住まいのメンテナンスガイド
41/70

よくある質問Q&Aトラブルの対処方法スケジュールメンテナンス住まいの点検リスト第一章・外部編第二章・内部編第三章・水回り編第四章・設備編第五章・お手入れ編お手入れカレンダー40住まいのメンテナンスガイド第二章・内部編畳の掃除は、掃除機やほうきを使ってゴミを掃き出します。基本的な掃除の仕方は、畳の目に沿ってゆっくり掃除をすることです。目に逆らうと畳の■間にホコリやゴミが入ってしまいます。また畳自体を傷める原因となります。ほこりやゴミを取り除いたら、次に雑巾で拭きます。畳は水分に弱いので乾拭きです。ほうきと同様に畳の目に沿って雑巾掛けをします。しかし、いくら水拭き出来ないとはいえ、乾拭きだけではやはり汚れは少しづつ蓄積されていってしまいます。乾拭きだけで汚れが落ちない場合は、固く絞った雑巾で拭いた後、必ず乾拭きをして仕上げます。最後に掃除の後は換気をしっかり行って、畳に湿気を残さないことも大切です。<畳の上に重いものや家具を置かない>タンスやソファのような重い家具を畳の上に置いていると、強い圧力がかかった場所の畳表面には凹みが出来てしまいます。また、家具があることで、畳の焼け跡が出来たり湿気が溜まりカビやダニが発生しやすくなります。どうしても家具を置く場合は、カーペットの切れ端や、凹み防止の商品などを敷いてから置くようにしましょう。<念入りに掃除をしたい時>酢を使用した掃除方法。酢は、汚れを取りやすくしたり黄ばみを防止する効果があり、酢に含まれる漂白成分が畳を綺麗にしてくれます。やり方は、酢を水で薄めた希釈液(酢水)を作ります。少し酸っぱい匂いが残る程度です。バケツに半分の水または、ぬるま湯におちょこ1杯分(スプーン3杯位)の酢。その酢水で濡らした雑巾を、かたく絞って畳を拭きます。畳を拭くときは、畳掃除の基本である「目に沿って」を守りましょう。酢の匂いが気になるときは量を調節してください、少なめでも大丈夫です。ただし、畳のへり(縁)は変色する可能性があります。つかないよう注意して拭いていきましょう。最後に仕上げとして、乾燥促進を兼ねて乾いた雑巾でもう一度乾拭きします。日常のお手入れ注意点ワンポイント!畳06

元のページ  ../index.html#41

このブックを見る