住まいのメンテナンスガイド
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よくある質問Q&Aトラブルの対処方法スケジュールメンテナンス住まいの点検リスト第一章・外部編第二章・内部編第三章・水回り編第四章・設備編第五章・お手入れ編お手入れカレンダー低高図1大引材を反転させ、鋼製束の高さを調整し、土間とコンクリートと接着させます。実鳴りは、フローリングの板と板の継ぎ目部分(図1参照)がこすれて音を発することが主な原因です。釘鳴りは、「調湿機能」という木の特性が働いて空気中の湿度などによって、木が伸縮している時、フローリングが浮き上がることによって、フローリングを固定している釘(図2参照)下地とこすれて音を発することが主な原因です。束鳴りは、床を構成する大引きという材料が乾燥により小さくなり、大引きを支える束(鋼製束)が微妙に動くことが音を発する主な原因です。(図3参照)これらの現象がおこると不安になりますが、性能上の欠陥・構造上の問題であることは、非常に少ないと言われています。※ターンバックルを回し、 大引の高さ(レベル)を調整します。※接着剤乾燥まで、浮き上がり防止のため 仮止めとして対角(2ヶ所)に釘止め を推奨します。 (右)時計回りで高くなります図2図3鋼製束上下のナットを締め付けて高さを固定します。フローリング下地合板大引き42(左)反時計回りで低くなります住まいのメンテナンスガイド第二章・内部編下部の六角ナットも右回りで締まります。床鳴りの原因は大きく分けて下記の3つに分かれます。1)実(さね)鳴り2)釘鳴り3)束鳴り床鳴りの原因調整方法■床下鋼製束調整床下鋼製束08

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