玄関土間の魅力とは?デメリットと対処法、活用方法や後悔しないコツを解説|お役立ち情報|注文住宅・家を建てる・新築一戸建てのハウスメーカーなら一建設株式会社
2025.11.06 | マイホーム
玄関土間の魅力とは?デメリットと対処法、活用方法や後悔しないコツを解説
目次
はじめの注文住宅
一建設株式会社は、一戸建て住宅販売戸数日本一※1の飯田グループホールディングスの中核企業です。
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建築コストをおさえたマイホームを手に入れ、家計的に身軽になることで、
子どもの学費、家族との旅行や趣味、老後の建替え費等、より豊かなゆとりの生活ができます。
リーズナブルにマイホームを建てると安心した将来設計が可能になります。
※1. 出典:日経業界地図2023年版
玄関土間は、日本の伝統的な住宅に古くから取り入れられてきた空間です。現代ではおしゃれな間取りや実用性の高さから再注目され、多くの新築住宅やリノベーションで採用されています。
この記事では玄関土間の基本から、メリット・デメリット、その解決策や活用法までを徹底解説。さらに、実際に建築された事例を紹介し、後悔しないためのコツも併せてご案内します。
1. 玄関土間とは?
玄関土間とは、家の内部に位置しながらも床板を敷かず、コンクリートやタイルといった硬質で耐久性のある素材で仕上げられた、土足で使用可能な半屋内空間です。日本の伝統的な住宅様式では、屋外と屋内をつなぐ緩衝スペースとして長く用いられてきましたが、現代の住宅ではその利便性や空間の柔軟性から再評価されています。
具体的には、収納、作業、趣味、ペットのスペースなど多目的な用途に対応できることが特徴であり、間取りの自由度を高める要素として注目を集めています。
また、室内に土間を取り入れることで、暮らしに屋外的な要素を取り入れ、自然とのつながりや季節の変化を感じられる空間としても人気を博しています。
2. 玄関土間の魅力とメリット
玄関土間には実用性とデザイン性の両方のメリットがあります。特に以下の3点が大きな魅力として挙げられます。
これらの点を、以下で詳しく解説します。
2.1. 汚れに強い
玄関土間は土足での使用を前提としているため、汚れても掃除しやすいコンクリートやタイルなどの耐久性の高い素材で仕上げられているのが一般的です。泥や雨水にも強く、モップや水拭きで簡単に汚れを落とせる点が大きなメリットです。
特に小さな子どもやペットがいる家庭では「靴や自転車をそのまま置ける」「砂や泥を室内に持ち込まずに済む」といった利便性が評価され、掃除や管理のしやすさを重視する方にも人気のある空間です。
2.2. 天気を気にせず使える
水を使った作業や汚れやすい作業でも、屋内にいながら天気を気にせずおこなえるのが土間の大きな利点です。
濡れた靴を乾かすスペースとしても最適で、雨の日や雪の日でも、玄関土間があれば濡れた傘やレインコートをそのまま置くことができます。
2.3. 多目的に活用できる
玄関土間は、単なる出入り口近くの収納以上の役割を果たします。間取りの自由度が高まることで、ライフスタイルに合わせた空間づくりができる点が最大のメリットです。
収納スペースとして靴や荷物を整理したり、ベビーカーや車椅子を置いても余裕があります。さらにインテリアを工夫すれば、植物を飾ったりギャラリースペースとして使うことも可能です。
また、汚れに強い構造を活かして、自転車やバイク、ゴルフバッグなどの趣味道具の収納場所としても最適です。加えて、ベビーカーやガーデニング用品など屋外で使う道具の保管スペースとして活用するケースも増えています。
最近ではロードバイクやアウトドア用品などの大型アイテムを置く家庭も増えており、外に出さずに保管できる安心感から、防犯やメンテナンスの観点でも評価されています。
3. 玄関土間のデメリットと解決策

メリットが多い一方で、玄関土間には注意すべきデメリットもいくつかあります。事前に対策し、快適に利用するために工夫が必要です。
3.1. 居住スペースを圧迫する
玄関土間は通常の玄関より広い面積を必要とするため、リビングやダイニングなどの居住スペースが狭くなる可能性があります。特に都市部の限られた土地では注意が必要です。
解決策としては、奥行きよりも幅を広げて設けたり、収納と一体化させる設計にするほか、家族のライフスタイルや優先順位を考慮しながら、居住空間とのバランスをよく検討して計画することが大切です。
3.2. 寒さ・湿気・匂いが気になる
土間は外気の影響を受けやすく、断熱や換気が不十分だと冬場に寒さを感じたり、湿気や靴の匂いがこもったりすることがあります。
これを解決するには、窓を設けて換気を確保したり、窓を樹脂サッシにしたりするなど、断熱・換気対策を計画段階からしっかり盛り込むことが効果的です。併せて、消臭効果のあるタイルや珪藻土などの素材を採用することで、より快適な環境を整えることができます。
3.3. 砂や埃が部屋に入る
玄関土間を設けると砂や埃が舞い上がり、居室に入り込みやすくなります。特に小さな子どもがいる家庭では掃除の負担が増える場合もあり、掃除を怠ると土間の汚れが居住スペースに持ち込まれる恐れがあります。
解決策としては、段差を高めに設ける、玄関マットを併用する、掃除機を置いてこまめに清掃するなどの習慣を身につけることが大切です。
4. 玄関土間の活用法4選
実際の暮らしでどのように玄関土間を取り入れられるのか、代表的な活用方法を4つ紹介します。
4.1. 趣味を楽しむ空間
アウトドア用品や自転車、DIY工具を置いて趣味のスペースにする方が増えています。屋内の安心感と屋外の利便性を兼ね備えているため、休日の作業場としても最適です。
また、土間はコンクリートやタイルで仕上げられた汚れに強い空間であるため、自転車やバイクのメンテナンス、DIY作業など、汚れや音が気になる作業も気兼ねなくおこなうことができます。
4.2. お客さまや近所の方との交流の場
玄関土間はちょっとした腰掛けやテーブルを置けば、来客と気軽に会話できる「交流の場」としても活躍します。
特に地方では昔ながらの縁側に代わる空間としても機能しており、近所の方や友人と気軽に立ち話をしたり、お茶を楽しむスペースとしても利用できます。玄関先で自然と人とのつながりが生まれる点も、玄関土間の魅力の一つです。
4.3. 子どもの遊び場
雨の日でも、汚れを気にせず遊べる場所として利用できるのが土間の魅力です。三輪車やボール遊びなども気兼ねなくできるため、子育て世帯に人気があります。
また、ペットの遊ぶスペースとしても活用できます。
4.4. 家事スペース
洗濯物を一時的に干したり、靴を乾かしたりと、家事の効率化にも役立ちます。特に雨の日には、濡れても気にならない土間を活かして洗濯物を干す場所として活用できます。
また、汚れが気になって室内には置きたくない物品の一時的な置き場としても便利です。収納棚を設ければ日用品のストック置き場としても利用できます。
5. 玄関土間で後悔しないためのコツ

玄関土間を取り入れる際は、「思ったより使わなかった」と感じてしまうことのないように、事前に次のような工夫や計画がポイントになります。
5.1. 使用用途を明確にする
まずは「何のために土間をつくるのか」を明確にすることが重要です。玄関土間を設けることで、その分居室のスペースが狭くなる可能性もあるため、生活動線や収納とのバランスを考える必要があります。
趣味スペースにするのか、収納中心なのかといった使用目的を家族でよく話し合い、それに応じた広さやレイアウトを決めることが後悔しないための第一歩です。
5.2. お手入れのしやすい素材を選ぶ
玄関土間の床は汚れやすい場所であるため、掃除やお手入れがしやすく、かつ滑りにくい素材を選ぶことが重要です。タイルやコンクリートはその点で優れており、汚れが目立ちにくく耐久性も高いため、多くの家庭で採用されています。
一方で、無垢材や漆喰仕上げはデザイン性に優れており、定期的なメンテナンスを前提とすればおしゃれな空間の演出も可能です。
ライフスタイルや使用頻度に応じて、機能性とデザイン性のバランスを考えた素材選びを心がけましょう。
5.3. 断熱・換気対策をする
冬の寒さや湿気を防ぐために、窓を樹脂サッシにするほか、通気口や換気扇を設置して十分な換気を確保することが効果的です。特に玄関土間は結露しやすいため、玄関ドアには気密性と断熱性の高い製品を選ぶと安心です。
こうした対策をあらかじめ計画に取り入れておくことで、季節を問わず、より快適に過ごせる空間にできます。
5.4. 暗くならないよう工夫する
玄関土間は奥まった位置に配置されやすいため、暗くなりがちです。そこで、窓や採光ガラスを取り入れて自然光を活かしたり、間接照明を効果的に使うことで、おしゃれで明るい空間を演出することができます。
照明はダウンライトと間接照明を組み合わせることで、空間に優しい明るさを加えつつ、実用性もしっかり確保できます。
6. 一建設の玄関土間の建築実例をご紹介
一建設では、お客さまのライフスタイルに合わせた多彩な玄関土間のプランをご用意しています。ここからは実際に、一建設で建築された事例を3つご紹介します。
6.1. 6帖の土間収納、6帖の土間テラスを設けた「ちょうどいい家」

平屋建てで日当たり・風通しの良い立地を活かし、住む人数に合わせた「ちょうどいい家」を実現しました。6帖の広々とした土間収納や土間テラスは、趣味や仕事道具の保管に最適。パントリーやファミリークローゼットも各3帖あり、収納力を確保しながらLDKをすっきり見せる工夫も。設備は選択式で自由度が高く、使い勝手の良い間取りと機能性を両立しています。
6.2. ハンガーパイプを設置した広めの土間収納スペース

広さと使い勝手を両立させた住まいでも、特にこだわったのが玄関横の土間収納スペースです。車いすを置ける十分な広さを確保しているため、将来的なバリアフリーにも対応可能。外出時にすぐ羽織れるよう、ハンガーパイプも設置し、アウターやレインコートを掛ける収納としても活躍します。玄関からの動線上にあるため、靴やアウトドア用品、ベビーカーなどの置き場としても便利。生活動線をスムーズにしながら、見た目もすっきり整えられる、多機能で実用的な空間に仕上げました。
6.3. 玄関には大型の下足入れと土間収納

コストを抑えた分、自分らしい“こだわり”を随所に取り入れた住まい。なかでも印象的なのが、吹き抜けのある玄関に設けられた大型の下足入れと土間収納です。家族分の靴はもちろん、ベビーカーやアウトドア用品までゆとりを持って収納ができます。
玄関〜LDKへと続く回遊動線の一部にもなっており、来客時にも生活感を見せないスムーズな動線に。見た目と実用性を兼ね備えた和モダンな玄関空間が魅力です。
上記以外にも、一建設ではお客さまのご要望に応じたさまざまな建築実績があります。ぜひ他の建築実例もご覧ください。
7. 玄関土間の魅力を知って便利に暮らそう

玄関土間は、暮らしの幅を広げる多目的な空間として再注目されています。収納性やデザイン性、さらには趣味や家事スペースとしての実用性まで、住まいをより快適にする要素が詰まっています。一方で、レイアウトや素材選びなど、事前の検討も非常に重要です。
「玄関土間のある家を建てたい」「土間を取り入れた間取りを相談したい」とお考えの方は、ぜひ当社一建設にご相談ください。
一建設は、一戸建て年間販売約9,000棟超を誇り、全国20ヵ所に住宅展示場を展開しています。
住宅性能評価では5分野7項目で最高等級取得を標準化しており、またお客さま専任の担当者がご相談からお引渡しまで一貫してサポートします。点検サービスや長期保証など、アフターサービスも充実しています。理想の住まいづくりをトータルでサポートできる一建設に、ぜひお任せください。
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