よくある質問Q&Aトラブルの対処方法メンテナンススケジュール住まいの点検リスト第一章・外部編第二章・内部編第三章・水回り編第四章・設備編第五章・お手入れ編お手入れカレンダー<塗装面の色あせや■び、白い粉が付着していないか>表面を軽く手で擦り白い粉や、塗装の色が手に付着するようであれば、塗装の劣化が進行しています。施工後の年数を配慮して塗替えをご検討ください。<サイディング材にひび割れ、反り、剥離がないか>目視にて点検して下さい。微細なひび割れは補修を行い、亀裂が大きく著しい欠損やはがれ落ちそうな場合は部分的な張り替えが必要です。軽度な反りは釘の増し打ちによる補修が可能ですが、状況により張り替えが必要な場合もあります。地震の後などは特に釘まわりの点検を行ってください。<コケ・カビ・藻などの発生していないか>防水性がなくなるとカビ・コケ・藻が発生します。これは壁が水を含んでいる証拠です。このまま放置してしまうと、壁材内部を弱らせてしまいますので、早急に対処が必要です。<シーリングの状態を確認>表面を指で押して弾力を確認。劣化してくると硬化しひび割れや剥離の原因になります。<シーリングに 剥離がないか>シーリング部分を目視にて点検して下さい。剥離が大きい場合は薄いゲージ(名刺等)を差し込み、奥まで入るようでしたら、補修が必要です。補修時期は住宅環境やお手入れ状況によって異なり目安としてご参照ください17住まいのメンテナンスガイド第一章・外部編外壁は、風雨に晒されているので空気中の塵埃や砂や排気ガスなどで表面が汚れていきます。またカビやコケなども付着することがあります。耐久性が高い外壁と言っても汚れを放置していると劣化を早める原因となりますのでなるべく早めに落とすようにしましょう。汚れが気になったら、洗車用などの柔らかいブラシやスポンジ、モップなどを使用して汚れを洗い落としましょう。しつこい汚れには中性洗剤を使用して落とします。外壁用の洗剤なども市販されています。洗剤は最後に水でよく流し落としてください。デッキブラシなどの硬いもので強く擦ったり高圧洗浄機を強い水圧で使用してはいけません。表面を保護している塗膜が傷み、余計に汚れやすくなってしまいます。高い場所などは、伸縮棒付きのブラシやモップをご使用ください。※梯子や脚立を使って掃除することは大変危険です。絶対におやめください。①ホース等で散水をする場合は、必ず上から下に向けて流す 下から上へ流すとサイディングの横の継ぎ目から壁の内部へ水が浸入することがあります。②サイディングの継ぎ目は注意して洗う 継ぎ目には水が入らないようにシーリング剤が充填されています。壁よりも柔らかいので強く擦っ たりすると剥がれて漏水の原因になります。③揮発性のシンナーや漂白剤、クレンザーなどの研磨剤入りの洗剤を使用しない 塗膜だけでなくサイディング材そのものを傷めることがあります。●サイディング材●シーリング部日常のお手入れ注意点点検チェックPOINT補修時期の目安5年〜7年約10年約30年シーリングの打ち替えサイディング壁の再塗装サイディング壁の張り替え外壁(サイディング)01
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