• 注文住宅TOP
  • お役立ち情報
  • ウォークインクローゼット設置のおすすめの間取りとは?注意すべきポイントや建築実例を紹介

2025.12.12 | マイホーム

ウォークインクローゼット設置のおすすめの間取りとは?注意すべきポイントや建築実例を紹介

はじめの注文住宅

一建設株式会社は、一戸建て住宅販売戸数日本一※1の飯田グループホールディングスの中核企業です。
ローコストとまじめに向き合い大満足のマイホームを実現します。
建築コストをおさえたマイホームを手に入れ、家計的に身軽になることで、
子どもの学費、家族との旅行や趣味、老後の建替え費等、より豊かなゆとりの生活ができます。
リーズナブルにマイホームを建てると安心した将来設計が可能になります。

※1. 出典:日経業界地図2023年版

衣類や荷物が増えるほど、「スッキリ片づく収納がほしい」と感じる方は多いでしょう。そんな願いを叶えるのがウォークインクローゼット(WIC)です。

広々とした空間に衣類や小物をまとめて収納でき、暮らしの動線をスマートに整えてくれます。この記事では、WICの特徴や設計のコツ、理想とする間取りづくりのポイント、事例をご紹介します。

1. ウォークインクローゼット(WIC)とは

ウォークインクローゼットとは、人が中に入って動けるほどの大きな収納空間を指します。クローゼットや引き戸・開き戸が付いた押し入れとは異なり、「着替える」「しまう」「整える」という動作を一つの動線にまとめられるつくりになっているのが特徴です。

なお、出入り口が1ヵ所ではウォークインクローゼット、2ヵ所以上で通り抜けが可能な構造をウォークスルークローゼットと呼び分けています。詳しくは下記で解説しているので、参考にしてください。

1.1. 知っておきたい「WIC」「WTC」「CL」

住宅の間取り図には、収納の種類を表す記号がいくつかあります。特に、「WIC」「WTC」「CL」は略語で、収納の構造や使い方に違いがあります。以下で、それぞれの特徴をまとめました。

1.1.1 WIC:ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットは、「WIC」や「WCL」と表記され、衣類やバッグ、スーツケースや季節物のアイテムなどもまとめて収納できます。

一番の特徴は、人が歩いて入れる通路があることです。クローゼットの中で洋服を選んだり、姿見を置いて着替えをしたりと、収納するだけでなくさまざまな用途に使える空間です。

スペースを確保できれば、I型・L字型・コの字型などレイアウトの自由度が高く、ライフスタイルに合わせた収納ができます。

WICに関して詳しい内容を知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

>>ウォークインクローゼット(WIC)とは?クローゼットとの違いとメリット・デメリットを解説!

1.1.2. WTC:ウォークスルークローゼット

ウォークスルークローゼットは、2つ以上の部屋をつなぐ通路型の収納空間で、間取り図では「WTC」と表記されるのが一般的です。出入り口が複数あるため、クローゼットの中から通り抜けできます。

例えば、寝室と洗面所をアクセスできるように設けると、着替えや洗濯、収納の動線が一続きになり、朝の身支度や家事が驚くほどスムーズになったと感じるでしょう。

一方で、通路としての幅を確保する必要があるため、収納量はウォークインクローゼットより少なくなることがあります。それでも効率を重視したい家庭にとっては、快適な暮らしを実現できます。

1.1.3. CL:クローゼット

クローゼットと聞いて多くの方がイメージするのは、扉付きの壁面収納でしょう。間取り図では「CL」と表記され、ウォークインクローゼットよりもコンパクトな面積で設置できるのが魅力です。主にハンガーパイプを使って洋服をかけられる仕組みになっています。

一般的な奥行きは50〜60cmほどなので、中に入って作業はできませんが、収納した物を一目で把握しやすい利点があります。限られた空間でも使い勝手を高められるため、寝室や子ども部屋など、あらゆる場面に適したシンプルな収納スタイルといえるでしょう。

クローゼット以外の収納スペースを詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

>>納戸(なんど)とは?定義やサービスルームとの違い、活用方法を解説


2. ウォークインクローゼット(WIC)のスタイルと帖数タイプ別レイアウト

ウォークインクローゼットの広さは、家族構成や収納する量によって最適なサイズが異なります。間取りを考える際は、どれくらいの人数で使うのか、どのような物を収納するのかなど使用目的を具体的にイメージしておくことが大切です。ここでは、帖数ごとの目安とレイアウトの違いを詳しく解説します。

2.1. 2帖タイプ(目安:夫婦2人暮らし)

夫婦2人で使うウォークインクローゼットを2帖に収める場合、I型(一列型)やL字型レイアウトがよく選ばれます。通路幅や着替えのスペースを意識しながら、最低限の衣類を収納することを前提としたタイプです。

やや狭いですが、縦の空間をうまく有効活用できます。例えば、上の部分にはシーズンオフの衣類や荷物を置く棚を設け、下の部分には引き出し収納やボックスを配置できます。ハンガーパイプの高さを変えて上下2段にすれば、トップスとボトムスを分けてかけられ、空間を無駄なく活用できるでしょう。

2.2. 3帖タイプ(目安:夫婦+子ども1~2人の3~4人家族)

II型(二列型)のレイアウトは、左右両側に収納スペースを配した通路を挟む構造です。このスタイルの採用で、比較的ゆとりのある面積を使いながら、十分な収納力を確保できます。

例えば、夫婦それぞれ専用の壁面を設けたり、片側を衣類・もう片側をバッグ・大型アイテム用にしたりと、用途を使い分けられる点が大きな魅力です。左右に分かれているため、物を探しやすくなり、動線がスムーズになります。

設置におすすめの広さとしては、3帖以上が目安です。通路幅をしっかり確保しつつ、左右の収納を両立するためにはこれくらいのスペースがあると使いやすくなります。

このようにII型(二列型)は、収納力と使い分けの効率を意識したレイアウトといえます。住宅設計やリフォームを検討する際には、面積と通路・棚幅のバランスをチェックしてみると良いでしょう。

2.3. 4帖以上(目安:家族5人以上、または大容量の収納を希望する家族)

4帖以上の広さを確保できると、収納力に余裕が出るため、家族全員分の衣類だけでなく、布団・スーツケース・大きな家電など、かさばる物をまとめて整理できるファミリー仕様のクローゼットに変わります。

このくらいの規模では、壁の三方向(左右+奥)を活かしたコの字型(U字型)のレイアウトが適しています。 収納スペースがぐるりと囲み、使える壁面が広くなるため、収納力が格段に上がるでしょう。

例えば、以下のような収納方法が可能になります。

  • 両側+奥にハンガーパイプや棚を連続して設けることで、収納量が増える 
  • 通路幅をゆとりある90cm以上に設計すれば、家族が同時に使っても動きやすい空間になる 
  • 棚の奥行き75cm程度確保すると、布団や家電など大きな荷物に対応できる 

ファミリー用の大容量タイプでは、「夫婦+子ども2〜3人+荷物多め」という構成でも、クローゼットをただの衣類収納から住まいをまとめる中心に変えることが可能です。

3. ウォークインクローゼット(WIC)の設置に適した場所は?

ここからは、あると便利なウォークインクローゼットの設置場所をご紹介します。

3.1. 寝室・主寝室に隣接

ウォークインクローゼットを寝室や主寝室に隣接させることで、朝起きてそのまま着替えができ、夜も寝る前に服を片付けられるため、一日の始まりと終わりの動線が自然につながります。

例えば、夜に帰宅して脱いだ服をすぐ収納できたり、寝る前に翌日の服を準備しておけたりと、一連の動きがスムーズになります。クローゼットが寝室内にあるとタンスや衣装ケースを減らせるため、寝室そのものをすっきりと落ち着いた空間として使える点もメリットです。

一方で、寝室と一体化する分、照明や音が気になりやすいため、ドアの位置や明るさの設計も考えなくてはなりません。動線の短さと快適性を得られれば、毎日の支度が格段にアップする理想的な配置といえるでしょう。

3.2. 洗面脱衣所・ランドリールームに隣接

ウォークインクローゼットを洗面脱衣所やランドリールームの隣に設けるスタイルは、「洗う・乾かす・しまう」を一連の流れで完結できる家事効率の高い配置です。洗濯機から取り出した衣類をすぐ干したり、乾燥後にそのまま収納したりできるため、家事動線が短くなります。

衣類を「洗う → 干す(または乾燥機にかける) → 畳む・アイロンをかける → しまう」作業を1ヵ所で完結できるのは、WICならではの魅力です。洗濯物を各部屋に運ぶ手間が省け、家事の負担を減らせます。特に家事を時短したい共働き世帯や子育て世帯に人気の高いレイアウトです。

3.3. 玄関・廊下に隣接(ファミリークローゼット型)

最近では、玄関や廊下など、家の中央付近に家族全員の荷物を収納するファミリークローゼットとして取り入れる自宅が増えています。

帰宅後すぐにコートやバッグを収納でき、外出時には必要な持ち物をサッと取り出せるため、リビングや寝室に物が散らかりにくいのがポイントです。

子どもの通園・通学グッズや部活動の道具、家族共有の防災用品・日用品のストックなどをまとめて管理でき、どこに何があるかを家族全員が把握しやすい収納が叶います。

4. ウォークインクローゼット(WIC)計画時に注意すべきこと

ウォークインクローゼットを快適に使うためには、見た目の広さよりも使い勝手を左右する設計の工夫が重要です。収納量や形、動線をしっかり計画すれば、限られた空間でも有効に使えます。設計で失敗しないための具体的なポイントをみていきましょう。

4.1. 適切な「広さ・形状」を選び、デッドスペースをなくす

ウォークインクローゼットの使いやすさは、広さよりも形状とレイアウトのバランスで決まります。まずは、収納したい物の種類と量を具体的に確認し、その内容に合わせてI型・ II型・コの字型(U字型)・L字型の形状を選ぶことが大切です。

以下のような例を参考にしてください。

使用の目的おすすめのレイアウト
衣類中心にしたいI型
夫婦や家族で分けて使いたいII型
収納する量を優先したいコの字型

ただし、コの字型やL字型はコーナー部分が使いにくく、デッドスペースが生まれやすい点に注意が必要です。棚の奥行きを浅めにしたり、可動棚を設けたりすることで、角の奥まで有効に活用できます。

設計段階で動線と収納の奥行きを調整すれば、限られた面積でも無駄のない収納空間をつくれます。

4.1.1. 収納量を把握して、使いやすいレイアウトにする

ウォークインクローゼットを設計する際に重要なポイントは、何をどれだけ収納するのかを最初に把握することです。ハンガーにかけて収納する衣類が多い場合は、パイプを多めに設置して上下二段に分けるのがおすすめです。

反対に、畳んで収納する衣類や小物が多い場合は、棚板や引き出しを多めに設け、奥行きにも余裕を持たせると使い勝手がよくなります。

また、布団やスーツケースなどの大型アイテムはかなりのスペースを取るため、あらかじめ定位置を決めておくことを推奨します。サイズに合わせた奥行きや高さを確保しておけば、あとから収納場所に困ることがなくなるでしょう。設計段階で収納量と動線をつくっておくことで、使いやすく、物が溢れない理想的なクローゼットが完成します。

4.1.2. スムーズに動ける通路幅をキープする

スムーズに動ける通路幅の確保も大切なポイントです。目安としては、最低でも60cm以上、できれば70〜80cm程度あると、身体を横にしなくても自然な体勢で移動できます。

ただし、引き出しやボックスを手前に引き出して使う場合には、通路幅に加えて引き出しを全開できるスペースを見込んでおく必要があります。収納量を優先して通路を狭く取りすぎると、物が取り出しにくくなったり、着替えの際に身体をぶつけたりといったことが起きかねないため注意してください。

4.2. 生活に合わせた設置場所・動線を考える

ウォークインクローゼットの配置は、家全体の使い勝手を左右します。特に着替えや洗濯、片付けといった日々の家事動線に直結するため、間取りの都合だけで場所を決めると、後悔してしまうかもしれません。

大切なのは、家族の生活リズムと行動パターンに合わせて動線を設計することです。例えば、朝の支度を重視するなら寝室近くに、家事の効率を優先するなら洗面・ランドリールームの隣に設けるなど、暮らしの流れに沿った配置を意識しましょう。

どこで、どのような役割を果たすかまでを配慮した生活設計の一部として考えることが、満足度の高い家づくりにつながります。

4.2.1. 「誰が・いつ・何のために使うか」を整理する

夫婦2人で使う寝室用なのか、家族全員が共有するファミリークローゼットなのかで、必要な広さや動線、設置場所の考え方が異なります。

家族全員が朝の支度時に使うファミリークローゼットであれば、寝室と切り離して設置するほうが、まだ寝ている家族を起こさずに支度ができます。一方、夫婦の寝室専用であれば、隣接させることで着替えや片付けがしやすくなります。

このように、「誰が・いつ・どのような目的で利用するのか」まで具体的にイメージしながら設計することが、後悔のないウォークインクローゼットづくりのコツとなるでしょう。

4.2.2. 部屋をまたぐ移動はできるだけ減らす

家事効率をアップさせるのに必要なのは、「洗濯→乾燥→収納」の流れを短くすることです。洗面脱衣所やランドリールームの隣にウォークインクローゼットを配置すれば、乾いた衣類を各部屋へ運ぶ必要がなくなり、洗濯物を配る手間を丸ごと省けます。

リビングや寝室に衣類を一時置きする習慣も減り、住まい全体が心地よく過ごせる場になるでしょう。さらに、キッチンや家事室と動線をつなげれば、料理や片付けの合間にも洗濯物の整理ができるなど同時進行でき、家事効率がアップします。

5. ウォークインクローゼット(WIC)のメリット3選

ウォークインクローゼットのメリットは主に3つ挙げられます。それぞれの内容をみていきましょう。

5.1. 圧倒的な収納力

ウォークインクローゼット(WIC)の魅力は、何といっても圧倒的な収納力です。ある程度の広さを確保できるため、衣類はもちろん、スーツケースや扇風機・ヒーターなどの家電、布団、アウトドア用品など置き場所に困る大型の荷物も1ヵ所にまとめて収納できます。

使用頻度の高いものは手前に、季節外のアイテムは奥や上部に整理でき、見える収納と隠す収納を組み合わせれば収納の効率がアップします。大容量ながらも、必要なものがすぐ取り出せる空間をつくれるのが、WICのメリットです。

5.2. 身支度が楽になり、衣替えが不要に

ウォークインクローゼットの魅力は、季節を問わず、すべての衣類を一つの空間にまとめられることです。春夏と秋冬で服を入れ替える必要がなく、衣替えという面倒な手間から解放されます。

また、衣類だけでなくバッグ・靴・アクセサリー・帽子・ベルトといった身支度に必要な小物類を置けるため、コーディネートを楽しめるのも魅力です。忙しい朝でも「どこに何があるか」がすぐわかり、物を探す時間を減らせます。

鏡や照明を置けば、そのまま着替えや身だしなみチェックもできます。収納空間でありながら、毎日の支度をおしゃれに整えられる場所になるでしょう。

5.3. 更衣室としても活用できる

ウォークインクローゼットは、部屋のように広々とした空間を持つ収納であるため、着替えや身支度する更衣室としても活用できます。「選ぶ・探す・着替える」という一連の動作をその場で完結できるのがメリットです。

さらに、照明や姿見、ドレッサーなどの専用設備を組み合わせることで、見せる収納と身支度スペースが一体になった空間にもなります。

忙しい朝でも服を選ぶ時間も短縮でき、プライベートドレッシングルームとしても利用できるでしょう。

6. ウォークインクローゼット(WIC)のデメリット3選

ウォークインクローゼットにはたくさんのメリットがありますが、設計や使い方を誤ると不便に感じる点に注意が必要です。ここからは、ウォークインクローゼットの主なデメリットを3つご紹介します。

6.1. 広いスペースが必要

ウォークインクローゼットは、通常のクローゼット(CL)に比べて広い床面積を占めるのが特徴です。収納力が高い反面、その分だけ居室やリビングの面積を圧迫し、また他の収納設備を設けにくくなるケースもあります。

間取りに余裕がない場合は、WICを広く取ろうとすると居室が狭く感じてしまうかもしれません。そのため、実際にどのくらいの収納量が必要なのかを事前に確認し、収納と生活スペースのバランスを取るようにしましょう。

6.2. 湿気やカビ対策が必要

ウォークインクローゼットは窓がなく閉じた空間のため、湿気がこもりやすくカビの発生も懸念されます。湿気によって衣類が変色したり、素材が傷んだりする原因になります。また、衣類に独特の匂いがつくことがあります。

特に冬場は、室内の温度差によって壁に結露が発生しやすくなります。湿気が蓄積されると、壁紙や床材の劣化も心配です。 

そのため、換気・カビ対策を怠らないようにしましょう。換気扇やサーキュレーターを設置する、24時間換気システムを常に稼働させるなどの対策が効果的です。

なお、衣類を詰め込みすぎず風の通り道を確保すること、洗濯物はしっかり乾かしてから収納することもカビを防ぐコツです。

6.3. 整理しないと雑然としがち

ウォークインクローゼットは扉を閉めれば中の様子を隠せるため、つい「とりあえずここに入れておこう」と物を一時的に置いてしまいがちです。その結果、気付けば内部が雑然とし、どこに何があるかわからなくなるといった状況に陥りやすくなります。

収納力がある分、油断すると物が増え、使いにくい空間になってしまうのがWICの落とし穴です。持ち物を探す手間が増えたり、持っているのに同じ物を購入してしまったりする現象が起こってしまいます。

これらを防ぐには、定期的に整理整頓をおこない、使う物と使わない物を正確に分ける意識が欠かせません。スペースを広く取るだけでなく、維持・管理までを含めてプランを立てることが、WICを上手に使いこなすコツです。

7. 一建設のウォークインクローゼット(WIC)の建築実例

ウォークインクローゼットの魅力を具体的に知るには、実際の建築実例を見るのが一番です。暮らしの中でどのように使われているのか、収納だけでなく家事動線の工夫やインテリアのアイデアにも多くのヒントが隠れています。ここからは、暮らしごとに合わせた一建設が手がけた例を4選ご紹介します。

  1. 動線と要望を両立したオーダーメイド設計
  2. ゆとりの11.5帖洋室を実現する、整理整頓しやすい大容量WIC
  3. 主寝室に大きなWIC
  4. 大容量の収納スペースでスッキリ

7.1. 動線と要望を両立したオーダーメイド設計

2階の主寝室(洋室8帖)には、大きめのウォークインクローゼットを併設しています。出入り口が寝室から直接つながっているため支度動線が短く、朝の着替えや帰宅時の片付けも楽にできるのが魅力です。忙しい時間帯でも効率よく身支度が整います。

また、奥行きのあるWICは、収納レイアウトの自由度が高く、ハンガーパイプや棚を組み合わせることで、季節物からフォーマルな衣類まで1ヵ所にまとめて管理できます。

主寝室のウォークインクローゼットを中心に、家全体が「しまいやすく、取り出しやすい」収納動線を叶えた設計です。

>>暮らしやすさを兼ね備えたスタイリッシュなリビング

7.2. ゆとりの11.5帖洋室を実現する、整理整頓しやすい大容量WIC

2階にはゆとりのある11.5帖という広さの洋室に、ウォークインクローゼットを両側に設けています。衣類を用途や季節、ご夫婦ごとに分けて収納できる大容量のダブルWICが好評です。

それぞれのクローゼットが独立しており、衣類から大型家電まで、さまざまなアイテムを整理できます。物の定位置を決めやすく、視覚的にもスッキリと片付いた空間を保ちやすい点が特徴です。

また、WICを壁際に寄せることで部屋を広く確保し、ベッドを2つ置いても圧迫感のないレイアウトになっています。

>>キューブの家

7.3. 主寝室に大きなウォークインクローゼット(WIC)

こちらの平屋は、夫婦2人が長く快適に暮らせるようにこだわり抜いたワンフロア完結型の住まいです。LDKと寝室、そして水回りがすべて1階にまとまっているため、階段の上り下りが不要です。将来のライフステージが変わっても、身体への負担を感じずに暮らせます。

寝室には、ウォークインクローゼットとストレージルーム(納戸)が隣接しており、衣類や季節のアイテムを無理なく出し入れが可能です。さらに、洗面室や脱衣室までの動線も短く、朝の身支度から就寝前の支度までが一連の流れで済みます。

土地の形状を生かしたオープンな間取りのデザインと短い動線が、日常のストレスを減らしてくれます。

LDKには床暖房を取り入れ、寒暖差の少ない室内環境を実現しました。快適な動線とゆとりある空間で、シニアライフにも優しい理想の間取りです。

>>生活動線が楽な夫婦2人で老後も快適に暮らせる住まい

7.4. 大容量の収納スペースでスッキリ

こちらの2階建ての住まいの間取りを決めるとき、ポイントは収納スペースの確保でした。洋室(6帖)には左右に分けて収納できる大容量のウォークインクローゼットを設けています。季節ごとのコートなどの衣類、小物類をまとめて収納できるため、寝室を常にスッキリと保てます。

各洋室以外にも、玄関にはシューズインクローク、キッチンにパントリー、階段下収納、2階ホールの収納スペースと多数の収納スペースがあり、家全体をスッキリキレイに保てます。

>>建て直して分かった私たちに”ちょうどいい家“

8. 間取りを工夫して使いやすいウォークインクローゼットにしよう

ウォークインクローゼットは、収納だけではなく暮らしを整える生活の一部です。収納する物の量や使う方の動線に合わせて形状や配置を工夫すれば、毎日の支度や片付けが自然に流れるようになります。

寝室や洗面所、玄関など、生活に合わせて配置を考えることで、家事の負担も減らせます。

広さだけでなく使い勝手と暮らしやすさを意識することが、失敗しないWICづくりのコツです。

一建設では、動線設計から収納プランまでトータルでサポートしています。

間取り図の段階から「この場所にWICを設けたら動きがスムーズ」「ここに可動棚を入れれば家族全員が使いやすい」など、実際の生活をイメージしながらご提案します。長く快適に暮らせる住まいを一緒に形にしませんか。

新しい住まいを検討している方は、ぜひ一度ご相談ください。

>>はじめの注文住宅とは
>>家づくりの流れ(家づくりはじめてガイド)

執筆者情報

一建設株式会社

本コラムは、注文住宅・分譲住宅で豊富な実績を持つ一建設株式会社が監修しています。宅地建物取引士などの有資格者が携わり、家づくりや住宅購入に役立つ正確な情報をお届けしています。
初めての住まい選びでも安心いただけるよう、信頼性の高い情報発信を心がけています。

一建設の注文住宅を見る

はじめの注文住宅

一建設株式会社は、一戸建て住宅販売戸数日本一※1の飯田グループホールディングスの中核企業です。
ローコストとまじめに向き合い大満足のマイホームを実現します。
建築コストをおさえたマイホームを手に入れ、家計的に身軽になることで、
子どもの学費、家族との旅行や趣味、老後の建替え費等、より豊かなゆとりの生活ができます。
リーズナブルにマイホームを建てると安心した将来設計が可能になります。

※1. 出典:日経業界地図2023年版

ご自宅の売却・引越し(住み替え)も一建設にお任せ

一建設の『ラクいえ売却』

住み替えによる不安を無くすために生まれた、一建設の『ラクいえ売却』。
住まいが売れるタイミングと新しい住まいが見つかるタイミングを合わせる必要がなく、
愛着のある住まいが高く売れるまで交渉する手間もありません。
ダブルローンをはじめとする自宅売却のお悩みを解消します。

  • #売却後も1年間賃料無料で住み続けられるからゆとりをもった住み替えが可能
  • #引越し費用を最大50万円一建設が負担で手厚くサポート
  • #新生活に嬉しいキャッシュバック制度あり
  • #一建設の取り扱い物件以外も売却可能

よく読まれている人気記事

おすすめ記事

新着記事