【大阪の注文住宅】人気の大阪市・堺市の地価相場やハウスメーカーの選び方を紹介|お役立ち情報|注文住宅・家を建てる・新築一戸建てのハウスメーカーなら一建設株式会社

お役立ち情報TIPS

2025.08.12 | 費用・制度

【大阪の注文住宅】人気の大阪市・堺市の地価相場やハウスメーカーの選び方を紹介

はじめの費用・制度

家づくりを進めるうえでは、価格と品質のバランスが非常に重要です。
一建設では、年間約9,000棟超の供給実績を活かし、
コストを抑えながらも高品質な注文住宅を実現しています。
建築に必要な工程をすべて含んだ安心のコミコミ価格に加え、
着工金や中間金が不要な資金計画の立てやすさも魅力です。
自社一貫体制による中間マージンの排除など、低価格を支える仕組みについて、
詳しくは価格ページをご覧ください。

大阪で注文住宅を建てるといくらかかる?人気エリアはどこ?

この記事では、大阪で注文住宅を検討している方に向けて、注文住宅の費用相場や戸建て住宅の着工戸数が多い人気エリアをご紹介します。

大阪市・堺市など人気エリアの地価相場や、後悔しないハウスメーカーの選び方なども解説しますので、ぜひ参考にしてください。

なお、一建設の注文住宅では、堺と高槻に住宅展示場をご用意しております。実際の建物や設備が気になる方は、以下のページもあわせてご確認ください。

>>はじめギャラリー堺
>>高槻営業所 注文住宅課

1. 【相場】大阪の注文住宅の費用

住宅金融支援機構は、フラット35利用調査で、住宅ローン利用者の借入条件や調達資金の内訳など、住宅購入に関するデータを公開しています。

ここからはその集計データをもとに、大阪府の注文住宅の建設費や土地の取得費を紹介します。

1.1. 【土地なし注文住宅】建物のみの建設費:4,406万円

まずは、注文住宅の建物部分のみで住宅ローンを組んだ方のデータを見てみましょう。

地域・都道府県住宅面積(㎡)敷地面積(㎡)建設費(万円)
全国119.5334.63,861.3
近畿※123.2251.04,142.1
大阪府127.8177.24,406.3

※大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県

参照:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査|2023年度集計表」

大阪府における注文住宅(建物部分のみ)の平均建設費は、4,406.3万円です。全国よりも約545万円、近畿圏よりも約264万円高い傾向にあります。

また、住宅面積(建物の各階の床面積の合計)は、全国と比べてやや広く、近畿圏と同等の水準です。

一方、敷地面積は全国・近畿圏よりやや狭い傾向にあり、大阪府内に地価の高い都市部が多く含まれることが影響していると考えられます。

1.2. 【土地あり注文住宅】

続いて、土地と注文住宅のセットで住宅ローンを組んだ方のデータを見ていきましょう。土地取得費、建物の建設費、土地+建物合計の費用の3つの項目に分けて解説します。

1.2.1. 土地取得費:2,217万円

地域・都道府県敷地面積(㎡)土地取得費(万円)
全国249.91,497.6
近畿186.01,850.8
大阪府149.52,217.3

参照:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査|2023年度集計表」

大阪府内における土地取得費の平均額は、2,217.3万円です。全国より約720万円、近畿圏より約367万円高い傾向にあります。

一方、敷地面積はやや狭い傾向にあります。先述したように、大阪府内は地価の高い都市部が多いことが関係していると考えられます。

特に、市街地や人気エリアは地価が高い傾向にあるため、建物との費用バランスを考慮した土地選びが重要です。

1.2.2. 建物の建設費:3,038万円

地域・都道府県住宅面積(㎡)建設費(万円)
全国111.23,405.8
近畿113.53,414.5
大阪府112.43,038.2

参照:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査|2023年度集計表」

大阪府で土地を購入し、注文住宅を建てた方の平均建設費は3,038.2万円です。建物部分のみで住宅ローンを組んだ方の平均建設費と比べると、約1,300万円程度安く、これは土地取得費との予算配分が関係していると考えられます。

全国・近畿地方と比較すると、建設費はやや安い傾向にあり、住宅面積(建物の各階の床面積の合計)は、全国・近畿圏とほぼ同水準です。

1.2.3. 土地+建物合計の費用:5,526万円

地域・都道府県土地取得費+建設費(万円)
全国4,903.4
近畿5,265.3
大阪府5,525.5

参照:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査|2023年度集計表」

大阪府で土地を購入し、注文住宅を建てた方の費用総額は、5,525.5万円です。全国・近畿圏と比べて300万円~600万円ほど高い傾向にあります。

主に、土地取得にかかる費用が全国・近畿圏より高いことが関係していると考えられます。

なお、上記の数値はあくまでも、住宅金融支援機構と住宅金融支援機構が提供する住宅ローン「フラット35」を利用した方のデータです。実際の費用は、選ぶ土地や住宅会社、間取りプランによって異なるため、参考値としてご覧ください。

2. 大阪で戸建て着工戸数が多い人気エリアの地価相場

大阪で戸建ての着工が多い人気のエリアは大阪市、堺市です。

2024年の大阪府で着工戸数が多いエリアと地価相場は以下のとおりです。

※地価相場は、公示価格のエリアごとの中央値を記載。

大阪府・市区町村戸建て住宅の着工戸数地価(/㎡)
大阪市3,639戸29万6,000円
  東住吉区356戸26万9,000円
  西成区277戸20万3,000円
  住吉区269戸26万5,000円
  生野区259戸18万7,000円
  平野区236戸18万1,000円
堺市1,879戸13万7,000円
  西区368戸13万8,000円
  東区365戸12万7,500円
  北区291戸22万6,000円
  中区283戸10万8,000円
  堺区275戸15万9,000円
枚方市1,091戸13万6,500円
高槻市1,062戸16万8,000円
東大阪市1,005戸15万6,000円
豊中市958戸22万4,500円
八尾市782戸13万2,000円
吹田市646戸23万500円
茨木市605戸18万円
寝屋川市538戸13万7,000円
岸和田市516戸9万5,800円
箕面市485戸21万5,000円

参照:国土交通省「第16表 都道府県別、工事別、住宅の種類別、建て方別/戸数・件数、床面積」
参照:国土交通省「令和7年 地価公示」

3. 大阪の土地価格が上昇しているエリアの地価相場

大阪の住宅地の地価は平均変動率がプラス2.3%となり、4年連続の上昇。主に、大阪市や堺市などの利便性の高いエリアで地価が上昇しており、上昇地点は900地点(74.6%)、下落地点は176地点(14.6%)となりました。


住宅地で地価上昇率上位のエリアはこちらです。

エリア 2024(令和6)年(/㎡) 2025(令和7)年(/㎡) 変動率
大阪市城東区中央 334,000円 369,000円 10.5%
大阪市北区紅梅町 835,000円 920,000円 10.2%
大阪市浪速区桜川 445,000円 488,000円 9.7%
大阪市中央区森ノ宮中央 598,000円 655,000円 9.5%
箕面市今宮 201,000円 220,000円 9.5%

参照:大阪府「令和7年地価公示の結果について」

価格の目安として100㎡~200㎡に換算した金額と、各エリアの特徴をまとめました。

大阪市城東区:3,690万円~7,380万円
大阪中心部の近くでありながら、比較的手が届きやすい価格帯のエリアです。交通利便性も良いため、近年需要が高まっています。

大阪市北区:9,200万円~1億8,400万円
大阪のターミナル的存在であるJR大阪駅・梅田駅梅田駅を含む、交通利便性の良いエリアです。梅田から少し離れると中崎町のような個性的な街や、扇町公園周辺、南森町周辺など落ち着いた住宅エリアも存在し、多様な居住スタイルに対応しています。

大阪市浪速区:4,880万円~9,760万円
大阪市のほぼ中央に位置するエリアです。南の玄関口とも呼ばれる難波駅周辺をはじめ、交通利便性が良いのが特徴です。また、住宅地としては再開発により近代的に進化しているエリアと、昔ながらの下町情緒を残すエリアが混在しています。

大阪市中央区:6,550万円~1億3,100万円
交通利便性や生活利便性に優れ、大阪城公園などで自然を感じることもできるエリアです。オフィス街が近いため、職場の近くに自宅を構えたい方に人気があります。

箕面市:2,200万円~4,400万円
大阪北西部に位置するエリアです。2024年3月、北大阪急行で新駅「箕面船場阪大前」「箕面萱野」が開業したことにより交通利便性が向上。駅周辺を中心に地価が上昇しています。

4. 大阪府の土地価格が高いエリアの地価相場

大阪の地価の高順位エリアは、いずれも大阪市の福島区・天王寺区・北区・中央区・西区となりました。地価は以下の通りです。

エリア 2024(令和6)年(/㎡) 2025(令和7)年(/㎡) 変動率
大阪市福島区福島 1,250,000円 1,350,000円 8.0%
大阪市天王寺区上汐 954,000円 1,000,000円 4.8%
大阪市北区紅梅町 835,000円 920,000円 10.2%
大阪市中央区上町 865,000円 920,000円 6.4%
大阪市西区北堀江 798,000円 865,000円 8.4%

参照:大阪府「令和7年地価公示の結果について」

全エリアの共通点は、交通利便性の高さです。それに加え、大阪市福島区は、職住近接が叶い、梅田に近い恵まれた立地から今後も住宅需要の堅調が見込まれています。

天王寺区は、住環境とターミナル駅のバランスがとれた文教エリアとして知られています。ターミナル駅である天王寺駅周辺は商業施設が多く集まる一方、天王寺公園や四天王寺など、緑豊かな環境もあります。

北区は、西日本最大のターミナル駅であるJR大阪駅・梅田駅があるエリアです。大型商業施設が集積し都市生活を楽しめますが、中心部を少し離れると落ち着いた住宅エリアも存在します。

中央区は、ビジネス街である淀屋橋・本町エリア、繁華街である心斎橋・難波エリアを擁し、高い交通利便性と日本有数の商業エリアが魅力です。大阪城公園という広大な緑地もあり、都心でありながら自然も感じられます。

西区は、おしゃれなカフェやショップが多く、洗練されたエリアです。若者やファミリー層に人気があり、広大な敷地の靭(うつぼ)公園は、貴重なオアシスとして親しまれています。

5. 大阪で注文住宅を建てるハウスメーカーの選び方

注文住宅の完成度や住み心地は、依頼するハウスメーカーによって大きく左右されます。

ハウスメーカーの種類や選び方を知り、理想の家づくりを実現しましょう。

5.1. ハウスメーカーの種類

注文住宅の施工を依頼できる会社としては、主に以下の4種類が挙げられます。

  • ハウスメーカー
  • 工務店
  • パワービルダー
  • 設計事務所

ハウスメーカーとは、各地域に営業拠点がある全国展開の建築会社です。規模が大きく、実績も豊富なため、安定した品質と充実したアフターサポートが魅力です。

工務店とは、地域密着型の建築会社です。ハウスメーカーに比べて小規模ですが、要望に柔軟に対応してくれる、比較的値段が安いなどのメリットがあります。

パワービルダーとは、ハウスメーカーと工務店の中間的な存在です。スケールメリットにより、一般より安い価格で安定した品質の住宅を購入できます。

年間建築数が1,000棟以上ほどあればパワービルダーとして認知されますが、そのなかでも一建設は、年間約9,000棟超という国内トップクラスの実績を誇っています。

設計事務所は、建物の設計や工事監理を専門としています。個人事業主として開業しているケースも多く、上記のなかで最も設計の自由度が高いのが特徴です。ただし、主に設計業務を担うため、施工は工務店などの別会社に依頼することになります。

それぞれ異なる特徴や強みがあるため、家づくりに求めるポイントとマッチした会社を選択しましょう。

5.2. ハウスメーカー選びの注意ポイント

同じカテゴリ内でも、建築会社ごとに特徴は異なります。
建築会社選びで失敗しないためのチェックポイントは以下のとおりです。

5.2.1. 希望するデザインの施工事例があるか

自分で一から設計を考える注文住宅は、間取りやデザインの自由度の高さが魅力です。バリエーション豊富なデザインのなかから、自身の好みに合ったスタイルを探しましょう。

特に、外観や内装のデザインにこだわりがある方は、各社の施工事例を確認し、希望のデザインが叶えられるかチェックしておくと安心です。

5.2.2. 地域の事情に精通しているか

家づくりでは、地域の特性や土地の条件、周辺環境などを考慮することも重要です。

例えば、大阪で注文住宅を建てる場合、都市部なら狭小地など限られた土地の有効活用が得意な建築会社、地方なら地元の土地事情に詳しい工務店などがおすすめです。

なるべく建てたいエリアの近くに営業拠点があり、施工実績が多い建築会社を選ぶと良いでしょう。

5.2.3. 安全性や耐久性は十分か

長く、安心して暮らすためには、安全性や耐久性も重要です。

建築会社ごとに得意とする工法は異なるため、各社の強みを把握したうえで、地震や水害などの自然災害に対応できる構造か確認しましょう。土地ごとの災害リスクは、市区町村のホームページなどで公開されているハザードマップで確認できます。希望エリアの施工実績が多い建築会社なら、地域の気候や地盤の特性を熟知しているため安心です。

また、建物の耐久性や断熱性が低いと、初期費用は抑えられても、メンテナンス費用や光熱費などのランニングコストがかかります。長期的な視点でコストパフォーマンスを考え、必要な住宅性能を見極めましょう。

5.2.4. アフターサービスや保証は充実しているか

建築会社選びでは、完成後のアフターサービスや保証体制のチェックも重要です。アフターサービスが充実していれば、不具合を早期発見・対応でき、メンテナンス費用を抑えられます。

事前に定期点検や修繕などアフターサービスの内容や、保証の範囲・期間を確認しておきましょう。

例えば、「一建設」では、引渡しから6ヵ月後、2年後、5年後、10年後に専門スタッフが定期点検を実施。また、お引渡しから5年間のシロアリ保証、10年間の長期保証もおこなっています。

>>一建設のアフターサービスと保証内容はこちら

5.2.5. 担当者との相性は良いか

担当者との相性も、建築会社選びの重要なポイントです。

建築会社の担当者は、これから何度も打ち合わせを重ねる家づくりのパートナーです。相性が合わないと、要望がうまく伝わらない、相談しにくいなどの理由から、住宅の仕上がりに影響が出ることがあります。

態度や言葉遣い、対応などから人柄や相性を見極め、長期的な信頼関係を築ける相手かどうか判断しましょう。

6. 大阪の地価事情を知り注文住宅を建てよう

大阪府で、保有している土地に注文住宅を建てる場合、建物部分のみの平均建設費は4,406.3万円。大阪府で土地を購入し、注文住宅を建てる場合の平均総額は5,255.5万円(土地の取得費用2,217.3万円、建設費3,038.2万円)です。

全国平均と比較すると、保有している土地に注文住宅を建てる場合の建設費は545万円ほど高く、大阪で土地を購入し、注文住宅を建てる場合、土地取得費は約720万円高く、建設費は370万円ほど安い傾向にあります。

大阪府内で戸建て住宅を建てるエリアとしては、大阪市、堺市が人気です。特に、大阪市は交通アクセスや利便性の高さが注目されており、福島区・天王寺区・北区・中央区・西区などで地価が上昇しています。

一建設株式会社では、パワービルダーとしての圧倒的なスケールメリットを活かして、在来工法で高品質な住宅を低価格で実現。お客さまのご要望に合わせ、コストとクオリティのバランスに優れた住宅をご提供しています。

また、耐震等級3以上を取得した戸数において日本一を誇る実績があるため、安全性を重視する方にもおすすめです。※出典:木材建材ウィークリー(2024年11月11日発行)

定期的な点検や修繕対応など、建物完成後のサポート体制も充実しておりますので、ぜひ選択肢の一つとしてご検討ください。

>>はじめのまじめな注文住宅
>>資料請求・プラン/土地相談(パンフレット無料進呈中!)

執筆者情報

一建設株式会社

本コラムは、注文住宅・分譲住宅で豊富な実績を持つ一建設株式会社が監修しています。宅地建物取引士などの有資格者が携わり、家づくりや住宅購入に役立つ正確な情報をお届けしています。
初めての住まい選びでも安心いただけるよう、信頼性の高い情報発信を心がけています。

一建設の注文住宅を見る

はじめの注文住宅

一建設株式会社は、一戸建て住宅販売戸数日本一※1の飯田グループホールディングスの中核企業です。
ローコストとまじめに向き合い大満足のマイホームを実現します。
建築コストをおさえたマイホームを手に入れ、家計的に身軽になることで、
子どもの学費、家族との旅行や趣味、老後の建替え費等、より豊かなゆとりの生活ができます。
リーズナブルにマイホームを建てると安心した将来設計が可能になります。

※1. 出典:日経業界地図2023年版

ご自宅の売却・引越し(住み替え)も一建設にお任せ

一建設の『ラクいえ売却』

住み替えによる不安を無くすために生まれた、一建設の『ラクいえ売却』。
住まいが売れるタイミングと新しい住まいが見つかるタイミングを合わせる必要がなく、
愛着のある住まいが高く売れるまで交渉する手間もありません。
ダブルローンをはじめとする自宅売却のお悩みを解消します。

  • #売却後も1年間賃料無料で住み続けられるからゆとりをもった住み替えが可能
  • #引越し費用を最大50万円一建設が負担で手厚くサポート
  • #新生活に嬉しいキャッシュバック制度あり
  • #一建設の取り扱い物件以外も売却可能

よく読まれている人気記事

おすすめ記事

新着記事