長く付き合える
住宅メーカーとは
いい住宅メーカーの条件は、“長く付き合える”こと
~「安定感」と「実績の
多さ」は大切~
家の購入は、多くの人にとって一生に一度の大きな買い物です。さまざまな思い入れがあるでしょう。
しかし、思っていた通りの家を手に入れたらそれで終わり、というわけではありません。
住宅メーカーとの付き合いは、家を買った後も続くことになります。人生でも長い時間を過ごす家だからこそ、
家を買った後のことを考えて長く付き合える住宅メーカーを選びませんか?
住宅メーカー選びの際に押さえておきたいポイント
「家」を購入するとなった場合、住宅メーカーとは長い付き合いになります。具体的には、どのように住宅メーカーが関係してくるのでしょうか。
住宅メーカーと長い付き合いになる理由とは?
住宅メーカーの役割を大きく分けると次の2つとなります。
<家の販売>
- ・住宅展示場などでの家の強みを説明
- ・契約時の説明および契約手続きなど
- ・物件探しへの協力、必要事項の説明
- ・物件引き渡しに関する手続きなど
- ・オプション工事対応
<販売後のアフターケア>
- ・保証期間内の保証対応
- ・定期点検を実施している住宅メーカーの場合は定期点検対応
- ・不備・不具合部分の修繕対応
- ・リフォームの対応
- ・建て替えニーズへの対応
家を購入する前から購入後まで、住宅メーカーと接する機会が多いことが分かります。そのため、長期間に渡って付き合いができる住宅メーカーを選ぶことが重要なのです。
アフターケアについて
家を購入した後は、住宅メーカーがアフターケアを行います。そのアフターケアの内容を具体的に見ていきましょう。
※アフターケアの内容によっては、行っていない住宅メーカーもあるため、必ず契約前に確認してください。
保証延長と定期点検対応
新築住宅については、2000年4月施行の「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」により、以下の部分は最低10年間の保証をすることが住宅メーカーに義務付けられています。
・構造耐力上主要な部分
・雨水の侵入を防止する部分
これらは、「屋根」「基礎」「柱」といった部分ですが、10年間の義務付けられた保証期間が終了した後のアフターケアの内容は、住宅メーカーによって異なります。
そのため、住宅メーカーがどのようにアフターケアをしてくれるのか、次の3点を確認しておくことをおすすめします。
・保証期間の延長はできるのか(最長35年など)
・建物の点検は無料で行ってくれるか
・無料点検の範囲はどこまでか(床下まで、外装まで、など)
これらを住宅メーカーに確認するときのポイントを見ていきましょう。
保証期間については、数年単位での延長ができる場合もありますので、何年まで延長できるのかを確認しておきましょう。また、家は「数十年」という長期間に渡り所有しますので、その間に家の所有権を配偶者や子どもに相続することも考えられます。相続なども踏まえて、配偶者や子どもに継承される残りの保証期間の内容についても事前に確認することをおすすめします。
なお、キッチンやトイレ、ガス給湯器などの住宅設備機器は、メーカー保証期間が1~2年程度などの短期間に設定されていることも少なくありません。そのため、住宅メーカー独自で住宅設備機器の保証期間を延長できるなどのサービスがあるかどうかも確認しておきましょう。
保証期間中の点検は、有料・無料のどちらかとなりますので、無料点検を行ってくれる住宅メーカーを選ぶことをおすすめします。たとえば、「床下診断」や「屋根、外壁、基礎などの外装診断」を数年に1度行ってくれるなどの住宅メーカーは理想的と言えるでしょう。
これらは住宅メーカーによっても異なるため、詳しくは住宅メーカーの担当者に相談してみましょう。
長期間に渡るアフターケアでは、家の点検をした結果、経年劣化などの不具合が見つかることがあるかもしれません。そのような場合、アフターケアの範囲内で修繕対応まで行ってもらえるのかを確認しておきましょう。
また、修繕対応の範囲も把握しておきたいものです。たとえば、以下のような修繕対応を住宅メーカーの主導で行ってもらえるかなどです。
・床下診断後に防蟻工事の提案も行ってくれるか?
・外装診断後に屋根や外壁のシーリングや塗装も行ってくれるか?
「住宅メーカーは診断までとなり、修繕工事は家を購入した人が業者に依頼する」という場合は、手間がかかってしまいます。そのため、点検から修繕対応まで一貫して行ってくれる住宅メーカーが理想的です。
また、住宅設備機器に不具合が生じた場合の修繕対応もチェックしておきましょう。できれば、住宅メーカーに電話などで連絡するだけで、機器メーカーの出張サービスが受けられるのがベストです。
新築の家を購入して、数十年も経てば、劣化が気になる部分も出てきて、「リフォームしたい」と思うかもしれません。そのような、後々のリフォームまで対応してくれる住宅メーカーを探してみることも選択肢の一つです。
家の購入前から付き合っている住宅メーカーにリフォームを依頼できれば、以下を把握しているため、話もスムーズに進むでしょう。
・家が建つ場所(土地)の状態を把握している
・家の中の間取りやサイズなども把握している
また、大がかりなリフォームだけではなく、「キッチンのみ変えたい」「和室を洋室にしたい」「フローリングの貼り換えをしたい」など、小さなリフォームが必要になる場合もあるでしょう。そのような、小さなリフォームも住宅メーカーが対応しているのかを確認しておくといいでしょう。
長く住んだ家を建て替えたい。そんなとき、一から自分で考えるとなると、とても大変です。建て替え時は、新築購入時とは違い、以下のような点も考える必要があります。
・現在の家の解体工事
・仮住まいを探す
・地盤改良
そのため、家の状況を十分に把握している住宅メーカーに頼りたいものですが、建て替えのときにどこまでお世話までしてくれるのかは、住宅メーカーによって異なります。これから購入する家だけではなく、後々の建て替えまでを見据えて、住宅メーカーに対応の範囲などを確認しておくことをおすすめします。
住宅メーカーがどのような会社なのか確認しよう
住宅メーカーがどのような会社なのかもチェックしましょう。特に「会社の安定性」や「実績の多さ」は重要視すべきポイントです。これらを詳しく見ていきましょう。
住宅メーカーとの付き合いは、数十年に渡ります。いくら対応が良くても、その間に会社がなくなってしまう可能性もゼロではありません。そのようなことが起きない住宅メーカーを選ぶためにも経営状況などをチェックしておくことをおすすめします。
当然ながら経営が安定している会社であれば、安心して長く付き合えますが、もう一つ、家の建築資材や施工技術についての研究にも力を入れて成長している会社であれば、さらに安心です。
家は常に進化していますので、研究熱心な住宅メーカーであれば、「耐震性」「快適性」などの最新技術を提供することができ、おのずと長く会社が続くことにも繋がるでしょう。
このような経営が安定していて、成長もしている住宅メーカーであれば、十年後、数十年後のリフォーム・建て替え時も同じ住宅メーカーに安心して任せることができるでしょう。
住宅メーカーの実績も確認しておきましょう。販売実績・引き渡し棟数が多ければ、それだけ、さまざまなノウハウも蓄積していると考えられます。ノウハウがあれば、「最適な家とはどんな家なのか」をよく知っているため、かゆいところにも手が届くような対応をしてもらえるでしょう。
実績については、ホームページなどで公開している住宅メーカーも多いので、パソコンやスマートフォンからでも気軽にチェックしてみましょう。
サービス・会社の安定性や実績から見た一建設は?
ここまでに住宅メーカーを選ぶときに押さえておきたいポイントをご紹介してきました。主には、以下の3つが重視すべきポイントであることはお分かりいただけたでしょうか。
・販売時・アフターケア時の対応
・会社の安定性
・実績の多さ
それでは、私たち一建設の場合はどうでしょうか。一つずつご紹介していきます。
一建設は、住宅購入手続きからアフターケアまで一貫して行う住宅メーカーです。そのため、「購入はA社だったが、点検や修繕はB社に頼まないといけない」といった事態は起こりません。
また、一建設では保証期間も最長35年まで延長が可能です。保証期間中は、以下の点検・保証がありますので、安心してお住まいください。
10年間の定期点検サービス
住宅引き渡しから6ヵ月後、2年後、5年後、10年後の計4回の定期点検を実施いたします。なお、点検は専門の技術員が家の点検に欠かせない数十項目に沿って行います。
無料診断(5年ごとに30年後まで実施)・長期保証
基本の10年保証の後は、お客様の希望に応じて5年ごと最長35年まで保証期間の延長が可能です。その間は、5年ごとに無料診断が行われます(※修繕工事は有償です)。
また、長期保証の間に相続や売却などで家の所有者様が変わっても、残りの保証期間は次の所有者様に継承されます(※継承時は所定の手続きが必要となります)。
床下診断、外装診断もあり
戸建ての場合、シロアリなどの害虫被害や、屋根や外壁などの劣化が心配です。このようなご心配に備えて、一建設では、「5年ごとの床下診断」「10年ごとの外装診断」を無料でご提供しております。なお、点検後は詳細な報告書をお客様にご提出し、適切な修繕工事などをご提案しています(※修繕工事は有償です)。
住宅設備機器10年保証
また、一建設の分譲マンション(プレシス)では、住宅設備機器について10年保証を行っています。1~2年ほどのメーカー保証期間が終了した後も、10年間は一建設独自の保証期間をご用意しております。
また、一建設のコールセンターに電話をすれば、一括してメーカーの出張手配ができます。そのため、「キッチンは○○社、ガス給湯器は△△社」などのように、お客様側で各メーカー連絡先などを把握する必要はありません。
一建設(旧社名:飯田建設工業)は、1967年に設立され50年以上の歴史がある会社です。一建設を中心とする企業グループは、古くから「飯田グループ」と呼ばれ、分譲戸建業界のパイオニア的存在として成長してきました。現在では、東証一部上場の飯田グループホールディングスの傘下に入り、年間売上高1兆4千億円を超える巨大グループを形成しています。
営業エリアも東北から九州・沖縄とほぼ全国各地に広がっており、多くのお客様との取引があります。
安定した経営を行っているため、技術研究開発にも力を入れることができ、低価格の家、耐震性の高い家を実現しています。
一建設の実績は、次の通りです。
・戸建住宅年間販売実績: 1万1,636棟
・1日当たりの平均販売棟数: 約32棟
・戸建住宅累計引渡棟数: 17万6,300棟以上
・マンション累計引渡戸数: 1万2,100戸以上
(2021年3月時点)
「販売時・アフターケア時のお客様対応」「安定性」「実績の多さ」。一建設は、これら3つのポイントをクリアした企業です。たくさんの棟数を扱うため、グループのスケールメリットを活かし、低価格化を実現しています。
家は買っておしまいではない!「その先」も考えて会社を選ぼう!
住宅メーカーは、「家を売る会社」というイメージが強いかもしれません。しかし、住宅メーカーとは家を購入するときだけではなく、アフターケアや建て替え(買い替え)など、長期に渡って付き合うことになります。
住宅メーカーを選ぶときは、法律で保証が義務付けられている10年を過ぎた後に、「どのような保証があるか」「どの部分を点検してもらえるか」を重点的にチェックすることをおすすめします。
また、経営が安定していて実績がある住宅メーカーを選ぶためにも、できる限り住宅メーカーを見比べてみましょう。