住まいのメンテナンスガイド
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よくある質問Q&Aトラブルの対処方法スケジュールメンテナンス住まいの点検リスト第一章・外部編第二章・内部編第三章・水回り編第四章・設備編第五章・お手入れ編お手入れカレンダー1〜3㎜1〜15㎜.畳表1㎡からは、50〜1000匹(100匹前後が多い)のダニが見つかるといわれています。またぬいぐるみや布製ソファーは1㎡あたり1000匹前後、じゅうたんになると1㎡あたり1000〜1万匹の範囲で生息します。ダニが発生すると、かゆみ・腫れ・ニキビ・喘息などの症状をひきおこすことがあります。ダニは高温多湿を好みます。予防方法は、次の2点を日頃から心掛けましょう。①部屋の通風と換気をする。梅雨時期や花粉の時期なごは、除湿機などを使用しましょう。②■になるフケやホコリを残さないよう掃除機をこまめにかける。カーペットや畳、クッションなどは念入りに掃除機をかけましょう。掃除機はハウスダストを撒き散らさないタイプをご使用ください。春から秋にかけて、集合住宅などで発生することが多い昆虫です。小さな虫が大量に発生することで、不快に感じる人もいるようですが、人体への害は特にありません。ヒメマキムシ科の昆虫は、体長が1〜3㎜で、黄褐色から暗赤褐色をしています。幼虫、成虫ともにカビを■にしています。野外・屋内のどちらにも生息し、カビの発生しやすい場所で多く見つかるようです。家の中の発生源としては、建材、内装材、畳、壁紙などに発生したカビに生息することが報告されています。部屋の換気をこまめに行い、■となるカビの発生を予防することと、発生したカビを除去することが大切です。室内で虫を発見した場合には、まず家の中を詳しく調べて発生源を探します。発生源が判明した場合には、掃除機で虫を吸い取り、周囲に発生したカビを取り除きます。室内で大量に発生した場合には、効き目の長い低臭性の殺虫剤を使う方法もあります。(殺虫剤を使う前には、説明書をよく読みましょう。)カビ対策や殺虫剤を使うときには、同時に家の中の大掃除を行うことをおすすめします。春から秋にかけて、集合住宅などで発生することが多い昆虫です。人体への害は特にありませんが、チャタテムシの死がいが舞って吸い込むとアレルギーの原因となる可能性があります。一般的には戸外の乾燥木、樹皮上、葉上、石面、地表など野外に生活し、蘚苔類、カビ又は、腐敗有機物を食べています。屋内にも生息し、家具、書籍、ダンボール等の紙類、皮革製品、菓子、麺類、穀類、チーズ、鰹節、 干魚、その他貯蔵食品の他色々なものに多く、それらのカビや菌類を食べて生活しています。噛虫目の昆虫で成虫は1mm〜1.5mm位、淡黄褐色で、人体を噛む等の直接影響を与えることはありません。雑食性であり屋内害虫として、住宅の新旧に拘わらず、屋内の至る所に生息している可能性があります。光を嫌い、畳下の床板の上、引出し等の中、紙類の間、押入れ等に生活し、夜は比較的表面に出て活動します。ベランダなどに置かれた湿気を持った植木などに多く見られることがあります。梅雨から夏にかけて大発生することが多く活動が活発になる湿度は75〜90%です。湿度がこの虫の発生に大きな原因となりますので、多湿を防ぐようにしましょう。64住まいのメンテナンスガイド第五章・お手入れ編・特長・対策・特長・対策日常の対策■ダニ■ヒメマキムシ■チャタテ虫ダニ・虫02

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