビングでよく見られるのが吹き抜けです。吹き抜けによって天井が高くなると、縦方向に抜けが生まれて開放感が増します。天窓や高窓を設置すれば自然光を効率的に取り込めて、室内がいっそう明るくなります。都市部の住宅密集地で起こりやすい日当たりや風通しの問題も、吹き抜けの高い窓から光を取り込むことで解決可能です。

1.5.2. 折り上げ天井にする

折り上げ天井とは、部屋の中央部分のみ折り上げたように高くした天井のことです。リビングの中央を折り上げれば、吹き抜けや高天井と同じように開放感を演出できるほか、天井に陰影が生まれて高級感を持たせることもできます。また、部屋の一部のみ高くするので、吹き抜けを設置するよりリーズナブルに実現できるのも魅力です。

2. 注文住宅(新築)のリビングで失敗・後悔したこと

注文住宅のリビング選びでの失敗を避けるには、実際に失敗・後悔した事例から学ぶことが大切です。ここでは代表的な失敗例を6つご紹介します。

2.1. 窓を設置しすぎて家具の配置が難しかった

大きな窓がたくさんあると、リビングの明るさや開放感が増すとともに、外に向けて視線の抜けもでき、ゆとりを感じられます。ただ、窓があるところには大きな家具を設置するのは難しい点に注意が必要です。窓を増やしすぎた結果、大きさの合う家具がなかなか見つからなくて後悔するケースはよくあります。

窓の位置を検討する前に、まずどのような家具を置きたいのか、数量やサイズを確認しましょう。そのうえで、家具との配置のバランスを考えながら窓の位置や大きさを決定していくのがスムーズです。

2.2. 視線が気になる位置に窓を設置してしまった

リビングの窓でありがちな失敗としてもう一つあるのが、窓を通して外からの視線が気になってしまうことです。せっかく開放感があっても、視線が気になってカーテンを閉めっぱなしにするのでは意味がありません。

前の道路からの見え方をチェックし、場合によっては外構周りにフェンスや植栽で目隠しを設けるなど、室内が外から見えないように工夫しましょう。

2.3. リビングに階段を設置して光熱費が上がった

空間が広くなると、それだけ冷暖房効率は下がります。特に階段を設置すると縦方向に空間が広がるため、暖かな空気は上方に、冷たい空気は下方に溜まるようになり、夏場も冬場も冷暖房効率が低下しやすくなります。その結果、光熱費が跳ね上がってしまいます。階段上部にシーリングファンを設けて空気を循環させる、全館空調を導入するなどの対策が考えられます。

2.4. 吹き抜けを設置したら光熱費が上がった

階段と同様、吹き抜けを採用した場合も縦の空間が広がるため、冷暖房効率の低下と光熱費のアップをもたらします。シーリングファンを設ける、高窓や天窓を開閉式にして外からの風が入るようにするなどの工夫により空気の循環を生み出すことで、冷暖房効率の改善に一定の効果が期待できます。

2.5. リビングの収納が少ない

空間のゆとりや快適性ばかりを追求していると収納スペースが後回しになり、リビング収納が不足しがちになります。収納が足りないといつも散らかってしまい、せっかくおしゃれに仕上げたリビングがゴチャゴチャしてしまいます。

過ごす時間の長いリビングでは、小物から大きな物まで、さまざまな物を収納できるのが理想です。収納したいものをリストアップしたうえで、それらが十分にしまえるだけの収納を設計段階から確保しておきましょう。

2.6. コンセントの数と位置が失敗

コンセントが適切な位置に、十分な数だけなければ、快適な生活は送れません。コンセントの数や位置で家電を置く位置や部屋のレイアウトが決まってくるため、想定が甘いと後悔につながります。リビングに設置する家電の数や配置したい位置をおおよそで決めておき、最低限の数+αのコンセントを用意しておくのがおすすめです。

3. 注文住宅(新築)のリビングで注意すること

注文住宅のリビングを考える際には、大きく4つの注意点が挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

3.1. 断熱や空気の循環を考慮する

階段や吹き抜けを設置して縦に空間が広がると、空気の性質も相まって冷暖房効率が悪くなります。室内の快適性を上げるには、断熱性や気密性の高い構造や素材を取り入れる、省エネ対応のエアコンを設置する、シーリングファンで室内の温度を均一化するなどの対策が必要となります。

3.2. コンセントは多めに複数設置する

リビングでは、テレビ周辺機器や空調機器、掃除機など、多くの家電を使用します。そのためコンセントは多めに設置しておくと便利です。家族が集まる分、スマートフォンやタブレット端末を充電する機会も多いため、リビングの中央にも埋め込み式のコンセントを設置しておくと利便性がアップするでしょう。家電を置く場所や電源を使用する用途を想定し、使う場所に合わせてコンセントの位置を決めるのがおすすめです。

3.3. 収納スペースを十分に確保する

せっかくおしゃれなリビングに仕上げても、物が散らかっていては台無しです。リビングで使うアイテムをしまえるよう、収納スペースは十分に確保しておくといいでしょう。小物類は壁付けの「見える収納」にディスプレイすれば、自分らしいリビングを演出するインテリアアイテムにもなります。

4. 注文住宅(新築)のリビングの事例|こだわり満載

ここからは、こだわりを詰め込んだ注文住宅のリビングの事例を5つご紹介します。マイホームのリビングづくりに活かせるヒントをぜひ見つけてください。

4.1. 吹き抜けを取り入れた広々開放的なリビング

リビングに大きな吹き抜けが設けられ、そこに2階へと続く階段が設置されています。大開口の窓と吹き抜けに設けられた高窓から差し込む自然光により、リビング全体が明るく開放的な印象です。上部にスタイリッシュなブラックのシーリングファンを設置して空気が循環するよう工夫が施されているのもポイントです。

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4.2. 奥行きがあり一つの空間でメリハリのある生活を送れるリビング

20畳のゆとりある広さのLDKは縦長の形が特徴。写真手前側にゆったりとくつろげるリビングスペース、キッチンカウンターの脇にダイニングスペースを設け、一体的な空間でありながら緩やかに用途が分けられています。使い方にメリハリをつけることで空間が引き締まります。

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4.3. 家族のつながりを大切にしたみんなが集まる広々リビング

約18.5畳の明るく広々としたリビングです。玄関、洗面所、階段がすべてリビングダイニングからアクセスする間取りとなっており、子どもが大きくなっても家族が集まりやすいのが特徴。外出時・帰宅時はキッチンカウンターから姿を確認でき、家族のつながりを感じられるつくりです。

>>家族のつながりを大切にした18帖のLDK

4.4. スムーズな動線と開放的な階段つきリビング

2階へと続くスケルトン階段と大きな吹き抜けが印象的なリビング。ダイニングキッチン〜洗面脱衣所〜トイレ〜リビングが回遊動線となっており、家事をスムーズにこなせます。2階は吹き抜けと階段を中心に各部屋が配置されていて、個室にいてもリビングにいる家族の存在を感じられる間取りです。

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4.5. キッチンから見渡せる折り上げ天井を取り入れたお洒落なリビング

折り上げ天井を採用して縦空間の広がりを生み出し、ゆとりあるスペースを実現したリビングです。リビングイン階段ではありませんが、玄関から直接LDKに入る間取りとなっており、水回りや2階へはリビングを経由するよう設計されています。画像正面に見えるように、見せる収納も含めて多くの収納が設けられているのもポイントです。

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5. 注文住宅(新築)のリビングに関するQ&A

最後に、注文住宅のリビングに関してよくある質問にお答えします。

5.1. LDKとDKはどちらがいい?そもそもリビングは必要?

LDKとは「リビング、ダイニング、キッチン」のこと、DKは「ダイニング、キッチン」のことです。DKにはリビングがないことになります。DKのほうが省スペースな分、LDKよりも価格を抑えられる傾向にあります。

不動産公正取引協議会連合会の「不動産の表示に関する公正競争規約」では、LDKとDKは以下のように定義されています。

キッチンのある部屋以外に部屋が1つある場合

キッチンのある部屋が4畳半以上8畳未満ならDK、8畳以上ならLDK

キッチンのある部屋以外に部屋が2つ以上ある場合

キッチンのある部屋が6畳以上10畳未満ならDK、10畳以上ならLDK

一人暮らしや二人暮らしであればDKでも快適に過ごせますが、3人以上で暮らすならLDKは必要でしょう。

5.2. リビングを広くするメリットは?

広いリビングに期待できるメリットは次のとおりです。

  • 開放感が生まれる
  • 部屋全体が明るく清潔感のある印象になる
  • 空間にゆとりが生まれて快適に過ごせる
  • 生活動線や室内の移動がしやすくなる
  • ライフスタイルに応じて使用できる
  • 空間内での用途の使い分けができる
  • 家族同士の適切な距離感が保てる

感覚的に広さや明るさを感じられるだけでなく、空間が広いからこそ用途を分けたり、家族それぞれがお互いの存在を感じつつ思い思いの過ごし方をできたりする点も、広いリビングの魅力です。

5.3. リビングの広さはどのくらいが理想?

ゆとりあるリビングを実現したいのであれば、2人家族で10畳〜15畳程度、4人家族であれば16畳〜20畳程度を目安にスペースを確保するといいでしょう。

6. 理想的な注文住宅(新築)のリビングにするなら一建設で

1日のうちで多くの時間を過ごすリビングは、家族のコミュニケーションの核となる大切な場所です。注文住宅で満足のいくリビングを実現するには、縦・横にゆとりある空間の確保に加え、自然光を取り入れる工夫、冷暖房効率を下げないための工夫、使い勝手のいい動線計画などが求められます。

快適なリビングを実現するためにも、注文住宅を建てる際には早い段階でプロに相談しましょう。一建設では、相談時から一貫して専任の担当者がサポートするため、リビングにおいてもこだわりをしっかりと反映したプランを提案します。アフターサービスも充実しており、おしゃれなリビングの家に長く安心して住み続けられます。

リビングにこだわった注文住宅を検討したい方は、一建設までぜひお気軽にご相談ください。

>>はじめのまじめな注文住宅|一建設

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