はじめての家選び

一生後悔しない!
経済先行きを見据えた
家を買うタイミング

人生最大の買い物である持ち家は、買うタイミングによって大きく得をすることもあれば
損をすることもあります。
不動産マーケットの動きを捉えながら、
自分自身の収入状況も考慮した最適な購入タイミングをお教えします!

「家をいつ買ったらいいかわからない」

「家を買いたいが、いつがいいのかわからない」という人が、住宅購入検討者の約6割を超えているといいます。(不動産の日アンケート「住居の居住志向及び購買等に関する意識調査(2020年)」)

たしかに、家の価格が高いか安いかを判断するというのは、すごく難しいですよね。

家の価格は、複合的な理由で決められます。
また、過去と未来に価格差があるので、「わからない」将来を推測しながら決めていかなければならないという側面もあります。

ここでは、「家の価格がどうやって決められているのか」、ということを少し学んでいきましょう。

家の価格の決まり方

ひと口に「家の価格」といっても、一戸建ての場合は土地と建物の価格の合計、マンションの場合は物件そのものの価格などなど、少しずつ事情が異なります。

ここでは土地や建物をまとめて「不動産」と呼ぶことにして、まずは不動産の価格の決まり方を見てみましょう。

不動産の価格を決める要因は、大きく以下の3つになります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。


今後10年以内に3度の購入チャンスが訪れる!?

不動産の価格を決める要因のうち②地域要件③個別要件は、どんな場所に物件を購入するかによって大きく変わるので、不動産会社や住宅メーカーに詳細を確認することをお勧めします。

ここでは、日本中の不動産に影響を与えると言われている①一般要因を見ていきましょう。

近年では、不動産価格が大きく動きと予想されているタイミングが10年以内に3回あるといわれてきました。その一つが先ごろに開催された東京オリンピックのタイミングです。


経済の動きに合わせた、あるいは動きに翻弄されない家の買い方とは?

このように、不動産市場は社会や経済の動きに影響されます。

その動きを的確に読めれば、損をしないで家を購入することができるでしょう。

しかし、専門家でも将来的な動きを予測することは難しいとされています。
私たち素人が、あまりにもそれらを気にしすぎると、ただ翻弄されてしまうだけです。

大切なのは、常にそうした動きにアンテナを張り、情報を収集しておくことです。
そして、個人的な事情や状況を加味して、総合的な判断ができるような「準備」をしておきましょう。

こうした知識と考え方を身につけておけば、いざ家を購入する際に、不動産会社の人や住宅メーカーの担当者と対等に会話ができるようになるはずです。

社会の動きは常に変化しています。

私たちもそれに合わせて、認識を変えていく必要があります。

専門家の意見であっても、時間とともに実情に合わなくなってくることがあります。

誰かの意見を鵜呑みにするのではなく、さまざまな情報を参考に、自分自身で判断できるようにしていきましょう。