細田貴美

設計部生産設計課

現在は、設計部で主に図面の確認作業を担当しています。営業がお客様にとって一番よいものを想像しながら計画したプランを、建築基準法や社内基準などと照合して確認します。その後設計事務所に作図を依頼し、完成した図面を、再度念入りにチェックします。

図面は私が確認するだけでなく、部署内で複数のチェックが入ります。さらにその後、構造課でもたくさんの人が確認し、気が付いたことは積極的に提案をしてくれるので、より安心で精度の高いご提案につながっていると思います。これは自社一貫プロセスによる大きな強みでもありますね。

私が特にこだわっていることは、一つ一つの仕事を単なる「作業」にしないことです。当社では、常にたくさんの物件を扱わせていただいているので、確認する図面も膨大な数になります。

しかし、見落としや間違いがないよう慎重に確認することはもちろん、一つ一つの物件がお客様にとって大切な宝物であることを常に意識し、それぞれのプランがお客様にとって一番よいプランになるようにとことん気を配ります。

プランを確認する上では、入社当初、2年間現場で施工管理を担当していたことがとても役に立っています。現場に立ち会い、職人さんやお客様からのリアルな意見を聞いていたため、図面を見ていても現場を想像することができ、仕事にもより深みや広がりがでると感じています。

私は小さいころから、不動産のチラシで、図面を見るのが大好きでした。図面を見ながらできあがった家を勝手に想像してはワクワクしていたのを思い出します。

今度は私が、図面を見た方がご自分の新居での生活を想像してワクワクするようなプランを作れるよう、日々仕事と向き合っていきたいと思っています。

入社5年目。建築系の大学を卒業後入社。工事部で施工管理に携わり、2年後、設計部に異動となり現職。日々大量の図面と格闘するため、ハンドクリームと指サックは必須アイテム。