建物として残って
いくものだからこそ、
細部にまでこだわりたい

嶋田 大輔

青梅工事部所属
施工管理

コミュニケーションを大切に、
真摯に対応

施工管理は、施工現場の「工程、安全、品質、原価」をしっかり管理し、入居後のアフターサービスやメンテナンスまで行うのが主な役割です。

現場では、社員はもちろん、他の業者の方や職人さんなど、さまざまな人と調整が必要になるので、コミュニケーションを大切にしています。特に、必ず現場では職人さん一人ひとりと話をします。仕事以外の話をするなど、話しやすさを心がけ、日頃から信頼関係を築くよう心がけていますね。

当社の物件の強みはお値段以上の品質の高さです。そのクオリティを維持するためには、完成までの期間、職人さんにやり直しをお願いしたり、時には厳しい要求を出したりすることもあります。しかし、日頃から築き上げた信頼関係がベースにあることで、私の要求もスムーズに伝わり、その結果よい仕事につながると思っています。

以前アフターケアの対応で、営業とお客様との間での意思疎通がうまくいかず、クレームに発展してしまったことがありました。すぐにお客様のところに伺い、ご要望を聞きながら一つ一つ対応していったところ、最終的にはご納得いただき、当社に対する印象が変わったとおっしゃっていただいたことが印象に残っています。
お客様の対応に関しては、当社の仕様や基準をしっかり説明した上で、仕様以外の要望があった場合も、じっくりお客様の話を聞き、お客様が何を求めているのかを把握し、できるだけ気持ちよく住んでいただくために何ができるのか考え、真摯に対応することが大切であることを学びました。

最善の状態にこだわり、
アフター対応にも手を抜かない

去年は約90棟の物件を扱いました。平均すると月8棟くらいなのですが、重なるときには30棟ほど同時進行となることもあります。たとえ現場が重なり忙しい時でも、大切なマイホームを購入されるお客様のことを考え、最善の状態で建物を完成させ、お引渡しできるように心がけています。

引渡し前の立ち合い時には、お客様から指摘されたところだけでなく、自分自身の責任として、最後の最後まで気を抜かずに隅々確認をし、最善の状態にこだわります。さらに当社には、完成から6ヶ月後、2年後、5年後、10年後と、それぞれアフター対応があるのですが、点検する際にはその都度、お客様が気付かない場所も含め全体的に確認するようにしています。

物件が完成し、全体が仕上がった状態を見ると達成感を感じます。しかし、建てて終わりではなく、その後も建物として残っていくものだからこそ、細部までこだわりたいです。
今年は、昨年以上によいものを作ること、また、こだわりを持ちながら楽しく仕事ができるような後輩を育てるのが目標です。

プロフィール

転職後、入社5年目。青梅営業所工事部にて係長を務める。事業計画に沿った設計を元に、工事現場の監督として、着工~完成までを管理。2019年には社内の「最優秀監督賞」を受賞。