よくある質問Q&Aトラブルの対処方法メンテナンススケジュール住まいの点検リスト第一章・外部編第二章・内部編第三章・水回り編第四章・設備編第五章・お手入れ編お手入れカレンダーアンペアブレーカー電気会社と契約した電力量(契約アンペア)を超える電流が流れた時に、電気の供給を自動的に電気停止させます。故障やショートなど過度の負荷がかかると安全に遮断することができます。これで電気が使えるようになりますが、漏電は火災の原因になり非常に危険です。故障箇所は回路に繋がる電気器具を外したりして、漏電の原因を確かめる必要があります。すぐに電気工事店や電気管理技術者に連絡して点検してもらいましょう。漏電ブレーカーが「入」の状態であることを確認してテストボタンを押します。正常に機能している場合は、押し込まれていた漏電表示ボタンが飛び出し、住宅内の電気が切れるでしょう。 異常がなければ、漏電表示ボタンを押し戻した後で、漏電ブレーカーを「入」に戻せば、電気が復旧して使えるようになります。※機種によってはボタン自体がない場合もあります。テストボタン漏電表示ボタン漏電遮断器屋内配線や家電製品が漏電したとき、その異常を検知して電気の流れを自動で遮断します。火災や感電の事故を防ぐ安全装置です。配線用遮断器分電盤から各部屋・場所への電気回路に配電する場合はこの配線用遮断器が使用されています。容量以上の電気が流れたときに、その回路のみを遮断し、家全体の電気が止まるのを防ぐための装置です。57住まいのメンテナンスガイド第四章・設備編分電盤とは、外の電柱より引込線を通ってきた電気を家庭内の部屋ごとに分配する役割をする装置です。また電気を安全に分配すという役割も持っています。分電盤には過度の電流が流れた際に電気を遮断するブレーカーや、漏電を防止するための漏電遮断器の機能を持っています。<復旧の対処手順>① 配線用遮断機のスイッチを全て切ります。② 配線用遮断機のスイッチを一つずつオンにしていきます。③ 漏電遮断機が切れた時、その回路が漏電しているかわかる。④ 漏電している回路の配線遮断機(安全ブレーカー)のみ切り、漏電遮断機を入れる。*月に1度は漏電遮断機についているテストボタンを押し、正しく作動するか否かを確認しましょう。分電盤の役割トラブルの対処■漏電遮断機が働いた場合漏電遮断機は、回路のどこかに漏電があるため自動的に電気を止めています。分電盤03
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