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2025.01.24 | マイホーム

家を建てるにはまず何をしたらいい?家づくり全体の流れや最初にやるべきことをご紹介

はじめの注文住宅

一建設株式会社は、一戸建て住宅販売戸数日本一※1の飯田グループホールディングスの中核企業です。
ローコストとまじめに向き合い大満足のマイホームを実現します。
建築コストをおさえたマイホームを手に入れ、家計的に身軽になることで、
子どもの学費、家族との旅行や趣味、老後の建替え費等、より豊かなゆとりの生活ができます。
リーズナブルにマイホームを建てると安心した将来設計が可能になります。

※1. 出典:日経業界地図2023年版

「憧れのマイホームを買う」という夢を実現するにあたって、初めての注文住宅では何から着手すれば良いのか戸惑う方は少なくありません。大切なのは具体的な計画と、家族で共有する住まいのイメージづくりです。

家族それぞれの思いを尊重し、現実的な予算の範囲内で優先順位をつけていくことで、より満足度の高い家づくりに一歩近づきます。

この記事では、家を建てる前に何をやるべきかを詳しく解説します。たくさんのこだわりを持つ方でも、詳細な計画を立てることで夢が叶えられるでしょう。

1. 家を建てるまでの流れ

マイホームの購入は人生でも大きな決断で、慎重な準備が必要です。物件の下見から資金計画、住宅ローンの審査、契約、引渡しまで、段階を踏んで進めていかなくてはなりません。

理想の暮らしを実現するためには、家族で十分に話し合って、将来の生活設計を考えます。まずは家を建てるまでの大まかな流れを知っておきましょう。

  1. 家族で理想の住まいの要望を出し合い、具体的なイメージを決める
  2. 住宅展示場や雑誌で情報を集め、家づくりの知識を深める
  3. 収入や支出を考慮し、予算を設定する
  4. 施工実績やアフターサービスを比較し、ハウスメーカーを選ぶ
  5. 通勤や周辺環境を検討し、建築用地を探す
  6. 希望を反映した間取り設計と見積もりを作成する
  7. 住宅ローンの事前審査で借入可能額を確認する
  8. 建築工事の契約内容を確認し締結する
  9. 金融機関で住宅ローンの本審査を受ける
  10. 内装や設備の仕様を決定する
  11. 基礎工事から着工開始
  12. 検査後(竣工)、新居が完成し引渡しとなる

要望の整理と情報収集は同時進行するのがおすすめです。また、早めに年収や貯金状況を把握し、具体的な予算枠を設定することで、無理のない住宅計画を立てられます。

下記では家づくりの工程を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

>>一建設|家づくりの流れ(家づくりはじめてガイド)

2. 家を建てるまでに必要な期間

注文住宅の完成までには、約半年から1年の期間をみておく必要があります。

情報収集と予算決定の期間として最初は1〜3ヵ月を要し、建築会社の選定と土地探しには3〜6ヵ月かかります。

続いて、打ち合わせや住宅ローンの申請、契約手続きには3〜6ヵ月必要です。いよいよ建築工事が始まると4〜6ヵ月の工期となり、最後の引渡しと引っ越しに約1ヵ月を要します。

幾つかの工程は並行して進めたとしても、マイホーム完成までの道のりは長期にわたりますが、各段階を慎重に進めることで、失敗しない家づくりができます。

また、家が完成するまでの流れを詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

>>家を建てるのに必要な期間は?家を建てる流れと最短で完成させるためのポイントを解説

3. 理想の家づくりを考える

これから家を建てるなら、まず家族全員で暮らし方や必要な機能をしっかり話し合い、共通の方向性を定めることが大切です。

同時に、住宅展示場の見学やインターネットで情報収集し、さまざまな住まいの形や最新の設備、建材などを知っておくことで、より具体的に決められます。

3.1. どのように暮らしていきたいか(家族構成、ライフプラン)

マイホームでの暮らし方を考える際には、現在の家族構成だけでなく、将来の変化も見据えた長期的な視点で考えることが大切です。

子育て世帯であれば、子どもの成長に合わせた空間の活用や、勉強スペースの確保なども視野に入れます。

さらに、親との同居や介護の可能性、子どもが独立したあとの暮らし方なども想定しなくてはなりません。ライフステージの変化に柔軟に対応できる住まいの計画を立てることが、長く快適に暮らせる家づくりの鍵となります。

モデルハウスや雑誌、SNSなどで目にする魅力的な住まいを見ると、つい目移りするものです。しかし、家族で時間をかけて希望する条件を話し合い、優先順位を明確にしておくことで、後々の会社選びや建築プランの決定がスムーズにいきます。

3.2. どのような家に住みたいか(デザイン、広さ、間取り)

理想の住まいの具体的なイメージを考える際には、デザインやインテリア、そして快適な暮らしという観点からの検討が大切です。

例えば、外観は北欧スタイルや和モダン、シンプルモダンなど、好みのデザインテイストを決めることで、建材や色調を選択しやすくなります。

また、広さは家族構成を踏まえ、将来的にも余裕を持った空間設計を考えましょう。間取りは家族の生活スタイルを反映させ、リビングを中心とした開放的な設計や、プライバシーを重視した個室などを考慮して空間を決めることが大切です。

3.3. どこに住みたいか(居住エリア、周辺環境)

住まいの場所を選ぶ際には、日常生活の利便性と快適な住環境のバランスを考えましょう。以下の項目をチェックしてください。

  • 通勤・通学の時間や交通手段は良いか
  • 最寄り駅は近いか
  • 買い物がしやすい場所にあるか
  • 病院や公共施設が近くにあるか

また、周辺の教育環境、治安、自然環境、日当たりや風通しなども、長く快適に暮らすための重要な要素となります。

さらに、今後土地開発で地域が発展するか、土地の特性(高台や低地、傾斜地など)も調べ、災害リスクなども含めて総合的に判断することで、理想の住環境を見つけられます。

ただし、都心部や人気の地域は土地の費用が高くなるため、その点も注意しなくてはなりません。

3.4. いつまでに家を建てたいか

入学や転職、家族の成長といったライフイベントに合わせて住み替えを考える場合、逆算してスケジュールを決める必要があります。

入居時期をはっきり定めておくことで住宅ローンの金利や経済状況も考慮しやすくなり、どのくらい費用がかかるかもプランニングでき、より家づくりが現実的になるでしょう。

3.5. 理想の家を家族と話し合う

キッチンや浴室、収納など、家族それぞれがこだわりたい箇所が異なることがあります。

理想の住まいづくりを成功させるには、まずは家族全員での話し合いが不可欠です。それぞれが描く理想の暮らしを出し合い、価値観の違いを早いうちに調整することで、後悔や不満を解消できます。

4. 資金計画を立てる

住宅購入の総費用は、大きく分けて建築費、土地代、諸費用の3つになります。一般的な割合として、建築費が全体の70〜80%を占め、土地代が10〜20%、諸費用が6〜10%となります。

なお、諸費用には登記費用、不動産取得税、固定資産税などの税金や、引っ越し費用、新しい生活に必要な家具・家電の購入費なども含まれることを忘れないようにしましょう。

4.1. 事前のシミュレーションをおこなう

特に住宅ローンを利用する場合は、早い段階で金融機関に相談し、借入可能額や月々の返済額のシミュレーションをおこなうのがおすすめです。無理のない予算設定が可能となり、将来の生活設計もより具体的に描けます。

なお、住宅金融支援機構「2023年度 フラット35利用者調査」によれば、土地付き注文住宅の平均所要資金(全国平均)は4,694万円でした。この金額は地域によって大きく異なり、都市部では土地価格の高騰により地方と比べて総額が高くなる傾向にあります。

地域ごとの物価や土地の需給状況によって必要資金は変動するため、建築を検討している地域の相場を十分に調べることが重要です。

金利の動向や、さまざまな住宅ローン商品の特徴を把握することで、より賢明な資金計画を立てられるでしょう。

4.2. 予算を決める

注文住宅の予算を設定するには、まず家族の生活スタイルに合わせた床面積と必要な部屋数の検討から始めます。

これに基づいて土地の広さを決定し、希望する居住エリアでの土地価格を調査しましょう。同時に、返済能力を考慮した無理のない住宅ローンの借入額を設定することが大切です。

なお、住宅の性能面では断熱性や耐震性、デザイン面では外観や内装など、優先順位をつけることで、限られた予算のなかで最適な選択が可能になります。

また、注文住宅の費用相場を詳しく知りたい方は下記も併せてご覧ください。

>>注文住宅を建てる際にかかる費用相場を価格・広さ別に解説

4.3. 頭金を決める

注文住宅の場合、一般的な頭金の相場は住宅購入費の1割から2割程度です。

住宅購入の総費用を考える際には、建物の価格だけでなく、不動産会社への仲介手数料、各種手続きの諸経費、引っ越し費用、さらには新しい家具や家電の購入費用なども考慮する必要があります。

また、頭金を決定するには、将来の返済計画を立てることが大切です。毎月の返済負担を適切な範囲に抑えるためには、自己資金である頭金の額を調整しましょう。住宅ローンの借入額を無理のないレベルに設定することが、長期的な支払い計画を成功させる鍵となります。

計画を立てる際には、不動産会社や金融機関が提供するWeb上の住宅ローンシミュレーションを活用しましょう。借入可能額の目安や月々支払う額を理解でき、現実的な資金計画を立てられます。

また、頭金の具体的な費用は下記の記事を参考にしてください。

>>家を建てるときに必要な頭金はいくら?頭金を用意するときの注意点を解説

>>住宅ローンシミュレーションはこちら

4.4. 住宅ローンを決める

予算全体と用意できる頭金の金額が決まったら、必要な借入額を算出し、自身の返済能力に見合ったローンプランを選ぶことが大切です。

金融機関を決める際は、金利の条件だけでなく返済期間や繰り上げ返済の条件などもチェックする必要があります。

また、複数の金融機関に相談することで、より自分たちに合った条件を見つけられるでしょう。

5. 情報収集をおこなう

家を建てる際は、まず建築会社・ハウスメーカーの実績や特徴、アフターサービスなどをきちんと調査することが重要です。さらに、希望するエリアの土地相場や環境、交通アクセスなどの情報を広く集めることで、長年にわたり住みやすい家づくりができます。

5.1. 建築会社やハウスメーカーを選ぶ

まずは住宅展示場へ出向き、実際の間取りやデザイン、建材を自分の目で確かめることが大切です。

さらに、各住宅会社が開催する説明会やイベントへの参加で、それぞれの会社の特徴や強み、施工実績、アフターサービスなどを比較できます。

また、具体的なプラン作成を複数の会社に依頼し、提案内容や見積もりを比べることで、予算内で希望を叶えてくれる会社を見つけられるでしょう。

5.2. 土地を探す

土地探しは実際に現地を訪れることで、地図やインターネット上の情報だけではわからない日当たりや風通し、交通量、騒音レベル、近隣の雰囲気など、実生活に直結する要素を感じ取れます。

ただし、希望のエリアに適した条件の売地があるとは限らず、理想の土地を見つけるまでに思ったより時間がかかってしまうことも少なくありません。

特に人気エリアでは良い土地がすぐに売れることが多いため、できるだけ早い段階から探し始めることが、土地選びの成功につながります。

6. 理想の家を建てるための準備を知ろう

マイホームの建築は、家族の夢を形にする大きなプロジェクトです。成功への鍵は、綿密な計画と早めの準備にあります。まずは理想とする住まいとは何かを、自分たちが納得するまで話し合い、希望条件を整理することから始めましょう。

予算計画では、建築費用だけでなく諸経費や新生活への費用まで考慮し、資金計画を立てることが重要です。

また、建築会社の選定や土地探しには十分な時間をかけ、実際に現地へ行って情報収集することで、より良い選択ができます。

一建設では、お客様の家づくりをサポートするため、簡単に利用できる“間取り・家づくりのシミュレーション”をご用意しています。ご希望の間取りや暮らし方を具体的にイメージしながら、安心できる住まいづくりに役立ちます。シミュレーション後のアドバイスもいたしますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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