信頼できる
住宅メーカーの
選び方
みんなどうやって
住宅メーカーを選んでる?
~リサーチ結果を
見てみましょう!~
家を購入したいと思ったとき、重要なパートナーになるのが住宅メーカーです。
家の購入を検討している人の多くは、何を重視して住宅メーカーを選んでいるのでしょうか。
住宅メーカーを選ぶ前に知っておきたいリサーチ結果や、選ぶポイントをご紹介します。
住宅メーカー選びでは何を重視する?
2020年4月から1年以内に家の購入を検討している人たちを対象にした、リサーチ結果(※1)が発表されています。
同リサーチ結果では、「住宅メーカー選びで重視するポイントは?」の問いに対して、「建物の性能」「住宅の立地」「デザイン」がトップ3となっています。これらトップ3を重視するにあたり、押さえておきたい知識などを見ていきましょう。
※1:住宅金融支援機構「2020年度における住宅市場動向について」(2020年4月)
「住宅性能表示制度」(※2)という法律に基づく制度があります。この制度では、住宅の性能に関する共通ルール(基準)が定められ、「耐震」「耐火」「劣化」「防犯」などの分野ごとに等級が設けられています。そして、等級が大きいほど性能が高いことを表しています。
たとえば、「耐震」「省エネ」などの性能を強みとしている住宅がありますが、その性能をどのように定義しているのかは住宅メーカーによって異なります。しかし、住宅性能表示制度をもとに設計された住宅同士であれば、前述の共通ルールによって、性能の定義が統一されていますので、公平な比較が可能となります。つまり、「建物の性能」をより正確に判断するためには、住宅メーカーが設計・建設する住宅が、住宅性能評価を受けているのかどうかを知っておくことが重要です。
良い土地は限られています。その良い土地の情報をいかに知ることができるのかが大事なポイントです。駅までの距離や通勤通学への利便性など、立地を検討する際はさまざまなチェックポイントがありますが、見落としがちなのが地盤の強さです。特に近年は気候変動などによる自然災害が多く、いつ大型地震が来てもおかしくはないとも言われています。このようなリスクを踏まえた立地選びを行うには、その立地の地盤をはじめとする自然環境に精通し、開発などによる立地への影響なども考慮できる住宅メーカーがパートナーになってくれれば心強いでしょう。
一生に一度と言われる家の購入では、デザイン性の高さも重要です。オリジナリティの高いデザイン、機能性を重視したデザインなど、自分自身の思い描いた家を実現するには、住宅メーカーの技術力が必要となります。そのため、住宅メーカーの過去の実績などを十分に確認することや、綿密にコミュニケーションを取って技術力を推測することをおすすめします。
その他、同リサーチ結果では、「住宅の価額や手数料」「アフターサービス」などが住宅メーカー選びで重視するポイントとして挙げられています。
納得のいく家作りには、もちろん予算も重視しなければなりません。また、不具合やメンテナンスが必要になったときなどのためのアフターサービスが充実しているのかどうかも気になるところです。そのように住宅メーカーに寄せる期待は人によってもさまざまですが、まずは自分が重視することは何かを、じっくり考えてみることをおすすめします。
住宅メーカーを選ぶための第一歩
先述の住宅メーカーを選ぶポイントは ご理解いただけたことでしょう。しかし、なぜ住宅メーカーを慎重に選ぶ必要があるのでしょうか。なぜなら、住宅を購入するまでには、長い道のりがあるからなのです。その長い道のりの中で多くの意思決定が必要になってきます。
住宅メーカーは、「ただ単に家を購入する先」というよりむしろ、その長い道のりを共にする「パートナー」なのです。それでは、 家の購入までにどのような意思決定を行うのか、そこで住宅メーカーの担当者はどのようにサポートしてくれるのかを以下でイメージしてみましょう。
家を購入するときは、
・新築か?それとも中古か?
・戸建てか?マンションか?
・戸建てならば分譲戸建か?それとも注文住宅か?
など、根本的に判断する部分があります。しかも この部分はその人のライフプランや家族構成 によって答えが変わってくるものです。
明確な答えがない中でどういった判断をすべきなのか。これは自分自身だけで判断することは難しいでしょう。そのようなときに頼れるのは住宅メーカーです。住宅メーカーの過去の知見やライフプランに伴った適切な判断を行うための提案などを活用すれば、どのような家を購入するか、根本的なをイメージを作ることができます。
物件探しは、分譲戸建ての場合、不動産屋(仲介業者)を訪ねるケースが多いようです。不動産屋の担当者と話して、物件選びを行いながら担当者の対応などを細かくチェックしてみましょう。
また、家を一括購入するというケースは少なく、住宅ローンを組むのが一般的です。 住宅ローンにもいくつかの選択肢があります。その金利の選択方法や、金融機関の選び方、また現実的な返済方法の相談など、こちらも1人で行うにはなかなか難しい判断の連続です。
その後購入の申し込みを行ないます。その際には家の売買契約を締結する前には、重要事項についての説明が行われます。これは住宅メーカーや不動産仲介が、必ず行わなければならない決まりになっています。
売買契約の締結などはおそらく多くの人が人生で一回しか経験しないことです。 難しい単語も多いでしょう。不安も多いと思います。 病気の時の医者と同様、不安や疑問点などが 時間があれば 気軽に相談し、不安や疑問点を解決していける担当者の存在は 非常に重要です。
特に新築物件の場合ですが、建物の完成後に内覧があります。この際にも住宅メーカーに遠慮して手直しができなかったり、すでに工事が始まっていることで要望が伝えられなかったりすることもあります。また、住宅メーカー側の不手際によって、当初のオーダーと異なるということも考えられます。このような場合も担当者に気軽に要望を伝えられる関係性はとても重要なのです。
なお、家の引き渡しは、住宅ローンの契約後となります。住宅ローンの融資実行と同時に、住宅メーカーから家の引き渡しがあります。
以上が家の購入までの流れの中で住宅メーカーが関係する部分となります。購入する家の検討から引き渡しまで、住宅メーカーとの関わりは非常に多くあります。そのためのパートナーという意味でも慎重に住宅メーカーを選ぶことをおすすめします。
なお、さらに詳しい家の購入までの流れなどは以下のページでも詳しくご覧いただけます。ぜひ、併せてご参考にしてみてください。
家を手に入れるための「最初の一歩」まずは購入するまでの流れを知ろう
ここからは、住宅メーカーと接するときに、どのような点を重視すべきかなどを詳しく見ていきましょう。
信頼できる住宅メーカーとは?どこを見て選ぶ?
信頼できる住宅メーカーを選ぶには、何を重視すればよいのでしょうか。住宅メーカーを選ぶ際のポイントをご紹介します。
住宅メーカーの多くは、ホームページや、パンフレットなどで販売実績を詳しく公開しています。それらをチェックして、その住宅メーカーが得意とする分野(注文住宅・新築戸建て・マンションなど)を把握しましょう。
たとえば、戸建ての購入を検討している場合、まずはホームページなどに数多くの戸建ての実績を紹介している住宅メーカーをピックアップしてみましょう。それから、各住宅メーカーに詳しく実績を聞いていけば、戸建てのイメージがしやすくなり、また住宅メーカーの対応面の評価もしやすいでしょう。
担当者が信用できる人物であることが、家の購入を成功させる鍵であると言っても過言ではありません。たとえ疑問点や不安が生じた場合でも、親身に対応してくれる担当者がいれば心強いものです。
また、メリットだけではなくデメリットも明確に説明してくれる担当者であればベストと言えます。
同じ地域、同じような広さの家であっても、住宅メーカーによって販売価格はさまざまです。
手ごろな価格で提供する住宅メーカーを探す場合は、低価格で提供できる理由までチェックすることをおすすめします。
「価格が低い家がいい」といっても、品質が悪い家では、何度も修繕が必要になる可能性もありますので、長期的には余計なお金がかかってしまうかもしれません。
また、そのような家では安全面も心配です。どのような品質の家を提供しているのかも確認しましょう。特に、以下の3つは必ず確認してみてください。
・しっかりとしたチェック基準を設けているか?
・第三者機関を入れての品質のチェックをしているか?
・良い家を作るための技術研究に積極的か?
住宅メーカーとの付き合いは、家の引き渡し後も続きます。住宅メーカーによる購入後のアフターケアの内容を以下のように確認しておきましょう。
・一定期間内の品質保証があるか?
・害虫検査をしてもらえるか?
・定期点検はあるか?
・コールセンターなど、顧客相談窓口が充実しているか?
住宅メーカー選びで後悔しないために
人生にはさまざまなお金が必要になりますが、「住宅資金」は三大資金の一つでもあります。人生で最も大きい買い物と言われており、長期にわたるローンも検討しなければならないでしょう。
ライフプランやキャッシュフローにも大きな影響を及ぼす住宅の購入。後悔しないためにも慎重に進めたいですね。もしリーズナブルな家の購入を考えているのならば、「その物件は本当にリーズナブルなのか」、理由を考えてみましょう。
同じリーズナブルな物件でも住宅メーカーによって、品質に大きな違いがあります。
・同じ金額でも品質に差があるのではないか
・価格に余計なマージンがはいっていないか」
・資材の仕入れはどうしているのか?
・実際の工事は他社任せなのではないのか?
など、良く確認することが大切です。
安くできる理由には、単純に「安価な資材でできている」といった場合もあれば、「資材を大量仕入れすることにより、安価な調達を可能としている」など、それなりの要因があります。
また、かかわる業者の数により住宅価格に差が出るということもあるでしょう。一般的なハウスメーカーの場合、住宅の購入手続きはハウスメーカーが行いますが、地域の工務店や地質調査、建材の仕入れなどに複数の業者がかかわります。
一方、一建設の場合は顧客との打ち合わせから完成後のアフターサービスまで一貫して一建設が担当します。ワンストップで行うことで中間にかかるマージンを削減、ちょうどいい価格での家づくりを実現しています。
良い住宅を手に入れるには良い住宅メーカーとの出会いがカギ
理想の住宅メーカーの担当者像や、信頼できる住宅メーカーの探し方までをご紹介してきました。ぜひここまでの情報を参考にして担当者や住宅メーカーを見比べてみましょう。
特に「どのような品質の家を提供しているか」「アフターケアはどうなっているか」については住宅メーカーによってさまざまなため、詳しく調べてみるようにしましょう。
なお、私たち一建設ではホームページからのご相談などを随時受け付けております。「電話する時間がない」「直接話すのは苦手」という場合でも、ぜひお気軽にご相談ください。