「東京都立蔵前工科高等学校」建築科の高校生を対象にした住宅設計体験会と木造住宅の建築現場見学会を3月21日（木）に開催

年間46,000戸以上の住宅を供給する飯田グループホールディングスの中核企業の一建設株式会社（本社：東京都豊島区、代表取締役：堀口 忠美、以下、一建設）は、東京都立蔵前工科高等学校（以下、蔵前工科高等学校）建築科1年生の高校生を対象にした「住宅設計体験会」と「木造住宅の建築現場見学会」を2024年3月21日（木）に開催しました。

住宅設計体験会と木造住宅の建築現場見学会の様子

実施する目的：担い手不足の建築・建設業界への興味をもつきっかけ作り
国土交通省によると建設業の就業者数は、1997年のピーク時と比べて約29%減※となっています。
また、建設業界は、2019年4月に施行された働き方改革関連法による時間外労働時間の上限規制について、適用猶予期間が2024年3月末に期限を迎えるにあたり、年間の時間外労働時間の上限が制限される労働環境の課題（2024年問題）を抱えています。
本体験会と見学会は、将来の建築・建設業界を担う建築科の高校生に、住宅の建築現場と住宅設計の体験を通して、新しい発見や気づきを得てもらい、時代と共に変化する現場の働き方を知ってもらうことを目的に実施します。
※参照：https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/content/001493958.pdf

実施内容
午前に実施した「住宅設計体験会」では、一建設の社員により住宅設計の仕事内容の説明や3DCADを使った住宅設計の実演を行った後、蔵前工科高等学校の高校生が作図用方眼紙を使って、“自分の住みたい家”の住宅図面を作成しました。また、代表して3名の高校生に作成した住宅図面の発表をしていただきました。
午後に実際した「木造住宅の建築現場見学会」では、建築中の住宅内で、基礎工事や躯体工事の説明を受けた後、一建設で正社員として働く大工が高校生に安全な工具の使い方をレクチャーしました。また、代表して4名の高校生が実際に工具を使ってビス打ちを体験しました。

住宅設計体験会と木造住宅の建築現場見学会に参加した生徒のコメント
参加した高校生からは、「（住宅設計体験会）3DCADの使い方は、学校でまだ勉強していないので、勉強になりました。社員の方にアドバイスをいただきながら、自分の住みたい家の住宅図面を作成することができたので、とても良い図面ができました。
（木造住宅の建築現場見学会）実際に現場を見ることができて、今まで以上に大工になりたい気持ちが強くなりました。自分も人を笑顔にさせる家を建てたいと思いました。」などのコメントをもらいました。

住宅設計体験会と建築現場見学会の様子

住宅設計体験会と木造住宅の建築現場見学会の実施概要
■日時：2024年3月21日（木）
■場所：
住宅設計体験会／一建設池袋本社（豊島区南池袋2-25-5 藤久ビル東5号館9階）
木造住宅の建築現場見学会／一建設の分譲戸建住宅の現場（埼玉県上尾市小泉7-15-3）
■内容：
住宅設計体験会／開会の挨拶・住宅設計の仕事内容の説明・3DCADを使用した住宅設計の実演・高校生が住宅設計プランを書いて発表など
木造住宅の建築現場見学会／開会の挨拶・建築中の木造住宅内の見学と説明・工具の安全な使い方をレクチャー・正社員として働く大工より大工の最新の働き方の説明など
■参加者：
東京都立蔵前工科高等学校 建築科1年生 生徒28名
一建設株式会社 取締役 上原 正和
一建設株式会社 執行役員 東日本工事統括本部 本部長 藤川 基俊
一建設株式会社 生産管理本部 人材開発部 部長 菊地 修一
一建設株式会社 生産管理本部 設計部 部長 多田 和志

一建設会社概要

【本リリース発信元】
一建設株式会社　経営企画部 経営企画課
E-mail：hajime-pr@hajime-kensetsu.co.jp