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2024.09.04 | マイホーム

家を建てる流れは?手順や必要な期間を解説!

はじめの注文住宅

一建設株式会社は、一戸建て住宅販売戸数日本一※1の飯田グループホールディングスの中核企業です。
ローコストとまじめに向き合い大満足のマイホームを実現します。
建築コストをおさえたマイホームを手に入れ、家計的に身軽になることで、
子どもの学費、家族との旅行や趣味、老後の建替え費等、より豊かなゆとりの生活ができます。
リーズナブルにマイホームを建てると安心した将来設計が可能になります。

※1. 出典:日経業界地図2023年版

家を建てるのは人生の大きな節目の一つです。夢を形にする喜びだけでなく、手順や期間、予算などについて、さまざまな不安も付きまといます。

この記事では設計から着工、そして完成までの流れを詳しく解説します。必要な期間やかかる費用の目安も紹介しているため、家を建てる際の目安にしてください。家づくりの不安を解消し、夢の実現に向けて行動するためにも、ぜひこの機会に家を建てる流れを把握しましょう。

1.家を建てるまでの流れ

  1. 予算を設定する
  2. 建てたい家のイメージや条件を決定する
  3. 建築会社を探す
  4. (土地なしの場合)土地を探す
  5. 建物のプランニングや見積もりの作成を依頼する
  6. 住宅ローンの事前審査を進める
  7. 詳細の打ち合わせをおこなう
  8. 工事請負契約を締結し、建築確認申請をおこなう
  9. 着工する
  10. 竣工から引渡し

家を建てるまでの流れは主に10項目あります。下記で詳しく解説しているので参考にしてください。

1.1. 予算を設定する

住宅購入にあたっては、住宅ローンの月々の返済可能額や親からの援助の有無など、自身の経済状況を十分に考慮して予算を設定することが重要です。

国土交通省の「令和4年度住宅市場動向調査報告書」によると、注文住宅の住宅建築資金は全国平均で3,935 万円(土地購入資金を除く)でした。

土地も含めると平均5,436万円と高額になり、希望によって予算が大きく変わることがわかります。

また、親からの援助が得られる場合は、より高額な物件を検討することも可能です。自身の財務状況を客観的に把握し、自己資金の準備や住宅ローンの借入額など、無理のない範囲で予算を設定することで、住宅購入後の生活設計をスムーズにおこなえます。

1.2. 建てたい家のイメージや条件を決定する

家を建てる際は家族で十分に話し合い、間取りやデザインのイメージ、譲れない条件などを共有することが重要です。例えば、子ども部屋の数やリビングの広さ、採光やキッチンの動線など、家族それぞれのニーズを出し合い、合意形成を図ることが不可欠です。

また、将来的な家族構成の変化も見据えて、柔軟な対応ができる間取りを検討するのも良いでしょう。このように、家族全員で理想の住まいのイメージを共有し、それに基づいて設計を進めることで、より満足度の高い住宅を実現できます。

1.3. 建築会社を探す

家を建てる際は、信頼できる建築会社を選ぶことが重要です。建築会社との打ち合わせは多数おこなわれるため、会社の実績や対応力、コミュニケーション能力などを慎重に検討し、自分に合った会社を見つける必要があります。

複数の建築会社を比較することで、より適切な会社を見極められるでしょう。また、なかには土地探しからサポートしてくれる会社もあります。建築工事を受注した場合は、仲介手数料を取らない住宅会社もあるため、その分のコストを抑えられるかもしれません。

1.4. (土地なしの場合)土地を探す

不動産会社や建築会社に土地探しを依頼するのは一般的な方法ですが、自分で情報収集するのも選択肢の一つです。

インターネットで情報収集する場合でも、実際に現地を訪ねて確認しましょう。土地の状況や周辺環境などの情報を自分の目で確認することで、インターネット上では把握できなかった部分が明確になり、正しい判断ができます。

1.5. 建物のプランニングや見積もりの作成を依頼する

プランや見積もりを検討する際は、自分の希望に沿ったプランが予算内で提案されているかを慎重に確認する必要があります。

建築会社のなかには見積もりを無料でおこなってくれるケースもあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

建築にかかる費用は大きな出費となるため、予算を踏まえたうえで検討し、ニーズに沿った条件で進めることが大切です。

1.6. 住宅ローンの事前審査を進める

住宅ローンの事前審査はおよそ1週間程度で結果が出るため、複数の金融機関に事前審査を申し込むことをおすすめします。借り入れ条件を比較検討でき、自分に最適な条件のローンを見つけやすくなるからです。

事前審査は無料で実施していることが多いので、手間がかからずに複数の金融機関の条件を確認できるメリットがあります。住宅購入は大きな買い物となるため慎重に検討しましょう。

1.7. 詳細の打ち合わせをおこなう

建築工事に関して、間取りや内装・外装、工事のスケジュールなど家づくりに関する具体的な打ち合わせをおこないます。工事に入ってからの変更は難しくなるため、希望をきちんと伝えて打ち合わせを入念におこない、ご自身や家族のニーズを十分に反映させることが不可欠です。

建築会社と綿密に協議を重ね、仕様や工程を確認することでスムーズな工事の進行と、満足のいく完成を目指せます。

1.8. 工事請負契約を締結し、建築確認申請をおこなう

建築会社と工事請負契約を締結します。その際は事前に契約内容やキャンセル対応などをしっかり確認しておくことが重要です。

また、契約締結後は建物が法令に適合しているかを確認するため、建築確認申請をおこなう必要があります。建築確認申請は、建物の安全性や構造、設備などが基準を満たしていることを確認する大切な手続きです。

1.9. 着工する

着工前には、施工業者が近隣の住民の方々への挨拶回りをします。この挨拶回りに立ち会うかどうかは任意です。

ただし現場へ定期的に行くことで工事の進捗状況の確認ができ、施工業者との関係も良好になります。近隣の方々とのコミュニケーションも取れるようになるので、こまめに現場へ顔を出すことをおすすめします。

1.10. 竣工から引渡し

工事が完了すると、施主による竣工検査がおこなわれます。この検査では、仕上がりに問題がないかを確認し、引渡しの手続きがおこなわれます。

施主は、壁や天井、床の仕上がり状態、設備機器の動作確認、ドアや窓の開閉具合など、細かな部分まで打ち合わせした内容とおりに施工されているかを確かめましょう。

万が一、竣工検査の際に打ち合わせ内容と異なる仕上がりが見受けられた場合は、速やかに施工業者に報告し、改善を求めます。

場合によっては、第三者の専門家に意見を求めるなど、公平な立場から判断を仰ぐことも検討しましょう。

2. 家を建てるのにどれくらいの期間が必要?

家を建てる際は、「土地なし」か「土地あり」かによって完成するまでの期間が異なります。下記では、それぞれ期間の違いを解説します。

2.1. 土地なし(土地探しから)の場合

土地探しから購入までに1〜3ヵ月、家のプラン決定から完成までに半年〜1年程度かかるため、土地探しから家の完成までは15ヵ月程度が目安となります。

ただし、人気のある土地は競争率が高く、購入できないことも考えられます。早い段階で不動産会社と連携しておけば、売りに出された土地の情報がいち早く得られるかもしれません。そのため、工程を踏まえて行動することが重要です。

2.2. 土地ありの場合

土地をすでに所有している場合、土地探しや購入手続きの必要がないため、家を建てるまでの期間は半年〜1年程度となります。ただし、土地の広さや間取り、家の性能などにこだわる場合は、設計や施工業者の選定、建築許可の申請など、さらに時間がかかる可能性があります。

例えば、高性能な断熱性能や、ゆとりある間取りにしたい場合には、設計や施工の検討に時間を要するでしょう。

また、敷地の形状や地盤条件によっても工期が変わってきます。土地を持っていれば、全体の工程は短縮できますが、こだわりの強さによっては、さらに時間がかかる可能性があることを念頭に置く必要があります。

3. 家を建てるのに必要な費用は?

家を建てる際は、建てた前と建てたあとに費用がかかります。下記ではそれぞれの内訳を紹介します。

3.1. 家を建てる前にかかる費用

内訳主な内容
本体工事費
約70%
仮設工事
基礎工事
木工事
内外装工事
設計料
電気工事
別途工事費
約20%
外構工事
解体・地盤調査・地盤改良工事
水道管やガス管などの引き込み工事
空調工事
諸費用
約10%
印紙税
建築確認申請
火災保険・地震保険
登記にかかる登録免許税
地鎮祭にかかる費用
仮住まい家賃
引っ越し代

また、土地を持っていない場合は、土地の購入費用も必要となります。土地の価格は地域や面積によって大きく異なるため、事前に十分な調査が重要です。土地の取得費用を含めた総額を見積もり、建築予算を立てる必要があります。

なお、建築費用と土地代は6:4または7:3の割合にするのが良いと言われています。

3.2. 家を建てたあとにかかる費用

家を建てたあとにかかる費用は以下のとおりです。

内訳内容
不動産取得税新築や中古物件の購入時に1度だけ支払う税金
税率は通常3%(特例措置の適用後)
固定資産税土地や建物の不動産に対して課される年間の税金
都市計画税都市計画事業の費用を賄うために、土地や建物の所有者に課される地方税
対象は市街化区域内に土地や建物を所有している方
固定資産税とセットで支払う

家を建てたあとの維持管理費用として毎年発生するため、建築費用とは別途見積もっておく必要があります。

また、家を建てる費用の目安を詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

>>家を建てる費用の目安は?資金計画の建て方、費用を安く抑える方法について解説!

4. 家を建てるときに注意すること

  • 入居日から逆算し余裕を持ったスケジュールを確保する
  • 建てたい家のイメージや譲れない条件を明確にしておく
  • ライフスタイルの変化を考慮して設計する
  • 地盤の耐久性を調べておく
  • 契約内容はしっかり確認する
  • 追加費用を想定しておく
  • 打ち合わせは納得いくまで何度もおこなう

家を建てる際に注意すべきポイントを7つまとめました。ぜひ参考にしてください。

4.1. 入居日から逆算し余裕を持ったスケジュールを確保する

家を建てる際は、建設時間だけでなく土地や建築会社探しにも時間を要するため、入居日から逆算して余裕を持って計画する必要があります。

さらにさまざまな手続きを見越して、入居予定日の1年から1年半前に準備を始めるのがおすすめです。

また、設計変更や天候不順など、さまざまな要因で工程が遅れる可能性があります。余裕を持った計画により、工事の進捗に追われることなく、落ち着いて家づくりに取り組めます。

4.2. 建てたい家のイメージや譲れない条件を明確にしておく

家を建てる際は、工事が始まってからの変更が難しくなるため、事前に具体的なイメージや譲れない条件を明確にしておくことが重要です。

設計段階で自分の理想や要望を洗い出し、間取りや設備、外観のイメージなどを具体的に決めておきましょう。

また、予算や工期、こだわりのポイントなど、譲れない条件も事前に明確にしておくことで、建築の進行に合わせて柔軟に対応できます。こうした事前の準備により、工事中の変更を最小限に抑えられ、理想の家を無理なく実現できるでしょう。

4.3. ライフスタイルの変化を考慮して設計する

家を建てる際は仕事や家族構成の変化、子どもの成長、そして老後の生活など、ライフステージの移り変わりを見据えた設計が必要不可欠です。

例えば、子ども部屋の設計では、成長に合わせて柔軟に対応できるよう、可変性のある間取りを検討したり、将来的な介護の必要性を考えて、バリアフリー設計を取り入れたりするなど、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に対応できるような設計を心がけましょう。

こうした長期的な視点に立った設計により、長く住み続けられる理想の家を実現できます。

4.4. 地盤の耐久性を調べておく

地震大国と呼ばれる日本では、地盤の状態を事前に確認することがとても重要です。

地盤が弱い場合、地震の際に建物が大きな被害を受けるリスクが高くなります。そのため、地盤の強度や液状化の危険性などを事前に把握し、必要に応じて地盤改良工事をおこなうなど、適切な対策を講じることが大切です。

地盤の状態をしっかり確認し、安全性を確保することで地震に強い家を建てられるでしょう。

4.5. 契約内容はしっかり確認する

土地や間取りの条件が自分の希望に沿っているかどうか、また契約内容に追加のオプションがないかなど、物件の詳細を慎重に確認しましょう。

物件を購入する際は、建物の構造や設備、さらには周辺環境など、さまざまな要素を総合的に検討する必要があります。

物件の条件が自分の要望に合致しているかどうか、契約内容に問題がないかを丁寧に確認することで、後々のトラブルを避けられます。

4.6. 追加費用を想定しておく

物件の購入や賃貸契約をおこなう際は、見積もりや契約書に記載された内容以外にも、予期せぬ追加費用が発生する可能性があることを念頭に置く必要があります。

例えば、悪天候による資材の調達が遅れて予定より工期が遅れてしまうかもしれません。工期が延長された場合、追加でつなぎ融資分の利息負担が発生することになります。

想定外の出費が発生することを踏まえ、余裕を持った予算を立てておくと安心です。

4.7. 打ち合わせは納得いくまで何度もおこなう

理想の家づくりを実現するためには、事前の綿密な打ち合わせが欠かせません。注文住宅を建てる際は、自分のイメージと建築会社の理解が一致するよう、希望をしっかりと伝えましょう。

工事が始まってしまうと変更が難しくなるため、設計段階で細部にわたって確認し、意見の食い違いを事前に解消しておく必要があります。建築会社との緊密なコミュニケーションを保ち、お互いの理解を深めることで、理想の住処を手に入れられます。

5. 家を建てる流れと注意点を押さえよう

家を建てる際は、事前の綿密な計画、建築会社との入念な打ち合わせ、余裕を持った予算組みが不可欠です。設計段階では、建設会社に家族の理想をきちんと伝えましょう。

工事が始まってからの変更は難しいため、設計内容を十分に確認し、納得のいく計画を立てることが肝心です。

一建設は、土地探しから施工、アフターサービスまで一貫したサポートを提供し、お客さまの予算に合わせた理想的な家づくりを目指しています。

資金シミュレーションやプラン作成も可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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