公開日:2026.07.14 | 更新日: 2026.07.14 | マイホーム

猫と暮らす家で気をつけるポイントは?脱走・ニオイを防ぐ間取りの工夫や建築実例を解説

はじめの注文住宅

一建設株式会社は、一戸建て住宅販売戸数日本一※1の飯田グループホールディングスの中核企業です。
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建築コストをおさえたマイホームを手に入れ、家計的に身軽になることで、
子どもの学費、家族との旅行や趣味、老後の建替え費等、より豊かなゆとりの生活ができます。
リーズナブルにマイホームを建てると安心した将来設計が可能になります。

※1. 出典:日経業界地図2025年版

日本国内で飼育されている猫の数は約885万匹と推計されており、室内飼いも増えています。

「大好きな猫と、ずっと安心して暮らせる家がほしい」

そう願う方にとって、家づくりは人生の大きな決断であると同時に、大事な家族である愛猫への最高のプレゼントにもなります。しかし、人にとって快適な住まいが、猫にとっても心地良いとは限りません。猫が安全にのびのび暮らすためには、猫の習性や行動を理解した間取りの工夫が欠かせないのです。

この記事では、猫ファーストの視点から間取りのアイデアや安全対策、建築実例まで詳しく解説します。
愛猫が窓辺で日向ぼっこをしたり高い場所から家族を見守ったり、安心して眠ったりできる家は、猫にとっても飼い主にとっても快適で大切な居場所になります。ぜひその子が毎日を心地よく過ごせる住まいを考えてみてください。

1. 猫と暮らす家の間取りの工夫

猫は環境の変化にとても敏感です。室内に安心できる場所や体を動かせる場所、落ち着いて食事やトイレができる場所がそろっていることで、はじめてストレスなく過ごせるようになります。ここでは、猫と暮らす家で取り入れたい間取りの工夫を6つご紹介します。

1.1. 猫がリラックスできる場所を複数つくる

猫にとってリラックスできる場所は、一つだけでは足りません。猫は季節や時間帯によって、自分にとって常に心地良い場所を選んで移動する習性があるためです。特に日当たりの良い窓辺は、日向ぼっこは体を温めたり、くつろいだりする時間になり猫にとってまさに特等席。外の景色を眺めることも良い刺激になるでしょう。

そのため、窓辺にカウンターや棚を設けたり、出窓をつくって猫専用のくつろぎスペースにしたりするのがおすすめです。朝は東側の窓辺で日差しを浴び、午後は西側の部屋でまどろんでもらうなど、家の中に複数のお気に入りスポットを用意してあげると、愛猫の満足度は高まります。

1.2. 猫用の食事場所をつくる

猫は警戒心が強く、落ち着かない場所では食事に集中できないことがあります。キッチンやダイニングの一角に、猫専用の食事スペースを設けてあげることで、安心してごはんを食べられる環境が整います。

食事場所のそばにフードや食器をまとめて収納できるスペースを設けておくと、毎日の準備や片付けがスムーズになり、飼い主にとっても便利です。多頭飼いの場合は、猫同士が気を遣わなくて済むよう、食器の間隔を十分に空けるか、別々のスペースで食事ができるよう配慮してあげましょう。

1.3. トイレは換気や掃除がしやすい場所にする

猫はとてもきれい好きで、トイレが汚れていると使うのを嫌がることがあります。そのため、トイレの設置場所は飼い主が掃除しやすく、掃除用具もすぐに取り出せる場所を選ぶことが大切です。

また、ニオイの問題を考えると、換気扇や窓が近くにある場所が適しています。洗面所の一角や階段下のスペースを活用し、猫トイレ専用の小さなスペースを確保する方法もあります。猫が安心して排泄できるよう、人の出入りが少ない静かな場所を選んであげましょう。

1.4. 爪とぎ用のスペースを用意する

爪とぎは猫にとって欠かせない行動の一つです。古い爪のさやを剥がして鋭さを保つためのお手入れであると同時に、マーキングやストレス解消の役割もあります。この行動を無理にやめさせることは猫にとってストレスになるため、ここなら思う存分とぎ放題な専用のスペースを用意してあげることが大切です。

リビングの柱や猫がよく通る廊下の壁面など、目につきやすい場所に爪とぎコーナーを設けると効果的です。壁に爪とぎ用のパネルを取り付けたり、柱に麻縄を巻いたりする方法があります。猫が爪とぎ場所を気に入ってくれれば、壁紙や家具への被害も抑えられ、猫の欲求を制限せずに家も守れるでしょう。

1.5. キャットウォークやキャットステップを設置する

完全室内飼いの猫は、運動量が少なくなりがちです。猫は平面的な移動よりも上下運動を好む動物であるため、キャットウォークやキャットステップを壁面に設置して、室内でも十分な運動量を確保してあげましょう。

リビングの吹き抜けや階段の壁面などを活用すればシニア猫になっても移動しやすく、猫がステップを飛び移りながら高い場所を巡回する遊び場になります。高い所から家族を見守ったり、部屋全体を見渡したりできるため、猫の満足感も高まり、運動不足やストレスの解消に役立つでしょう。

1.6. ペットドアを設置する

猫は家を縄張りと感じており、自分の縄張りである家の中を定期的に歩き回り、異常がないかパトロールする習性があります。ドアが閉まっていると自由に移動できず、縄張りを見回れないストレスにつながります。

とはいえ、家族と暮らしていればプライベートな空間は守りたいものです。ドアを開けっ放しにするのは、冷暖房の効率や生活音の面でも現実的ではありません。そこでおすすめなのが、ドアに開閉式のペットドアを設置する方法です。

猫は飼い主の手を借りずに部屋を行き来できるようになり、パトロール欲求を満たせます。飼い主にとっても、猫のためにドアを開け閉めする手間が減るのはうれしいポイントでしょう。

2. 猫と暮らす家をきれいに保つためのアイデア

猫との暮らしは楽しいものですが、爪とぎ傷やニオイ、増え続けるおもちゃなど、住まいを清潔に保つための工夫も必要です。ここでは、飼い主の負担を減らしながら、猫にも優しい家づくりのアイデアをご紹介します。

2.1. 耐久性や耐水性に優れた素材を選ぶ

猫が走り回ったり爪をひっかけたりすることで、壁や床はダメージを受けてしまいます。また、猫の足腰への負担を考えると、滑りやすい床材は避けたい素材の一つです。

壁紙は、一般的なビニールクロスよりも表面が強化されたタイプや、汚れを拭き取りやすいフィルムがラミネートされた製品を選ぶと、日々の掃除やメンテナンスが楽になります。床材には、ペット対応のフローリングやクッションフロアなど、傷がつきにくく耐水性や防滑性に優れた素材を採用するのがおすすめです。

猫の安全と家の美しさを両立するために、新築やリフォームの際には設計する段階で素材選びにこだわりましょう。

2.2. 猫のトイレ用に換気扇を設置する

猫と暮らすうえで多くの飼い主が気になるのが、トイレ回りのニオイの問題です。猫砂をこまめに替えていてもニオイが完全になくなるわけではないため、猫トイレを置くスペースには専用の換気扇を設けて、24時間換気できる環境を整えておくと効果的です。

さらに、壁材に調湿・消臭効果のある建材を採用するのも一案です。換気と消臭素材の組み合わせで、リビングにニオイが広がるのを抑え、猫も人も快適に過ごせる空間を保てます。

2.3. 猫用の収納スペースをつくる

キャットフードのストックや猫砂、爪研ぎシート、おもちゃ、ケア用品など、猫と暮らすと必要なものが想像以上に増えていきます。これらをリビングや目立つ場所に出しっぱなしにしていると、どうしても生活感が出てしまいがちです。

階段下のデッドスペースやパントリーの一角を猫用品の定位置にするなど、あらかじめ専用の収納スペースを設計に組み込んでおくのがおすすめです。猫トイレの近くに掃除用具をまとめて収納できる棚を造作すれば、お手入れのたびに道具を取りに行く手間もなくなりきれいを保ちやすく、部屋全体もすっきり片付きます。

3. 家で猫が安全に暮らすためにできること

猫との暮らしで、何よりも大切なのは安全を守ることです。好奇心旺盛な猫は、飼い主が思いもよらない行動をとることがあります。万が一の事故を防ぐために、家の中の危険なポイントを把握し、設計の段階からしっかり対策を講じておきましょう。

3.1. 脱走防止の扉や柵を設置する

室内飼いの猫にとって、外の世界には交通事故や感染症など数多くの危険が潜んでいます。猫の脱走事故は、玄関ドアや窓を開けた瞬間に発生することが多く、一度外に出てしまうとパニックを起こして戻れなくなる恐れがあります。

効果的な対策としては、玄関の内側にもう一つ扉や柵を設けることです。いわゆる二重扉の構造にすることで、万が一、猫が飛び出してきても玄関の外に出てしまうリスクを減らせます。

窓に関しては、猫が簡単に開けられないよう補助錠を取り付けたり、破れにくいペット用の強化網戸に交換したりする方法がおすすめです。来客時や宅配便の受け取り時など、飼い主の注意が逸れやすいタイミングこそ防護策が頼りになります。

3.2. キッチンの入口にペットゲートをつくる

キッチンには、コンロの火や熱い調理器具、包丁、猫が口にすると危険な食材など、猫にとってのリスクが集中しています。とりわけIHクッキングヒーターは、猫が天板の上を歩いた際にスイッチが入ってしまう事故も報告されており、注意が欠かせません。

猫の安全を守るためには、キッチンの入口にペットゲートや引き戸を設置し、調理中や外出時に猫が侵入できないようにするのが得策です。チャイルドロック機能がついたコンロを選ぶ方法もあり、ゲートとの併用でより安心感が高まります。

3.3. 手すりやネットで階段からの落下を防ぐ

高い場所を好む猫は、吹き抜けの手すりや階段の隙間から身を乗り出すことがあり、バランスを崩して落下する可能性があります。特にデザイン性を重視した手すりは隙間が広く設計されている場合も多く、猫がすり抜けてしまう危険があるため注意が必要です。

対策としては、手すりの隙間にアクリルパネルを取り付けたり、落下防止ネットを張ったりする方法が効果的です。新築の場合は、設計の段階で手すりの隙間を猫が通り抜けられないように狭くしたり、猫が上に乗りにくい形状のデザインを選んだりすることで、インテリアの美しさを保ちながら安全性もキープできます。

3.4. 浴室に猫が入れない工夫をする

浴室は猫にとって危険な場所の一つです。猫は暖かい場所を好む傾向があり、入浴後の蒸気がこもった浴室にふらりと入り込んでしまうことがあります。浴槽に残り湯が張ってある状態で足を滑らせて落ちると、体が濡れて動きにくくなり、自力で出られなくなる恐れがあります。特に子猫や高齢の猫は、思わぬ事故につながる可能性があるため注意が必要です。

こうしたリスクを踏まえると、設計の段階で浴室に猫が入りにくい工夫をしておくことが大切です。レバーハンドル式のドアは、猫が前足で押し下げて開けてしまうこともあるため、猫が操作しにくい取っ手や簡易ロック付きの建具を選ぶと安心です。入浴後はお湯を抜く、風呂蓋を閉めるといった毎日の習慣と併せて、間取りや建具の選定で「もしもの事態」を防ぎましょう。

4. 一建設の猫と暮らす家の建築実例

ここまでご紹介してきた間取りの工夫や安全対策を、実際の注文住宅ではどのように実現できるのでしょうか。一建設でペットと住む家を建てたお客さまの事例をご紹介します。

4.1. 人と猫が快適に暮らせるアイデアが詰まった家

こちらは、2LDK・床面積85.29㎡のコンパクトな造りながら、人と猫ちゃんがお互いにストレスなく暮らすためのアイデアがたっぷり詰まったお住まいです。

リビングのドアには猫ちゃん用の出入り口を設け、自由に行き来できるようにしています。

さらに、猫ちゃんが外を眺められるようプライバシーに配慮しながらも、キャットウォークの設置を想定した高さに窓が配置されています。

お客さまからは「実際に住んでみて、一言でいうと最高です」との声をいただいています。

>>ねこと暮らす家

4.2. ペット専用のお部屋がある家

こちらのお宅は、床面積148.32㎡のゆとりある住まいで、ペットとの暮らしを第一に考えた設計が特徴です。

ペットのいるリビングだけ空調をつけっぱなしにする時期があるため、ダイニングキッチンとの間に扉を設置し、空間を仕切れるようにしました。これにより、エアコンの効率を高めながら、ペットが快適に過ごせる温度環境を保てます。さらに、ペット専用のお部屋を用意し、来客時や留守番の際にもペットが安心して過ごせる空間を確保しました。

>>住み心地の良い、ペットと暮らす家

一建設ではお客さまのご要望に応じたさまざまな建築実績があります。ぜひ他の建築実例もご覧ください。

>>建築実例・建築事例・お客様の声

5. まとめ|間取りや収納を工夫しながら猫と暮らす家をつくろう

猫と暮らす家をつくるためには、猫の習性を理解し、リラックスできる場所や運動できるスペース、安全なトイレ環境などを間取りに反映させることが大切です。脱走防止やキッチン・浴室への侵入対策などの安全面の配慮、そして耐久性のある素材選びや収納プランで飼い主の負担をなくす工夫も、長く快適に暮らすためには欠かせません。新築住宅に猫用のペットドアや専用の換気扇、造作の収納棚などをつけるオプション費用は、設置する位置や個数で変わりますが、10万~50万円が目安です。

一建設株式会社では、豊富な建築実績や抜群のスケールメリットを活かし、高性能な住まいをリーズナブルにご提供しています。「猫と快適に暮らしたい」「安全対策や収納にもこだわりたい」など、お客さまのご要望を踏まえ、理想も価格も妥協しない注文住宅を実現できます。

建物完成後のアフターサポート体制も充実しています。10年間の基本保証や定期点検、メンテナンスの相談窓口などで、お客さまの大切なこれからに寄り添います。不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

>>はじめの注文住宅とは
>>想いも価格も妥協しない注文住宅

※記事の内容は2026年7月現在の情報に基づいています。制度や法律は今後変更・廃止される可能性がありますので、最新の情報をご確認ください。

執筆者情報

一建設株式会社

本コラムは、注文住宅・分譲住宅で豊富な実績を持つ一建設株式会社が監修しています。宅地建物取引士などの有資格者が携わり、家づくりや住宅購入に役立つ正確な情報をお届けしています。
初めての住まい選びでも安心いただけるよう、信頼性の高い情報発信を心がけています。

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