よくある質問Q&Aトラブルの対処方法メンテナンススケジュール住まいの点検リスト第一章・外部編第二章・内部編第三章・水回り編第四章・設備編第五章・お手入れ編お手入れカレンダー発生源は、洗濯物の部屋干し、観葉植物、電気乾燥機、石油ヒーターなどがあります。人の呼吸も冬場には無視できないほどの水蒸気が発生します。これらからの水蒸気を屋外に排出するか、発生をできるだけ少なくする工夫が必要です。換気扇をまわす、窓を開けるなどして室内で発生した湿気を屋外に排出しましょう。夜も暖房器で室温を上げたり、調理や入浴、人からの発汗などで水蒸気は増えていきます。寝る前に少しの時間 細く窓を開け風の通り道をつくると、換気しても温度はそれほど低くはならず、水蒸気を外へ逃がすことができます。65住まいのメンテナンスガイド第五章・お手入れ編断熱性の高い壁や窓は結露が起きないと考えられがちですが、最近の住宅は気密性が高く湿気が逃げないため結露は発生します。結露がつきやすい場所の代表は窓ガラスです。また窓枠のサッシ部分や玄関ドアなども温度差が生じやすく結露が発生ます。他にも湿気が溜まりやすい家具の裏なども結露が発生しています。結露を放置すると湿気により表面仕上げが汚れたり剥がれたりします。カビの発生源になるため健康面で害になります。結露が生じたときは放置しないでください。対策として費用がかかってしまいますますが、対策に有効な製品をご紹介します。工事をご検討の際は、当社までご相談ください。・結露が発生したら〜対処法① 壁や窓面に結露が発生した場合は、こまめに拭き取りましょう。② エアコン・除湿機を使用して室内湿度を下げます。またサーキュレーターで室内の空気を循環させ ると室内の湿度が分散されます。③湿気や水蒸気の発生源を絶ちましょう日常のお手入れ対策方法■リクシルの「エコカラットプラス」リクシルで販売している壁材です。エコカラットプラスには、空気を吸放出する孔(あな)があり、湿度が高い時は湿気を吸収し、乾燥している時は湿気を放出。すぐれた調湿性能で快適な湿度を保とうとします。その効果は珪藻土の約6倍、調湿壁紙の25倍以上になり、結露を抑えることが期待できます。■窓用ヒーター室内の温度と、室外の温度差が大きい窓の結露を防止するヒーターです。窓の下に置いて使用します。窓を暖めて冷気を抑制し効率よく窓辺の気温を上げられます。■複層窓ガラス・真空ガラス窓ガラスの断熱性能向上には、複層ガラスがお勧めです。2枚のガラスの間に空気の層を挟み込んだガラスになります。窓そのものの断熱性能を向上させると、窓ガラスに温度差が発生せず、結露を大幅に軽減させることができます。結露03
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