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老後の住み替えは賃貸でも安心?持ち家との違いと成功するポイントを解説

最終更新日: 2025.10.30 住み替え

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老後の住まい選びで「このまま持ち家に住み続けるか、賃貸に住み替えるべきか」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

老後に賃貸へ住み替える際は、家賃負担や入居審査の課題がありますが、計画的な準備により快適な老後生活を実現できます。

この記事では、老後の賃貸住み替えに関する成功例・失敗例をもとに、費用の違いや入居審査への備え、公的制度の活用方法を解説します。

老後に賃貸を選んだ方の後悔と成功

老後の住まい選びは人生の大きな分岐点です。老後に賃貸を選んだ結果、満足できるケースもあれば後悔するケースもあります。ここでは、その違いを生む主な理由を詳しく見ていきましょう。

賃貸を選んで後悔した方の失敗例

老後に賃貸を選んだものの、予想外の問題に直面するケースもあります。主な失敗例は以下のとおりです。

  • 年金だけでは家賃の支払いが難しくなった
  • 高齢を理由に入居審査が通らず、希望する場所に住めなかった
  • 安価な物件を選んだ結果、騒音や設備不良に悩まされた

特に深刻なのが家賃負担の問題です。退職前の試算と実際の年金額に差が生じ、医療費増加も重なって、支払いが困難になる場合があります。

また、高齢者への入居制限も大きな障壁となり、選択肢が限られた結果、条件の悪い物件での生活を強いられることも少なくありません。こうした事態を防ぐためにも、老後の住まいを早めに検討し、計画的に選ぶことが大切です。

賃貸を選んで満足している方の成功例

持ち家を売却して賃貸生活を始めた高齢者のなかには、生活の質が大幅に向上したと感じている方もいます。賃貸を選んで満足した主な成功例は以下のとおりです。

  • 駅近やバリアフリー物件への住み替えで、買い物や通院が楽になった
  • 持ち家の修繕費や固定資産税の負担から解放された
  • 売却資金を老後資金として有効活用できるようになった
  • 管理人常駐の物件で防犯面の安心感が得られた

これらの事例では、家賃の負担よりも、生活の便利さや安心感を重視する傾向が見られます。

失敗・成功事例から学ぶ共通点

老後に賃貸を選んで成功している方の共通点は、退職前からの綿密な資金計画と物件選びです。年金収入の手取り額を正確に把握し、家賃を収入に対して無理のない範囲に抑えることで、安定した賃貸生活を実現しています。

物件選びでは、家賃の安さよりも立地とバリアフリー性能を重視し、将来の身体機能低下を見据えた選択をするケースが多いです。一方で、資金計画が甘く、現在の生活レベルを維持したまま賃貸に移行しようとすると、家計破綻のリスクが高まります。

老後の生活を充実させるには、家計に見合った計画と暮らしに合う住まい選びが重要です。

老後の住み替えで賃貸と持ち家はどちらがいい?

老後の住み替えでは、コストと暮らしやすさのバランスが大きな判断材料になります。賃貸か持ち家かを選ぶうえで、事前に確認しておきましょう。

生涯コストを比較|賃貸と持ち家で1,300万円差は本当?

老後の住み替えにおいて、賃貸と持ち家では生涯コストに大きな差が生まれます。都市部の中古マンション(約5,600万円)と、同等の賃貸物件(家賃21万円)に40年間住んだ場合を試算しました。以下の表で確認してみましょう。

項目持ち家賃貸
住宅ローン返済・家賃約6,900万円約1億800万円
管理費
・修繕積立金
約1,300万円
更新料
・引っ越し費用
約600万円
固定資産税など約400万円
修繕
・リフォーム費用
約400万円
火災保険料約120万円約40万円
40年間総額約9,900万円約1億1,400万円
差額+約1,400万円

この試算例では、住宅ローン完済後の負担軽減により費用差が生まれていますが、実際の費用は金利変動・修繕費の発生状況・更新料の有無・居住期間・物件価値の変動など、さまざまな要因で大きく変わります。

個人のライフプランや経済状況によって最適な選択は異なるため、詳しく比較したい場合は個別のシミュレーションを実施しましょう。

心理面と生活スタイルを比較

心理面では、持ち家が安定感、賃貸が自由度をもたらします。持ち家は「一生住める家」として安心でき、老後に住む場所を失う心配がありません。

一方、賃貸は体調変化や経済状況に応じて住み替えできる柔軟性が魅力です。

ライフスタイルの面では、持ち家は自由なリフォームが可能で、住環境を自分好みに変えられます。賃貸は設備の故障時も貸主負担で修理され、メンテナンスの手間がかかりません。

賃貸と持ち家はそれぞれに異なる魅力があるため、自分のライフスタイルや将来に対する考えを踏まえて選択しましょう。

老後に賃貸・持ち家へ住み替えるメリット・デメリット

老後の住まいを選ぶ際には、賃貸と持ち家の違いを知っておくことが大切です。ここでは、それぞれのメリット・デメリットを詳しく紹介します。

賃貸のメリット・デメリット

老後に賃貸へ住み替えるメリット・デメリットは、それぞれ以下のとおりです。

【賃貸のメリット】

  • 状況に応じて気軽に引っ越しが可能
  • 敷金・礼金程度でまとまった資金が不要
  • 設備・建物メンテナンスは貸主負担
  • 不動産所有にともなう税負担から解放
  • 高齢者向けサービス付き住宅も選択可能

【賃貸のデメリット】

  • 生涯家賃を負担しなければならない
  • 保証人確保や収入面で契約更新を断られるリスクがある
  • 間取り変更やリフォームが原則不可能
  • 家賃を払っても自分の資産にならない
  • 近隣住民とのトラブルのリスクがある

老後に賃貸へ住み替える場合、身軽さと経済状況への対応力が最大の魅力となります。一方で、継続的な支払い負担や住環境の制約もあるため、総合的な判断が必要です。

持ち家のメリット・デメリット

老後に持ち家に住み替えるメリット・デメリットは以下のとおりです。

【持ち家のメリット】

  • ローン完済後は経済的に余裕ができる
  • 長期的な住居の安定を確保できる
  • 資産になる
  • 自由にリフォームや改修ができる

【持ち家のデメリット】

  • 購入時は高額な初期費用が必要
  • 固定資産税などの継続的な税負担がある
  • 修繕費用はすべて自己負担になる
  • 住み替えが容易ではない

老後に持ち家を選択する場合、資産価値と住居の安定性が大きな安心材料となります。しかし、維持や管理を自分でおこなう責任が求められます。

老後に賃貸へ住み替える際のポイント

賃貸住み替えをうまく進めるには、環境・経済面・審査対策などの準備が必要です。それぞれのポイントを押さえて、安心できる住み替えを実現しましょう。

将来を見据えて安全で快適な立地・住空間を選ぶ

高齢期の暮らしやすさを見据えた賃貸選びが、安心した老後生活につながります。以下のポイントを考慮して物件を選ぶのがおすすめです。

  • スーパーや医療機関、公共交通機関などが徒歩圏内にある立地を優先する
  • 段差の少ないバリアフリー設計の住まいを優先する
  • オートロックや管理人配置など、防犯面に配慮する
  • 災害時の避難を考慮して、できるだけ低層階の部屋を選ぶ
  • 家族との距離を考慮し、緊急時にサポートが受けやすいエリアを選ぶ

このようなポイントを満たす物件選びにより、安全で快適な老後生活が実現できます。

審査に通りやすくする

高齢者の賃貸審査では、貸主の不安を解消する具体的な対策が必要です。まず、預貯金通帳のコピーや年金額証明書を提示し、一般的に家賃の2年分相当の資産があることを示せると審査が通りやすくなるといわれています。

また、家族に連帯保証人を依頼するか、保証会社や家賃債務保証制度(家賃滞納時に保証会社が代わりに支払う仕組み)などを活用しましょう。

「シニア相談可」「高齢者歓迎」と明記された物件や、高齢者向け住宅などを選択すれば、年齢を理由とした入居拒否を回避できます。

参照:一般財団法人 高齢者住宅財団 家賃債務保証

家賃補助・公的支援制度を活用する

老後の住まいにかかる費用を抑えるには、公的制度の活用が有効です。代表的な制度を以下にまとめました。

制度内容補足・条件
UR賃貸住宅礼金・更新料・仲介手数料不要・保証人不要保証会社の利用や収入基準書類が必要な場合あり
高齢者向け優良賃貸住宅所得に応じた家賃補助あり所得制限や対象年齢などの条件あり
自治体の家賃助成制度地域ごとに高齢者世帯向けの家賃助成制度を実施条件や助成額は自治体によって異なる
住居確保給付金収入減少・失業時に原則数ヵ月間の家賃額を支給就労活動要件・収入要件などがあり、自治体窓口で申請する

参照:UR賃貸住宅「賃貸住宅
参照:国土交通省「高齢者の居住の安定確保に関する法律施行令
参照:厚生労働省「住居確保給付金

複数の制度を活用することで、年金生活でも安心できる住居費の水準に調整できる可能性があります。なお、制度内容は各自治体ごとに異なるため、利用前に公式ホームページや担当窓口で詳細を確認することが重要です。

売却資金を確保しながら賃貸へ住み替える

持ち家を売却して賃貸に住み替える際は、持ち家の売却時期と資金計画のバランスが重要です。通常の売却では売却完了まで数ヵ月かかり、その間の仮住まい費用が発生します。

ラクいえ売却のフリーレント制度を活用すれば、売却後も最長1年間賃料無料で住み続けられるため、時間的余裕のある物件探しが可能です。

さらにキャッシュバック制度により、市場価格より高く売却できた場合は利益の一部が還元されます。時間に余裕があることで売却を急がずに済み、希望価格を維持しながらじっくりと住み替えの準備を進められます。

まとめ

老後の住み替えを成功させるには、賃貸と持ち家の特徴を理解し、自分のライフスタイルに合った選択が重要です。賃貸は住み替えの自由度が高く、持ち家は資産価値と安定性に優れています。

家賃補助制度や公的支援を活用すれば賃貸でも経済的負担を軽減できます。

老後の住み替えを成功させる重要な要素は、無理のない家賃設定、将来を見据えた立地選び、快適な住環境の確保などです。老後の住み替えをお考えなら、時間的余裕を持って新居探しができるラクいえ売却がおすすめです。

自分の状況に最適な住み替えプランを見つけて、安心できる老後生活を実現しましょう。

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