よくある質問Q&Aトラブルの対処方法メンテナンススケジュール住まいの点検リスト第一章・外部編第二章・内部編第三章・水回り編第四章・設備編第五章・お手入れ編お手入れカレンダー・・・・・・・フローリング構造用合板床下面の構造木材乾燥伸縮などにより、支えとなる鋼製束を伸ばす調整が必要となる場合があります。床のバウンドまたは、床鳴りなどが発生した場合は、調整作業を行います。41住まいのメンテナンスガイド第二章・内部編フローリングを美しく保つためには、日頃のお手入れと定期的なワックスがけが重要です。大きな埃は掃除機やほうきを使って取り除き、小さな埃や汚れは乾いた雑巾で拭き取ります。フローリングは水分に弱いため、濡れた雑巾を使うと表面が劣化してしまいます。ひどい汚れの場合のみ、固く絞った雑巾を使い、使用後は水気が残らないよう乾拭きをしましょう。ワックスは、擦り傷防止や表面の保護・艶出しのために半年に1度行いますと美しさが長持ちします。木質フローリングには「ワックス不要タイプ」、樹脂ワックスが適応しにくいタイプもありますので、ご注意ください。ピアノ等の重量物を置く場所には、小さな板などを敷いて重量を分散させてください。椅子の脚にもフェルトやゴムキャップを使うとキズが付きません。直射日光を受けたり、暖房器具の熱を受けたりするとたわみ、塗膜に変色が生じたり、表面化粧板、 基材にヒビが入ったりします。大型冷蔵庫の温風が直接当たらないように、別の板かビニールシートなどを敷いてください。水、コーヒー、醤油、お酒、ジュースなどをこぼしたらしみ込む前にすぐに拭き取り、ぬるま湯を含めた雑巾で拭き取ります。その後乾拭きして水気を十分取り除いてください。水がしみ込むと表面材の割れや剥離する場合があります。アメやジャム、キャンディといった固体状のものが付いて固まってしまったら、フローリングの表面を傷付けないよう注意しながら削り取ります。削り残した分を取りやすくするために、中性洗剤を薄めた熱湯を含ませた雑巾で拭き、さらに固く絞った雑巾で洗剤を取り、乾拭きで仕上げます。クレヨンと化粧品は、シミにならないうちに家庭用ベンジンを含ませた布できれいに拭き取ります。化粧品などお使いになるお部屋では、敷物などでフローリングの保護をすることをおすすめします。床束(ゆかづか)とは、簡単に言うと一階の床組みで基礎のない部分の床を支えているものです。乾燥や収縮による床鳴りを防ぐために高さ調整ができるようになっています。お客様自身で行うことはありませんが、構造についてご説明いたします。日常のお手入れ注意点床の構造フローリング07
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